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米国相場振り返りと6/26週に向けて

こんにちは。nishinaです。今週の米国相場振り返りと来週にむけて、テクニカル視点で見ていきます。

この記事は投資助言や勧誘にあたるものではありませんので、投資はあくまで自己の判断のもと、自己責任で行ってください。

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今週は時間がなく、要点だけ書きます。

今週の振り返り

今週はパウエル長官の「あと2回の利上げが適切」という発言があったもののすぐに買い戻されて、一気に下げず、上がり下がりする一週間でした。SPXもNDXも週足でインサイドとなっており、方向性が分かりにくい状況となっています。

NDX, SPXの週足


市場はあと2回の利上げを織り込んでいない

Fed Watch Toolで確認すると、7月に一回の利上げが予測されていますが、銀行破綻なのどの問題が再燃するため、2回も金利を上げられないだろう、だから最後の利上げになるだろうという見方になっています。今後インフレが収まっていないことを理由にパウエル長官の発言通り利上げが行われると、株価の押し下げ要因になります。この要素が効いてくるのは7月のFOMC以降ですかね。

FF金利の予測

この利上げの見通しはFed Watch Toolで確認することができます。

機関投資家は強気

Fear and Greed IndexとNAAIM Numberの状況ですが、Feer and Greed Indexは74と少し過熱感が減少しています。またNAAIM Numberをみると、今週水曜日時点でショートしている人が再び0になっています。そして第一四分位数が70.5と直近見ないくらい高いです。つまり、ほとんどロング中で、今週水曜日の水準で買っても売り抜けられると考えているようです。

Fear and Greed Index
NAAIM and SP500
NAAIM 詳細

そういえば、先週の予測通り、今週水曜の終値は先週水曜の終値よりも低かったですね。

Fear and Greed IndexやNAAIMはこちらの過去の記事で書いています。

来週決算を迎える企業

6/26週に決算を迎える企業

出典:Earnings WhispersのTweet


チャート分析

どの指数も今週もしくは来週の価格が押し目となって、高値更新をしてくるのではないか、そこで上昇エネルギーを使いきって下落に転じていくのではと考えています。機関投資家の動向から強気の予測です。外したらごめんなさい。

VOO

VOO 日足(移動平均線は 25, 75, 200EMA, 200SMA)

QQQ

QQQ 日足(移動平均線は 25, 75, 200EMA, 200SMA)

SOXX

SOXX 日足(移動平均線は 25, 75, 200EMA, 200SMA)


おわりに

今週は迷い足という感じです。来週も少し下げるかもしれません。でも機関投資家は強気です。大きなニュースなどファンダ的な下げ要因が出ない限り、押し目になると思います。

以上、参考になれば幸いです。


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