「沖晴くんの涙を殺して」を読んだ

「沖晴くんの涙を殺して」  額賀澪  双葉社  を読んだ。

北の大津波で家族を喪った沖晴は死神と取引をした。
悲しみ、怒り、嫌悪、恐怖を差し出して独り生還したという。残された感情は喜びだけ。
笑うだけの不思議な高校生は、余命わずかの音楽教師・京香と出会い、心を通わせていく――。

ありふれた日常と感情が愛おしくなる喪失と成長の物語。
(amazonより)

良かった。
大事な人の死に向き合うこと、それでも生きていくということ。
一つ一つ、感情を取り戻す沖晴くん。
最後にちゃんと泣けて良かったね。と思う。

あんまり詳細を書くと、これから読む人の心揺さぶられる思いを奪ってしまうので、この辺で。

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