ココナラ出品02・二次創作と月10万円webライターの相性とか


雑談です。4本立てくらいで、ココナラのライターをやってみての感想とか、どの程度の筆力で月10万円稼げるかとか、主婦とライターの相性とか、高額の情報商材(買う方)お勧めできないですよ、とか。

オタクの人向けの話題が多いです。

二次創作してて、ライターに興味があり、最終的に儲かるならやってみたい、と思っている人に一番ヒントになる内容だと思います(できれば書き手の皆様に稀少な時間を無駄にして欲しくない)。

あとは[主婦、育児中、10万円稼ぎたい、扶養、coconala、副業、サロン、情報商材]などがキーワードです。


これを書こうと思ったきっかけは、月10万円ライターなら頑張ればなれるよ、みたいな記事を多く見かけたからです。
一応月10万円ライターですが「なれんわ!」と思います。それなりに書けるつもりですが、月10万円になるまで結構かかりましたよ…?(あと運によるところが大きい)

書いたことがない人が始めるなら、相当の覚悟が必要です。ってかそれなら近所でパートしてればちゃんと最初から時給が出ます。
でも二次創作者なら?
書き慣れている人なら、最初からそこそこのクオリティで早く文字が書けます。字書きはwebライターに、わりと向いています。

とにかく、少なくとも仕事辞めてからライターになるのは絶対ダメです。厚生年金ないんですから、副業でライターして月30万稼げるようになっても……それでも仕事は辞めない方が良いと思います。月50万なら……ありかな? だから扶養範囲内の主婦がライターに向いていると思うわけですが。

それとこの記事の内容は、オタクじゃないと言ってる意味がわからないことが多いと思いますので、そっち系の話題から書き始めます。有料分をご覧になるかどうかは、そこでご判断ください。

[およその話題?]
・月10万円webライターに、誰でもなれるわけではない
・二次創作者はwebライターに向いている?
・扶養範囲内だから出来るディスカウント
・ライターは、副業紹介サロンとか情報商材に騙されてる人をよく見かける仕事だと思う

1.二次創作者は正気の沙汰ではない


よくTwitterで「二次創作そんなに頑張らなくてもいい。焦らなくても。机に向かってるだけで充分頑張ってる」みたいな言を見かけます。これは真面目にそう思います。イラスト、漫画、小説……なんでタダで公開してんの?って感じです。
もちろん、推しを推したい。推しを推すために使う労力など労力ではない。自CPが一人でも増えれば……増えなくても、どっかのだれかがこのCPもいいね、なんて思ってくれれば最高のコスパなので、そこは考えても意味がありません。自CPに対する「いいね」はプライスレスです。

ただ、ライターを始めて理解してしまったことがあります。私が毎月書いてる分、もちろん無料公開してる分。値段が出せてしまう…と。
軽く見積もって、自分が自分に発注するなら、あまり書いてない月で4万円です。20万円という月もあります。
(この他に精神的なパワーも要るので、実際はこの金額ではやってられないですが。自CPのために込める念レベル程には仕事で執念を込めることはないからです。一行の表現のために二時間悩むことは)

月10万円ライターなので「なにやってんだ……」と一瞬思いますが、それはそれです。字で人を殴ってる経験は、他に変えがたいのです。生きてるってことです。(殴られてくれてる人がいるかはわかりませんが、少なくとも読み手の自分が書き手の自分に殴られています)

比較的文字数を書ける自分でこうなのですから、苦手なのに書いてる、神レベルなのに無料公開、面白い漫画、描きためたイラスト再放送、無料診断制作、名詞メーカーSSup、色んなツール公開、萌え語り、アニメ感想……もう、これこそ文化の集合体っていうか、そこに込められた情念はどれほどのものでしょう。魂の形が見える気がします。日々お世話になっています。ありがとうございます。

で、何の話かというと、二次創作してる人でwebライターに興味ある人もいると思いますから、そのヒントなどを。
しかし…うーん、そこまでしてやることじゃないと思います。兼業主婦として、ある意味本業でやってる(時間を掛けてる)自分で月10万円。ちなみに、扶養の関係でややディスカウント相場でやっています。

本業がある人(つまり厚生年金に加入している人)でオタクで推しがいるなら、余剰時間で推しを推してた方がいいと思います。私もできれば厚生年金に加入したいです。月10万円ライターなら、派遣やって15万円の手取りかつ厚生年金に加入してた方がよっぽどお得です。育児あるから仕事辞めたんで、いまはライターですけど。

オタクなら、仕事から帰ってきて副業で時間磨り潰すより、その時間で推しを推してた方が生きられると思うんです。それ以上にお金が欲しければやってもいいんですが。

つまり、冒頭で二次創作者は正気の沙汰ではないと書きましたが、それは二次創作に関わってない人から見た話です。二次創作者は二次創作者なりに正気です。正気で書いています。それがなくては生きられないからです。

「昨日の◎◎格好良すぎて」
「これってこういう意味じゃない?」
「神」
「作者が性癖出してきて好き」

こんな会話をしてないと生きられないのです。お察しの通り、私はいい年です。いい年ですがこうですし、せいぜい推しを推せるのはあと20年ってとこでしょう。無駄にしたくないです。まあ……毎年推しは変わるかもしれませんが、常に推しを推したいと思っているのは間違いないです。端から見ると常に正気ではないということですが、もはやこれが正気です。

年をとることは、もちろんイヤですが、長年オタクをやってきて推しを推す力を得たので、年を取ることもそう悪くはないな、と思っています。

2.webライターをやれる人なら、パートよりは良いかも?

さて、私は育児中の主婦で、PTAと町内会があったりして、塾の送り迎えがあり、保育園は人気地区だし学童には入れたくないし近所に親戚はいない環境にあるので、普通に派遣は辞めました。それ以前に正社員は結婚を機に都内から引っ越したので辞めました。

幼児の育児中は育てにくくてきつかったですが、まあまあ余裕が出てきたとき、「このままでは家事とネサフと二次創作で一日が終わってしまう…。そうだ、仕事しよう!」と思いました。

きついとか言っておきながら二次創作してんじゃん…という話ですが、幼児の育児中で手が離せないときにネタ出しできた経験が、いまの文章力に繋がっているので、ライターとしての実力が上がって月10万円稼げるようになったのは育児期間があったからです。許してください。
(いやオタクで母親の人は授乳しながらネタ出しくらいしてないとやってらんないですよ。イベント3年くらい行けなかったんですよ!??)


閑話休題。で、最初はクラウドワークスを利用しました。よくわからないので、ライターという仕事がどの程度の収入なのか知りたかったのです。

結果としては……「これなんで皆さん応募してんの?」でした。やりがい搾取って感じでした。慣れてないのもありましたが、ドラマの感想書いて30分で300円って感じです。うん、ネサフしてた方がいいや。じゃなくて、推しCP書いてた方が絶対に良い。

感想としては、「上手い字書きさんなら絶対流行ジャンルで本出してた方が黒字」です。そういう意味で、滞在ジャンルにも寄りますが、駆け出しのwebライターはもうかりません。それと実績のために頑張る……っていうのは、クラウドワークスは向いていないと思いました。どこかに書いてありましたが、クラウドワークスは「単発バイト募集」みたいなものです。企業に雇われて継続ライターになるにはしんどいです。そこでココナラをお勧めしたいんですが、ちょっとその話は後で。


で、ライターを始めて見て、そもそもオタクって、興味が無いこと書けない人が多いのでは?と思いました。どうでしょうか?好きでもないCPを書けるんでしょうか?(友人が絶対に感想くれるなら、ちょっと食指が動くレベルのCPは書けますけど。推しCPでだれかが毎回感想くれるなら、仕事セーブして全力で書きますけど)

たとえば私は、美容にまったく興味がありません。なので美容ブログ代行をしていたときは正直苦痛でした。興味ゼロだからです。多少は興味を持てましたが……。それよりもまだ腰痛ブログの方が書きやすかったです。
こうして「書きたいものしか書けない」という自分の癖を知ることになりました。正確には「書きたくないものも書けるけど苦痛」です。メンタルを削られます。これならパートでレジ打ちしてる……よりはいいかなあ?体力ないので、立ち仕事は多分厳しいです。

では、パートと比較してみましょう。
月10万円稼げたら、どちらかと言えばパートの方がお得です。厚生年金に入れるからです。とはいえ、立ち仕事……興味の無いレジ打ち……笑顔を作らなければならない……仕事中にうっかり妄想できない……シフトを守らなければ……子供が風邪を引いたら? ……通勤時間がある……授業参観日の調整……とか考えると、差し引いて、webライターの方が良さそう。そんな理由でwebライターをやっています。

webライターの良いところは、仕事の途中で推しCP妄想を別途メモっててもいいことです。ニヤニヤしてても大丈夫です。納期と品質さえ守れば。あと私はちょい発達の気があるので、一人でやる仕事の方が向いています。同時に、スケジュール管理が苦手です。目の前にある物を見ると、途中で放り出してそっちにいってしまうって癖があります。

過集中もあります。本を読んでいると、名前を呼ばれても聞こえません。そして、集中力が切れると全然書けません。一日に使える精神力の量が決まっているので、ライターとして仕事に使いすぎると、小説が書けません。ここがネックです。

・webライターは体力を温存できるので、趣味の小説が書けます。
・webライターは精神力を使いすぎると、趣味の小説が書けません。

ご理解頂けたでしょうか…?(主婦とかそういうのは置いといて)

これって、本業は二次創作者で、ライターは副業ですね。
性格的、そして体力的にパートで10万円稼ぐよりは楽だからwebライターをしています。

……ここまででまだ結論が出てませんが、二次創作者がライターで稼ぎたいと思ったときのヒントになっていたら嬉しいです。

あと、次からココナラさんの実体験を含めて書くので有料にさせてください。書きたかったけど全世界公開はしたくない内容なので、そこそこのお値段です。備忘録でもあります。

一応ココナラで仕事を取るコツみたいな話は、こっち↓で書いてるのでよろしくお願いします。


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