◯◯を変えると話はわかりやすくなる😉孫正義さんのプレゼン分析(voicy2021/5/31)
さて、今日はわかりやすい話し方がテーマです。
わかりやすく話を伝えるにはいろんなコツがありますが、中でも今日着目したいのは接続詞です。
「うわーもうなんか接続していう言葉を聞いただけで、国語の文法なんか苦手!難しそう!」って感じがするかもしれませんがそんなことはありません。
私たち普段から会話の中で接続詞は使ってますよね。「例えば」とかね。その「例えば」っていうのは例をあげるとき。
・それから
・だから
・そして
・そこで
・でも
・なぜかっていうと
ものすごくたくさんの接続詞を使いますよね。皆さん他にはどんなのが浮かびますか?あえて接続詞をあげてと言われると、なかなか浮かんで来ないかもしれません。
接続詞っていうのは皆さんご存知のように、話していたことから、次にその話題が変わる時にそのつなぎ目みたいな役割をしてくれますよね。
「だから」ってきたら理由が来るんだなってわかります。「でも」って言われたら逆のことが来るんだなぁとわかります。
つまり、お話のかたまりとかたまりの関係がわかるから流れがわかるわけなんです。
ところが、接続詞を明確に使うよりも、たった一言でなんとなくつながっちゃった感じがする便利な接続詞があるわけです。
それは何かというと「それで」っていう接続詞ですね。どんな時も「それで」って言ってるとなんとなく話はつながってるような感じがすると思いませんか。「それで~。それで…。」って。でも、全部それでって言っていると、どんなつながりなのかがわかりにくいですね。
その事にちょっと違う角度から気が付いたのが
孫正義さんの英語のプレゼンテーションを分析してほしいというある雑誌社さんからのご依頼でした。
その映像を拝見していたら、やっぱり「それで」という接続詞が多かったんですね。英語で言うと、so, so, so,っていうのがすごく多かったわけです。
アメリカ人の友人と見ていて、「これ勿体無いよね」「接続詞をhoweverとかね、butとかthenとか、そんな風にいろんなバリエーションを使ったら、もっとわかりやすくなるのにね」って言っていました。これって日本語と同じだなあと思いました。
中でも、注目をして欲しいことを言う時に次のような接続詞を使いますよね。「つまり」は言い換える時に、「一方では」は対比の時に使います。「あるいは」は選択肢ですね。
そんなわけで(「そんなわけで」って言うのも接続詞かな🤣)、自分がどういった接続詞を使って文をつなげているか、お話をつなげているかということにちょっと着目してみてはいかがでしょうか。
また、自分のことはわかりにくいなって感じた場合は、周りの方の話に目を向けてみると良いかもしれません。
そうすると、話がわかりやすい人は接続詞を上手に使っている、という事にきっと気がつくと思います。
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