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詩の展示 「ろじのひと」 1 / 11 - 2 / 5


みなさん、路地はお好きですか。
僕は好きです。
あのしずかな小道になにか別の世界の存在を想像してしまうのです。
そんな幻想を抱きつつふらふらと路地を歩いてしまいます。

大阪 天六の「喫茶路地」で、
詩の展示「ろじのひと」を開催します。

大阪中心部には珍しいほそい路地にそのお店はあります。
大正時代の長屋がそもそもの発祥のようです。
この周辺は昭和前期の空襲や昭和後期の経済発展の被害にも遭わず奇跡的に残った一角だとおもいます。

その道のりとお店の佇まいに、きっとどきどきされるとおもいます。


展示期間は、2023年1月11日〜2月5日です。
僕がイメージした特製焙煎珈琲豆の販売があります。
特製小詩集「ろじのひと」や、これまでの詩集の販売もあります。


★  詩の朗読会 を 開催します  ★
2 / 4 (土)   19:30開演 (19:00 開場)  
参加費用 1,500円 ワンドリンクと焼き菓子付き
(★要予約  1 / 11  13:00より受付開始 喫茶路地 HP 又は 店頭にて)
(満席となりました。ありがとうございます)


【お店の情報】
喫茶路地

大阪市北区浪花9-5
Open  水〜日  13:00 - 18:00
Close  月・火


【チラシより】

以前、2018年ごろでしょうか、たまたまこのお店の前を通りかかったことがありました。
しずかな路地に、やさしげな雰囲気。
とても惹かれたことをおぼえています。
でも、磨硝子の扉でなかの様子は伺えません。
それが秘密めいていて記憶に残りました。
この場所は、入りたいけれど入れないお店だったのです。

2022年の秋に、詩歌専門書店「葉ね文庫」(大阪 中崎町)の池上規公子さんから、以下のような連絡がありました。

 近所に「喫茶路地」さんという落ち着いた佇まいの喫茶店があるのですが、そこで詩の展示をしませんか。

えっ、もしかして。
調べると、やはりあのお店でした。
次の週には、磨硝子の扉をそっと開け、香りのよい珈琲をしずかに飲んでいました。

なにかふしぎな縁があって、この展示がはじまったような気がしています。


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プロフィール

詩人
京都生まれ、奈良在住

主な著作
詩文集『なんだか眠いのです』(2022)
詩集『白い火、ともして』(2022)
詩集『ふたりはひとり』(2021)
詩的実用書『のほほんと暮らす』(2019)
詩集『歩きながらはじまること』(2018)

編集
尾形亀之助詩集『カステーラのような明るい夜』(2021)

企画
『のほほん手帖 2023』



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