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自分のスタイルとは考

こちら輝井先生の呟き2つをご覧頂きたい。

自分のスタイルってなんだろう

以前までの記事に於いては『作品の売り』を精髄まで精査するような話題で、切り口として術と技に絡めた見解を書いてきたわけですが、今回はあくまでも『作家としての自分の売り』になると思われます。
自分のスタイルというものを考えるにあたり、作品の内ではなく外から、自分自身に斬り込む必要性があるように思えます。

自分が得意と思っているもの≒読者が期待するもの

たとえば「僕の得意なものはバトルメインの話です」となったときに、確かに描写は面白いが、「読み手としては、そこに至るまでの複線の回収や会話劇の妙、キャラクターが活き活き動くさまの見せ方が好き」となる場合があったりするじゃないですか。
自分が得意とするものの認識と、他人が期待する作家としての持ち味。この差異にヒントがあるように思えます。

自分を構成する要素に向ける意識

自分の行動原理は口でうまく説明できにくい部分だと思います。
リアルでの会話の中で、つい脊椎反射で拾ってしまう小ネタやボケ返し、ボケ重ね、ツッコミ等が、実際の原稿執筆に於いても「なんとなく拾って伏線に使って(回収もして)おいた」「この行動にこうしたら面白いな」というアドリブパワーが自分の強みになっていることだって大いにあると思います。自分の普段の天然自若の行動や執筆に、見ている他者からの期待が寄せられていたりするのは大いにありうることだと思います。
これがスタイルなのではないでしょうか。
転じて、スタイルを自認し他者からの期待を明確に意識し応える自信こそが『華』『匂い』『気配や雰囲気』として表われるのかなと考えました。

自作への感想評価は大事

ということで僕も自分の強みを認識したいので、これでもかっていう量の自作への感想をお待ちしております。
最大の自省きっかけであります。
よーろしーく♪

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