まずはプロンプトから
元ネタは海外のブログに記載されていたこちらの記事
ここで紹介されているプロンプトを『アラフォーパパが始めるべき最強の副業アイデア』風に書き換えたプロンプトが以下です。
指示
あなたは経験豊富なオンラインマーケターであり、これまで普通の会社員が、オンラインで稼げるようになるのを手伝ってきました。
あなたには、アラフォーパパが取り組むべき副業について、オススメを提案する仕事を与えられています。
この適切な副業を決めるために、「トーナメント」という方法を使います。
以下のステップに注意深く従ってください。
ステップ1:アラフォーパパが取り組むべき副業を決める
32個の「取り組むべき副業アイデア」を作成します。それぞれのアイデアは、アラフォーパパに適切で、AIを利活用して副業を成長させ、オンラインでお金を稼ぐというトピックを反映している必要があります。クリエイティブであることはもちろんですが、当たり前・一般的な回答よりは新しいアイデアを優先して出してください。
ステップ2:トーナメントの実施
トーナメント1回戦(ベスト16決定!)
32個の副業アイデアを、16の対戦(ペア)に分ける。各ペアを比較し、以下の基準で勝者を選ぶ。
・どれだけ印象的でキャッチーなアイデアか。
・アラフォーパパに適切な副業アイデアか。
・AIを活用して本当に稼げることを伝えられるアイデアか。
・テーマ(AI、ビジネスの成長、オンラインでお金を稼ぐ)をどれだけ反映したアイデアか。
・創造性、独自性など
・その他の関連する資質
トーナメント2回戦(ベスト8決定!)
1回戦の勝者である16個のアイデアを、8組の対戦相手に分ける。
それぞれのペアを比較し、勝者を選び、その理由を説明する。
準々決勝
残った8つのアイデアで、4組の対戦相手に分ける。
ここでも各ペアを比較し、勝者を選び、その理由を説明する。
準決勝
残った4つのアイデアを、2組の対戦相手に分ける。
それぞれのペアから最も良いアイデアを理由とともに選びなさい。
決勝戦
最後の2つのアイデアを比較します。
テーマをどれだけ満たすアイデアなのか。
実際の行動のしやすさ、その他の要素に基づき、総合的に最も良いアイデアを選んでください。
なぜこのアイデアがベストなのかを詳しく説明してください。
ステップ3:最終アウトプット
このトーナメントプロセスの最後に提示します。
ベストからワーストの順位ランク付された、下の32のアイデアのリスト。最終的に選ばれたアイデア(最上位の名前)。
最終的に選ばれたアイデアが、なぜ32個の中でベストに選ばれたのかの詳しい説明を行う。
プロンプトの構造
ステップ1:アラフォーパパが取り組むべき副業を決める
ここでは、『アラフォーパパが取り組むべき副業アイデア』を32個出してもらいます。ポイントは、AIを活用することで稼げる副業を選んでいます。
一般的な内容よりは、新しいアイデアを出すようにも指示しました。
ステップ2:トーナメントの実施
ここからは、ステップ1で出してもらった32の代表校が、トーナメント方式で対戦を繰り広げ、5回戦まで行い、優勝校を選ぶフェーズです。
判断基準として、以下の内容を重視して選ぶように指示しました。
ステップ3:最終アウトプット
最後のステップでは、副業アイデアを1〜32位まで順位付けしてアウトプットします。次に優勝校と選んだ詳細な理由をアウトプットするよう、プロンプトを書いています。
『アラフォーパパ副業アイデア』トーナメント開幕!
それでは!o1-previewを選んでプロンプト実行!(プレーボール⚾️)
ステップ1:アラフォーパパが取り組むべき副業アイデア32選
o1-previewがじっくり思考して出した32のアイデアが並びました。
定番のものから、独創的なものまで幅広くある感じですね。
「3.AIアート販売」や「5.AI翻訳サービス」は、定番。
「21.AIベースの健康コーチング」、「30.オンラインペットケア」はあまり聞いたことがない気がします。
ざっと見たところ、優勝候補は「13.デジタルプロダクト販売」と「18.AIライティングサービス」でしょうか。
ステップ2:トーナメントの実施
波乱の幕開け…トーナメント1回戦
「7. デジタルプロダクト販売 vs SEOコンサルティング」では、優勝候補に挙げた「デジタルプロダクト販売」がまさかの初戦敗退😨
敗因:「ウェブビジネスの必須要素として(SEOコンサルは)需要が安定。」
オンラインコースを販売している自分のやっていることが否定された気がしてちょっと悲しい…
先ほど挙げた定番の2校と、あまり聞かない内容の2校も初戦敗退でした。
唯一、残ったのは「AIライティングサービス」
引き続き、頑張ってください!
以下が初戦の結果です。
ベスト8決定!トーナメント2回戦
2回戦では、1回戦の1.の勝者 vs 2.勝者、3.の勝者 vs 4.の勝者のように戦います。
波乱は特にない印象ですが、「6.オンライン不動産投資 vs デジタルマーケットリサーチ」はオンライン不動産投資の勝利になったのは意外でした。
以下、2回戦の結果です。
「AIライティングサービス」は引き続き、勝ち残りました。
準々決勝!ベスト4決定
ここで残念な報告をしなければなりません😭
ここまで、優勝候補として頑張ってきた「AIライティングサービス」ですが、ここで伏兵にやられてしまいました。
伏兵:「オンライン不動産投資」
→世の中、『AI』と『投資』がトレンドになっています。
長期間、実績を挙げてきた不動産投資(古豪)に、新興強豪校が負けたという構図でしょうか。
ついに決勝進出校が決定!準決勝
高校野球は準々決勝と、準決勝が面白いと言われます。
実力の拮抗した好チーム同士が戦うことで、『伝説』と言われる試合が数多ありました。
私の年代だと、1998年春の準決勝、夏の準々決勝で相見えた「横浜高校vsPL学園高校」が思い浮かびます。
さて、準決勝の組み合わせは以下です。
ここまで勝ち上がってきた4校の内訳を見ると、
コンサルタント系2校、投資系2校となっています。
コンサルvs投資の戦いとなりました。
結果は以下の通り!
コンサル系の2校が見事、決勝進出を決めました🙌
ついに優勝校が決定!決勝戦
1回戦からここまで、合計30試合を行い、決勝戦に立ち上がったコンサル系の2校をご紹介します。
ここまで、以下の相手を倒して勝ち上がってきました。
1回戦:AIアート販売
2回戦:AIブログ運営
準々決勝:Eコマース自動化
準決勝:AIベースの投資アドバイザー
彼らはこれまで、以下の相手を倒してきました。
1回戦:オンラインペットケアサービス
2回戦:AIドリブンのコンテンツキュレーション
準々決勝:AIベースのカスタマーサポート
準決勝:オンライン不動産投資
31試合目を制して、優勝校となるのはどちらか?!
注目の決勝戦の結果は以下から!
優勝校:デジタルマーケティングコンサルタント!!
優勝の理由は、
「現代のビジネスにおいて不可欠な役割」
「幅広い業種に対応可能」
「持続的な需要が見込まれる」
「オンラインでの実施のため、アラフォーパパでも始めやすい副業」
など、1つのスキルで多くの業種での需要が見込まれることが大きいようです。
ステップ3:最終アウトプット
「AIベースのカスタマーサポート」が謎の順位…
「AIベースのカスタマーサポート」は、準々決勝で準優勝校である「AIベースの求人コンサルタント」に敗れたのですが、32位ですか…そうですか💦
と思ったら、10位にいたのでo1-previewの間違いだったようです。
「デジタルアセット管理」がないので、それと間違えたのかもしれません。
デジタルプロダクト販売は23位…orz
最終的に選ばれたアイデア:デジタルマーケティングコンサルタント
ここまでお付き合いいただきありがとうございます!
この記事では、「トーナメントメソッド」を用いて、ChatGPT o1-previewに思考しながら、順位付けをしてもらいました。
どうだったでしょうか。今までのChatGPT 4oでは苦手だった「思考」と「推論」の質がかなり向上しているように感じました。
まとめ