見出し画像

角長

湯浅の角長は180年程の歴史を持つお醤油蔵だ。

 僕は開館と同時に、角長醤油資料館でみっちり勉強する。

 午後から地元小学校の社会見学に『お醤油大好きおじさん』という触れ込みで混ぜて頂く。
(もう、やってる事がめちゃくちゃである。)

 最後にご当主を店先で発見!
 お話を聞かせて頂き、丸一日を過ごした。

 以来『変らぬ伝統のお醤油造り』とは何かという事を考えている。

 人が変わり、町が変わり、水や気候も含めた周囲の環境が少しずつ変わっていく中にあって、

 『ここだけは譲れない歴史的信念』を、時代の変化に、しなやかに寄り添いながら、

 それをいかに守り、後世に引き継いでいくのかを考え続けること。。。



 や、なんか全然違う様な気がする。

 結局、毎日お蔵の哲学を学ぶにつれ、到底言葉にはできないのである。

 全世界、全ての地域に風土がある。

 言葉にできる方が、何だか怪しい気がしてきた。

 あと、お知らせです。

 明日、2月28日の日曜日 21時から
 HBCラジオ『多恵子の今夜もふたり言』に電話出演します。

 第一夜目は『蔵人が伝えた発酵文化と郷土料理』がテーマです。

https://www.hbc.co.jp/radio/futarigoto/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?