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思考停止は世界をも滅ぼす?〜『バカの壁』を読んで〜

思考停止してしまう時ってありますよね?
・根拠を確認せず、思い込みで話す
・反対意見を想定できない
・自分の考えにしがみつく
恥ずかしながら、ボク自身何度もこういうことがありました。今でも気を抜くと、こうなってしまいます。
だからこそ、その原因を明らかにして、思考停止を未然に防がないとなと思います。

そもそも、思考停止とはどういうことか?ー知りたくない情報を自ら遮断すること。
なぜそうなるか?ー楽をしたいという気持ちがあがあるから。
正直、根拠を整理したり、相手の立場に立って考えるのはめんどい(笑)。
そうやってサボってしまうと、一元論に真っ逆さまに落ちていく。これを「バカの壁」といいます。
何より、この「バカの壁」は世界をも滅ぼす危険性も秘めています。その一例が、ミサイル発射ボタンです。ボタンを押した人が、現地まで死体を見にいくことは考えられないですよね?現地の情報を耳に入れることなく、自身は敵を滅ぼすという結果を得られる。これがエスカレートしていくと、いつの間にか人類滅亡にもなりかねない。
自分の外側の世界について考えていないから、最悪の事態が引き起こされる。「バカの壁」は、ホントに恐ろしい。

「バカの壁」を崩すためのアクションプランは、他人から別の考え方を提示してもらうこと。
たとえば、Aを絶対神と信じている人に対しては、「確かにAという神様がいますね。でも、Bという神様もいますよね?」と別の常識を教えてもらう。
自分一人だと視野が狭くなりがち(その自覚すらないことが多い)だから、他人から気づきを与えてもらう機会が重要じゃないかと思います。もちろん、与えてもらってばかりじゃダメですね。こちらも他人に気づきを与えなようとしないと。

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