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曹洞宗大本山 總持寺に参拝してきました

この記事は、初めて總持寺を訪れて写真を撮ってきたぞ!というだけの、観光の記録です。なにか今日をより良く生きるための思想とかありがたいお話とかは特に書かれていません。気楽にお読みください。


曹洞宗の両大本山がひとつ、總持寺そうじじ。横浜市のJR鶴見駅から徒歩五分という好立地ながらも今まで特に訪れる機会が無かったのですが、少し用事ができたので、せっかくだからと併せて観光をしてきました。

今回の写真は、Nikon Z6 + NIKKOR Z 28mm f/2.8 SE で撮影しています。現像はNX Studio。ほかの荷物が予想以上に膨らんだため、サブカメラ+薄型レンズです。メインはZ6Ⅱなのでサイズも機能もほぼ同じなのですが、今回は事情により自宅待機してもらいました。

今回、Z 28mm f/2.8 に、ハクバの「メタルレンズフード 52mm」を着けています。フードが必要なのかどうかはわかりませんが、枠は写りこまないのでいい感じです。レンズ保護に良さそう。フィルターは、モノにもよるでしょうが、一枚ぐらいは大丈夫そうでした。それ以上はケラレそうな感じです。

最初はどうしようかなと思ったのですが、使ってみると28mmってなんかちょうどいい感覚で、記録として使いやすいですね。GRシリーズが28mmなのも、こういった良さがあったからなのか...!としみじみ感じました。


最寄りは前述の、JR京浜東北線 鶴見駅。西口(裏口っぽいほう)から降りてすぐ左に曲がり、ガード沿いに歩いてゆくと、すぐに着きます。歩道は狭く、これ本当に合っているのか?と不安になりましたが、大丈夫でした。

道路が合流してY字路になっているあたりで対岸に渡り、少し歩くと、唐突に大きな柱が見えるので、そのあたりから入ります。見栄えのする立派な柱なのですが、写真は撮り忘れています。


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ここに辿り着くまでの、一列ですれ違うのがやっとの狭い道。その対比もあるのか、参道は写真で見る以上に広く見えました。街並みの中に突然現れるのも、何か不思議な感覚があります。強いパワースポット感。


少し歩くと、木造の門が見えます。名称は「三松関さんしょうかん」というらしいです。入口の柱、石灯籠、この門と、ここまであらゆるものがでかいです。すごい。

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十一月下旬、ちょうどモミジが、緑から赤へと移り変わる最中でした。

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渋い門構えと鮮やかな葉のコントラストが素敵です。


門を潜り、長い参道を歩いてゆくと、正面には更に大きな門がそびえたっています。そのちょっと前に案内板があったので、メモ代わりに撮っておきました。

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直射日光と木陰ですごく見づらい。ダイナミックレンジに祈りを捧げながら撮影した結果がこれです。ぎりぎりで読めは...する...。

この辺りで後ろを振り返ると、木立に囲まれた静謐な参道、そして先ほどの門のさらに向こうに、高いビルディングが見えます。

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すでに少し忘れていましたが、都市の中にあるんだな、ってことをあらためて感じました。


正面は「三門さんもん」です。案内板を見るまで知りませんでしたが、山門じゃないんですね。例によって巨大です。

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今、写真を見ていてわかったのですが、左右の柵の中に像があるみたいです。気づかなかった...。公式ウェブサイトによると金剛力士像らしいです。


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入ってすぐにあるでかい木。總持寺はとにかく質量で感覚に攻めてきます。


坂を上って「香積台こうしゃくだい」へ。ここは受付の役割を持つ場所で、諸堂拝観のスタート地点と聞いていました。

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しかし、今は諸堂拝観は行っていないとのこと。詳しく聞いてはいないのですが、おそらくコロナの影響でしょう。おのれCOVID。境内は拝観できるとのことなので、外から周ることにしました。


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カラフルな、大遠忌の告知看板。


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でかいうえに複雑な枝ぶりの木。


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治安がよくない。


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何の建物かはわかりませんが、直線が多くてカッコいいです。


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廊下を歩くことはできませんが、横断する際に中を覗くことができました。焦げ茶色の廊下は年季が入ってそうですが、床が艶めいて、壁の白さを反射しています。


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でかい木は至る所に存在します。

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大雄宝殿だいゆうほうでん」とあるので、ここが仏殿のようです。扉に穴が開いているのですが、もしかしてここから覗いても良いようなアレだったのでしょうか。これもその場では気づきませんでした。無念。


その近くにあったのが、ここまで積み上げてきたデカさの大トリ、「大祖堂だいそどう」です。

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大きさが掴みづらいので、もう少し近くに寄りました。

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写真中央下部に手すりが写っているのですが、それと比較すると大きさがわかりやすいかなと思います。

建物としては「法堂はっとう」らしいのですが、もう一つの大本山である永平寺の法堂と比べると、Google Mapsでの屋根面積比で四倍ぐらいあります。すごくでかい。見てて楽しいです。

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大祖堂前のブロンズな灯篭。ダークソウルとかでボス武器(種別:大槌)として出てきそうな迫力があります。


降りてきて、「三松閣さんしょうかく」です。法要?の方がたくさんいました。

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ちょうど、修行僧の方が法要の案内をするためか、玄関から入ってすぐのところに待機していたのですが、その隣にこのカフェがありました。利用できないカフェの隣に立ち続けるのは、さぞつらいことと思います。

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コーヒーで少しゆっくりしました。


三松閣を出て、付近で像を見つけました。

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三人のお坊さんがにこやかに微笑んでいます。銅像でこういった表情ってめずらしいような...。銘板に相承と書いてあるので、おそらく總持寺に関わる偉い方々だと思うのですが、詳細は不明です。多分ひとりは瑩山禅師でしょうか。どの人なのかはわからないのですが...。


ここまで周り、丁度いい時間だったので再度受付に戻り、用事を済ませることにしました。写真を撮れるアレではないので何も記録はないのですが、中も、用事のあるお部屋だけは見ることができました。

仏殿は永平寺と同じくらい(一回りは大きいかも)でしたが、大祖堂はやっぱり遥かに広かったです。仕方のないことですが、諸堂拝観が止まっているのが本当に残念でした。

總持寺さんの諸堂拝観は必ず修行僧の案内のもとで行われるらしいのですが、実際に一部を通ってみた感想として、広いうえにかなり廊下や建物が入り組んでいて、フリー参拝だと迷子がたくさん出そうな複雑さでした。道案内必須な感じです。

ありがとうございました。十二月の中旬ごろには永平寺にも観光に行くので、またまとめたいなと思っています。


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