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「群青」を読んだ

「群青」  宮木あや子  
shogakukan paperbacks  を読んだ。

離島の女と男をめぐる生と死と再生の物語
長澤まさみ主演、沖縄・八重山諸島を舞台にした映画「群青」の原作小説。
愛する女のために命を懸けて海に潜る男たちの熱く純粋な思い、
そして最愛の人を失った女の絶望と再生を鮮やかかつ官能的に描いた恋愛小説。
(amazonより)

「紺碧」「三原色」「群青」からなる長編小説。
「紺碧」では、龍二と由起子の話。
出会って、結婚し、娘を産んで亡くなってしまうまで。

「三原色」では、二人の娘である凉子、幼なじみの大介、一也の、まだ子供時代の話。

「群青」は、その先の話。

読んでいて、濃く湿度の高い空気が、ずっとまとわりつく。哀しみとどこにも行けない感じ。
でも、嫌な感じは全然ない。

青く深い海を思いながら、読んで欲しい。

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