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知能検査(WAIS-IV)を受けてきました

初めまして。西田です。

先日、WAIS-IVを受けてきたので記憶が薄れないうちに備忘録として残します。テスト内容のネタバレを含みますので、WAIS-IVの検査を予定している方は読まないことをオススメします。

また、「そもそも知能検査とは?」の部分はネットの海に分かりやすい記事が山ほどあるのでそちらを御覧ください。

■行こうと思った理由

①趣味のゲームがなかなか上手くならない
この西田、APEXとかOVERWATCHとかそういうFPSゲームをやっているのですが、もう初心者は名乗れないであろうプレイ年数を経過した今なお、目も当てられないド下手くそなんですよね。目の前の情報が追いきれなくて焦ってしまったり、色んな所を見ることができずに訳も分からず死んだり。動画を撮ったり解説動画を見たりと自分なりに努力し牛歩のスピードでは上達しているのですがフレンドと比べて戦犯が過ぎるのです。

そんなこんなで試行錯誤をしていたある日、You Tubeのとある動画で知能検査というものを知りました。そしてその動画で、目で見た情報を処理する能力とかそういうものが測れるらしいというニワカ知識を得て考えたわけです。
「この検査の結果を元に、苦手を補う動きや練習方法というのを考えられるんじゃないか…?」
「もし脳の機能的にFPSができない体なのだと分かったら、もう結果の出ない努力で苦しまずいっそスッパリ諦められるのでは…?」
ただよくよく調べた結果、知能検査がゲームの上達と関係あるかは正直微妙なところでした。どちらかというと動体視力とか感覚器官のスペックの問題なのかも…?

関係あるのかどうか、検査結果を聞く時に心理士さんに聞いてみようかと思っています。が、まあ受けてみる分には損はないかなとひとつのきっかけになったわけです。
てか、ゲームが理由で知能検査受けに行く人とかおる…?

②仕事に役立てたい
そんなこんなでゲームに役に立つかはわからないけども、どうやら私生活や仕事での得手不得手を把握するには良いということがわかりました。
現状、仕事では一定の評価と立ち位置を確保できていますが、より仕事ができるようになる(ひいては給料が上がるw)ヒントが得られるのであればそれはそれで気になるところです。
てかよく考えたら、変なビジネスセミナーとか啓発書にお金出すくらいなら科学的に立証された検査に課金した方が良いのでは…?と思ったり。変じゃないセミナーに課金するとしても、まずは自分の特性を理解してからでないと実行が難しかったり自分の行動に落とし込めない部分もあるんじゃないのかなーと。セミナーで10万ボルトが強いって聞いても自分が物理攻撃特化のポケモンだったら意味ないじゃん?ってね。

③発達障害の検査にもなるらしい
定型発達者は各検査項目ごとの数値がだいたい同じ範囲になるそうなのですが、発達障害者では15ポイント以上差が出る傾向があるそうです。
そう言えばこの西田、過去に発達障害疑いアリと診断されたことがありまして。学校に通えない、公共料金を払えない、課題をこなせない、等々で家族に迷惑をかけまくっていました。なんやかんや頑張った結果、今は仕事も私生活も特に困っていないのですが、先延ばし癖などはまだ片鱗を見せる時があります。もし本当に発達障害ならそれなりの対処をしてよりしっかりした人間になりたいので、ついでに調べられるなら一石二鳥です。

■費用など

都内の某クリニックで予約しました。保険適用外で1万円でした。
保険適用内でやる場合は3千円くらいらしいですが、興味本位の検査なのでどうせ保険は使えないでしょうし…。
たかだかゲームのために1万円を出すあたりに本気度が伺えますが、スキルタウンとかでコーチングを数回お願いしたらこのくらいはいく額なので西田的にはそんなに高くないかなと。(※個人の感想です)
そのクリニックでは知能検査で発達障害傾向が見られた場合はQEEG検査やTMS治療なども受けられるとのことで、もしもの際はそのまま治療ができるというのも決め手になりました。家から30分くらいだし。

■検査内容と感想

やっと本題です。
あまり記憶力が良くないので既にうろ覚えですが、覚えている限り書き残しておきます。結果を聞いたらまた見返すと面白いかなーとか思ったり。

・積木模様
模様のついたサイコロを組み合わせて、見せられた図と同じ形を作るテスト。これはかなりテンポよく行えました。
心理士さんも「テンポ良くできてますね」と言っていたのでわりとできたのかな?と。最後の問題だけ少し時間を要しました。

・類似
2つの単語のどこが似ているか答えるテスト。
最初はバナナとリンゴレベルなのですが、途中から賛同と批判、のような真逆の言葉になり「そういう系かよ~!」と心の中でツッコミましたw後半になるにつれ説明が難しくて言葉が出てこず、あまり適したと言えない単語で「○○というか……XXというか……」のような曖昧な答え方になりました。

・数唱
言われた数字を繰り返して言うテスト。
6~7桁目でだいぶ怪しかったです。目の前の空間に頭の中で文字を映写しつつ、3-3とか4-4で分けてリズムで覚えましたが後ろを覚える間に前を忘れてしまう始末……。結果を聞かずとも脳のメモリは圧倒的に足りないだろうなと察しましたw

・語音整列
言われた数字を逆から言うテストと、小さい順に並び替えて言うテスト。
逆から言うのは正直死にましたw 6~7桁くらいで死んだかな?
小さい順に並び替えて言う方が圧倒的に楽でした。麻雀の配牌整理の要領で脳内に映像を出して並び変えながら聞いていたのでわりとすんなり答えられていたと思います。
並び替えのほうが麻雀の要領でやりやすいと言ったら心理士さんが笑って確かにwとなっていましたw(心理士さんが話に乗ってくれる方でとても感じが良かったです)

・記号探し
これが一番得意だったかもしれません。私にも得意なものがあった!!!
冊子の2P目から7P目までみっしり設問があり、「全部は解ききれない量になっています」と言われましたが7P目の真ん中くらいまで行きました。脳が回転してスピードに乗っている感覚が気持ち良かった……。よく中高で数学の問題を解いている時も似たような感覚になったなぁと思いました。心理士さんが「これは結果に期待して良いかもしれませんよ!」と言っていたのでここに関しては結果が楽しみです。ウオオオオ\( 'ω')/

・単語
単語の説明をするテスト。
言葉系はまじで無理ぃぃ~!!と自覚しました。「具体的」の説明に具体的という言葉を使いそうになってしまう!意味は分かるし使う言葉なのに説明できない……。後半はずっと「国語辞典作ってる人天才だろ…」と思っていましたw

・行列推理
ネットのIQテストでよくあるやつ。規則性を見つけて当てはまりそうな図形を答えるやつ。
これは得意なつもりだったのですが、制限時間があると思い焦って後半適当に選んでしまいました。あと人に見られていると早くやらなきゃと思ってしまう……。単語のテストでも、一度言ったら言い直さないようにしたりと謎の気遣いをしてしまっていましたが、こちらも謎の焦りや気遣いが発動してしまいました。好きな問題をきちんと落ち着いて解けなかったので残念です。

・算数
解法自体は簡単なのに暗算ができず発狂!!紙に書いて解かせてくれぇ~~~!!!計算問題が大好きな分、不自由な方法でやらされてとてもストレスが溜まりました。繰り上がりの桁を覚えておいたら下一桁を忘れる、など明らかにワーキングメモリーが足りない感じがありました。

・パズル
これも割と得意だったかも?制限時間があったのですが、最後の方まであまり難しいと感じませんでした。あまり難しくないから速さが大事で制限時間があるのかな?残り10秒のコールが入った問題あたりで終わりになりました。

・符号
記号探しの似たようなみたいな感じでこれも得意かなーと思ったのですが、こちらは残り数行残して終わりだったので普通かも。
やっていてもう少し効率良いやり方ができそうに感じたのですが、そのままのやり方でゴリ押ししちゃったので残念。

■結果について

10日ほどで出るとのことでしたが、予約のタイミングが合わなかったので3週間後に結果を聞きに行ってきます。
結果が分かったらまた記事を書こうと思いますので、良かったら見てくださいね。

やっている段階で明らかに得手不得手を感じたので、なんとなく結果がわかるような気はしている西田です。toto的な感じで予想を書いておくと、こんな感じ。

■結果予想
・言語理解 …平均かちょい下 予想
・知覚推理 …平均かちょい上 予想
・ワーキングメモリ …クソ雑魚ナメクジ 予想
・処理速度 …平均ちょい上 予想

ただこれが具体的に趣味や仕事で何に影響するか、というのは心理士さんの解説やアドバイスを聞かないことには…ですよね。
気になるポイントが沢山ありすぎるので、いっぱい質問しに行きたいと思います。コミュ障だから喋れるかわからんけど。

楽しみで眠れねーや!

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