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「ノッキンオン・ロックドドア」を読んだ

「ノッキンオン・ロックドドア」  青崎有吾  徳間書店  を読んだ。

密室、容疑者全員アリバイ持ち、衆人環視の毒殺など「不可能(HOW)」を推理する御殿場倒理と、理解できないダイイングメッセージ、現場に残された不自然なもの、被害者の服がないなど「不可解(WHY)」を推理する片無氷雨。
相棒だけどライバル(!?)な探偵ふたりが、数々の奇妙な事件に挑む! 新時代の本格ミステリー作家が贈る、ダブル探偵物語。
(amazonより)

7篇からなる推理小説。
トリックはわりと単純なので、あまり面白くないかなぁ…と思っていたら。
糸切美影が出てきた途端、俄然面白くなってきた。

主人公の探偵二人、警察官の穿地決、そして犯罪を作る(計画のみで、実行はしない)糸切美影。この四人の関係は、大学時代の同じゼミ仲間なのだが、ある事件を機にそれぞれの道へ進んだようだ。

その、事件が謎のままなので、すっごく続巻が気になる。速攻、図書館で予約。

キャラクターが良いので、ドラマ化されても面白そう。

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