コミュニティって2種類ある


今回は大学4年時、研究室の活動で関わった福井県高浜町で発見した、地域コミュニティについて考えたことをご紹介します。 

福井県高浜町のコミュニティは、血縁関係の積み重ねで出来たもので、僕はそれまでそんな町の構成に気づいたことがなかったので、大きな衝撃でした。

この町でそのコミュニティを意識的に観察した経験は、現在の活動にも大きな影響を与えていますし、派生して昨今のシェアの流れ、都市の在り方への考え、村の未来への回帰につながっています。


(2018/07/26)

この前まで某町にヒアリング調査してきた時に、気付いたことの備忘録。

コミュニティって二種類ある。

血縁関係が根本にあるものと他人同士のもの。行ってきたところは前者で、地域社会圏などは後者。

後者しか知らなかったし、自身も後者出身なので前者がある事に気付かなかった。

血縁関係が根本にある、というのは、昔の、自分が暮らしたいところを選んで移住したりしない頃から今まで続く、家族同居または近居や、いとこの近居、又従兄弟との結婚などが積み重なってできた関係が、街全体に広がっているという事。

そうなると、仲良く暮らしている風景が、ある程度当然のようにも感じた。魅力的である事に変わりはないが。
そしてその関係性はきっと恐ろしく長い間継続、更新しないと今ほどまで至らない。(現在、若者が外に出て帰って来ず、崩れつつあるが)

なのでその関係性を直に調査できたのは貴重な経験であった。

所属する研究室が提案しようとしているのは地域内循環居住。
教授の目指す状況は、恐らく長い間そこに住んでもらう事による、等親が近い状態の人で構成された町。またはそれに近い状態。

こうまとめてみると、昔の状況に戻すのはほぼ不可能で、上手くいったとしても、それは初めは他人同士のコミュニティ。結局は後者と同じ、ずっとここに住みたいと思って貰えるかのみの話になってしまうかも。
子息に限定して帰って来てもらうのも自由じゃないというか、なんか違うしな〜

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