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伝統産業と歴史的建造物

今、栗山小学校の5年生が酒蔵を見学している。

『お酒を造っている時に何を考えているんですか?』

仕込水をタンクに張って櫂入れ体験してもらう。

例えばこんな質問に杜氏は
『うちのお酒を飲む全ての人の笑顔を想ってお酒を造ります。』と答えた。

(ちなみに人は1日に6万回の思考をし、3万5千回の判断をするらしいから迂闊な言動は命とりになる。
 例えば、ふんわりカスタードプリンの事や、磯山さやかの事を期間中に全く考えていないとは言い切れない)

子供達の質問は屈託がない分、容赦も無いから答える方も気力と体力が必要だ。

120年の風格を今に残した学びの環境がここにある。

歴史建造物はいつか壊れる。どうか全国の歴史的建造物が少しでも長く残って欲しい。

言葉に出来ないものを子供達に肌で感じてもらう場所がある。

先人が守って来たこの蔵で、子供達と一緒に学び合える幸せを感じた。

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