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「ノッキンオン・ロックドドア2」を読んだ

「ノッキンオン・ロックドドア2」  青崎有吾  徳間書店  を読んだ。

解かないほうがいい謎なんて
この世には存在しない。

若きミステリー作家が描く
最高のダブル探偵シリーズ、第2弾!

不可能な謎専門の御殿場倒理(ごてんばとうり)
不可解な謎専門の片無氷雨(かたなしひさめ)

密室事件と思いきや
壁には巨大な穴が開けられていた。
犯人の目的とは? (「穴の開いた密室」)、
トンネルに入った女子高生が忽然と姿を消した。
彼女は一体どこへ? (「消える少女追う少女」)
など全6篇を収録!
(amazonより)

謎解きの内容は、続編の方が面白かった。
なるほど…と思わされる。

しかし、今回の最大の懸案事項は、御殿場倒理の首の傷にまつわる事件とは、なんぞや…ってこと。

えー、って感じ。
この「えー」は、びっくりというよりも、やや不服がある感じの「えー」。

いや、いくらなんでもね、一歩間違えば死んでしまうよ。
そうまでして、止めたかったのか。

あー、でも、そうまでして止めたかったんだろうなぁ…
そして、それが通じたから、ここに至るのかなぁ…
と、最後には思ってしまう私は、チョロい読者。

美影が、どうして今の仕事をしているのかもわかったし。

続編、読んで良かった!

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