足関節の内反捻挫 受傷後の調整と再発予防について

こんにちは!
治療家の家庭教師【ReBone 】西村です^ ^

今回は足首の捻挫についてです。
腫れがひいても良くならない理由と再発予防のついてご紹介します。

捻挫 を確認しておきましょう。

以下Wikipediaより

捻挫または挫き(くじき)は、関節に関節の許容範囲を超えた動きが与えられた為におきる損傷の一つである。多くは患部に痛みと腫脹、熱感を伴う。一般用語として多用されるが、医学用語としては更に損傷部位を限局し、○○靭帯損傷ということが多い。

急性のケガですね。
「関節の許容範囲を超えた」
がポイントです。

急性も慢性も外力など何かしらの力が加わっています。

なので捻挫も歪みをとる必要があります。

関節の許容範囲を超えてしまったので確実に関節のポジションはおかしくなっています。

場合によってはある程度、適正なポジションまで戻ってくれる場合もあります。

慢性も急性も脱臼はしない程度にズレてしまっています。
強い外力が加わってなったのか、小さな力が繰り返し加わってなったのかの差です。

つまりズレてしまった関節を整えないと靭帯に負担が掛かり続けるということです。

ズレ方によっては靭帯は回復出来ても関節の可動域や機能が回復しません。

足関節 内反捻挫は距骨の調整が必要です。
実際の距骨の調整方法はこちらから。

距骨は自由に動くことを求められる骨です。
右にも左にも、前にも後ろにも自由に動くことが大切です。
調整した後に少し動いてもらいます(痛みがなければ)。
すると今のお身体での最適なポジションへ自然と整います。
程度によっては反復すると良いでしょう。

靭帯が回復し距骨のポジションと動きが良ければ8割は大丈夫です。

次にやらなければいけないのが、再発予防!

再発予防は大きく分けて2つのポイントがあります。

・下腿の動き

・足底ローリング

先ずは下腿の動きについてです。
下腿の 脛骨 腓骨 がずれ合うように動きます。

例えば左足。
右から左へ体重移動をするような場面。
左の下腿は左側へ倒れます。

この時に脛骨に対して腓骨が上がるように動きます

このようにして移動をスムーズにすると同時に足関節への負担を軽減しています。

それを達成する為にはまずは下腿骨間膜を緩めます。
ここが固いと脛骨と腓骨がずれ合うことが出来ません。

次は足底ローリングについてです。
足底ローリングは足底全体に荷重出来るようにしましょうというイメージです。
歩行時踵から接地し、つま先まで体重が移動するということです。

足底ローリングで大切なのは足底の柔軟性と指が使えていることです。

柔軟性を出すにはほぐすのも大切ですが雑巾を絞るように捻るのがオススメです。
その方が直接ローリングの動きになります。

指は伸びている状態で、指の腹で使える必要があります。
指の下に何か物を当てて押す練習がオススメです。

足底ローリングについては比較的簡単にケア出来ますのでクライアントにやってもらうのが良いでしょう。
ただ最初はちゃんと出来ているかのチェックも必要です。

いかがだったでしょうか。
足関節の内反捻挫のケアと再発予防法をご紹介致しました。


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