カップラーメンの話

私はラーメンが大好きです。そしてカップラーメンもけっこう食べます。

西村信子

味はわりと何でもいい方で、とにかく麺とスープが揃った“ラーメン”と呼べる物なら何でも好きです。
ちょっとしたラーメンフリークなのかもしれません。あ、言い過ぎたかも。

カップラーメンって色々な楽しみ方ができるので好きなんですよね。
たとえば、お箸で食べるか・フォークで食べるかだけでも味わいに違いが出るような気がします。

あの縦型の形をしたカップラーメンをフォークで食べると、昔テレビで見た某大手食品企業のコマーシャルで超有名俳優がキャンプしながら食べていたシーンを思い出します。

あとはちょい足し。
マヨネーズやテーブルコショウをさっと加えるだけで、味わいが変化して美味しいんですよ。
暑い日にはお湯を少なめにして氷を投入するのもまた良しです。

そういえばカップラーメンの話ではないですが、ラーメンつながりの話を。
「南極料理人」という映画で、南極観測隊の隊長が備蓄のラーメンを夜な夜な食べていたエピソードを思い出しました。

南極はお湯の沸点が低いのでアツアツにならず、ラーメンを茹でても硬い芯が残ってしまうんだとか。
試作をするうちに、ついにラーメンの在庫も底を尽きてしまい、隊長がラーメンを食べたいと涙ながらに語るシーンは思わずこちらも落涙してしまうほどです(大げさですね)。

その後、紆余曲折を経て、体調をはじめとした南極観測隊のメンバーはラーメンにありつくことができたのですが、そのラーメンを食べているシーンが最高に美味しそうだったのをよく覚えています。

思い出してみると、私のカップラーメンの記憶はテレビなどの映像イメージと密接に結びついているのかもしれません。少しノスタルジックな気分になりました。

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