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ワークショップ「所長所感」 - 第11回[20200615-0621]『はたらくにんげん』

「ひとはなぜはたらくのか」という問いに、しっかり地に足のついた議論をしていただいたようで、僕のような浮世離れした人間には大いに参考になったワークショップでした。マッキーさんが紹介しておられたポール・エルデシュという数学者の話は、僕も初めて聞いた時には非常に興味深く感じた記憶があります。数学というある種「孤高」な作業を「社会活動」と位置付けるという信念は、「仕事のあり方」を考える上でもとても参考になります。僕は、仕事の本質は「生産」ではなく「交換」にあると感じているのですが、その議論にもうまくマッチします。

正直に告白しますと、僕は就職活動その他の経済活動にほとんど関心がありません。最近になって、ようやく政治活動には少し関心が出てきましたが、世間一般で共有される「仕事論」みたいなものにはまるで関心がないのです。それは、あまりにも僕が拠り所とする思考のゼロ地点から離れた議論だからです。なので、こういった「普通」の意見こそ、僕にとっては貴重でした。

ちなみに、僕のような変人には「普通」の意見をこれ以上書くことが難しいので、別記事としてこの続きを書いておきました。お時間のある方は読んでみてください。


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