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心の距離とソーシャルディスタンス

私の仕事は、「ご依頼者の方とお話をして心の距離を縮めることで、
本音を引き出し、お困りごとを解決すること」です。

つまり、わたしにとって、
相手との心の距離を縮めるということがとても大切です。

もちろんそのための方法は相手によって違うのですが、
昨今の感染症対策「ソーシャルディスタンス」を保つことと
心の距離と縮めるとの両立って
難しいなぁと感じていた今日この頃。

マスクやフェイスガード、アクリル板、消毒・・・。

とても重要だしもちろん万全の対策をするけれど、わかってるけど・・・
一方で、その圧迫感や心理的な壁をどう取り除こうかと
頭をひねっておりました。


でも、先日お客様のご自宅を訪問させていただいたときに
これって両立できる!いやむしろ、やり方によっては感染対策で
居心地の良さや心のつながりを作り出すことができるんじゃないか?
と思ったのです!!

カギは「相手を思いやる気遣い」が見えること。


そのお客様は徹底した感染対策を取られていました。

・玄関に入る前にアルコール消毒
・玄関に入ってアルコール消毒
・洗面所で石鹸で手洗い。
 手をふく紙ナプキンとうがいをするための紙コップ完備
・手元には除菌シート
・そして・・・ダイニングテーブルにはアクリル板!!!!!

まずここまで万全にしてくださったことで、感染についての不安を感じることなく安心してお話しできた。

そして同時に、居心地がよい空間で心の距離を感じずにいられたのは、
その方の私に対するお気遣いが、そこかしこに感じられたからだと思います。


私が入ってくる動線を予想して準備をしてくださったこと。
こんな状況なのにお茶やお菓子でもてなそうとしてくださったこと。
温かいお茶が安心してお代わりできるようにとポットや除菌お手拭きまで
置いてくださったこと。

相手を思いやる気持ちを感じられれば
物理的な距離があっても、気持ちのよい空間を作りだすことが
できるんだなと、お客様から学ばせていただきました。
本当にありがたいことです。


コロナ禍のいまだからこそ、お困りごとをかかえても
相談しにくくなっている方が多いはず。

感染対策を言い訳にせず、どんな状況でも心を通い合わせて
安心してご相談していただける空間を作っていこうと
おもいました。




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