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『オンライン会議での会話術😄』Voicy2021年5月28日


昨日ちょっとお堅いオンライン会議に参加させていただきました。

会議がスタートする15分前にはルームに入室し、5分前には着席のほどお願いいたしますっていうような、すごく硬い感じの会議でした。

そこで、あっ、て気がついたことがあります。

それはニコニコしながら聞いているのは、私だけだということと、うんうんうんって、頷いている人もほとんどいない、ということでした。

昨日ほどのあの相槌を、リアルで話している時にやったら、かなり不自然だと思います。

首を大きく振って、「へ〜っ」て言う時にも、音はミュートしていますから、音がなくてもわかるように、へ〜っていう顔をするんですね😮
結構変な顔だったと思いますけど(笑)

なぜそうするかというと、「聞いていますよ、あなたの話はちゃんと届いていますよ」っていうことを伝えたいからですよね。それを自然にやってました。

でも、もちろんそれを対面の時にやったら不自然です。

そこで思ったんですね。話をするとき、時には自分の自然を手放すことが大切だということを。

例えば私いつもVoicyさんで、毎朝「おはようございます☺️」って言っていますけれども、それは皆さんがだいたいスマートフォンとかあるいはイヤホン、ヘッドホンをつけてね聞いてくださってる、この距離感。

また、私の口からマイクまでの距離が20cmぐらいですかね。その距離感。

一対一で聞くボイスメディアであるということ。そういうことで、おはようございます☺️って言うのはとても自然な感じですね。

では、もしこれが何か出てくる舞台だったとしましょう。

そうしたら私は同じように、このVoicyを自分で録音している「おはようございます☺️」をどんな風に言うかというと、きっと大きな声で「おはようございます!!」って言うと思います。

どういうことかと言うと、それが舞台をご覧になっている方にとっては自然だからですね。

でも自分にとっては、それは自然じゃないですよね。そんな大きなおはようございますを言うことはないです。

表現というのは見てくださる方、聞いてくださる方にとってどうであるかっていうことを基準に、作られているんじゃないかと思うんですよね。

能、狂言とかだと、ちょっと中腰になってこう足を、あのぺたりと言うんですか、そっとつま先を上げてストンと下ろすという歩き方がありますよね、あの歩き方なんていうのも、普段あんな歩き方をしないわけですよね。だけれども、舞台の芸能としてはあれが自然な歩き方なわけです。

話し方に話を戻しますと、Zoomあるいは、オンラインでの会議場は、相手に届く情報というのが、本当に切り取られた画面だけです。

ですから、その中でのコミュニケーションとしての自然、伝わりやすさというのはどんな表現だろうかと考えた時に、これはやっぱり普段よりも、ちょっと大きな動きの相槌ぐらい、それでちょうどいいんじゃないかと思います。

その時に邪魔するのが、自分にとっての不自然さです。だって普段そんなことしないんですもん。

なんかそんな大げさに「うんうん」とかいうのって自分らしくないよって、思うじゃないですか。その自分というもののこだわりを、どれくらい手放せるか

例えば、人前でお話をする時に一対一で話すように、体を全く動かさず、普段話す声の大きさで喋っていたら、やっぱ不自然なんです。

相手の人数に合わせて、大きな声で「おはようございます」ってなるわけですよね。

ですから、ちょっと自分のこだわりを、あるいは自分にとっての自然を手放してみるのはいかがでしょうか。

きっとね、リモートワークでオンラインの会議がある方、多いと思います。

自分にとってちょっと不自然で変だなっていうくらい笑顔で、あるいは大きく相槌を打ってみるっていうのはいかがでしょうか。

きっとねそれだけで、何かが変わると思いますよ。

Voicyリンク♬


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