アドラー心理学入門 読メモ④

題5章人生の意味を求めて

■人生の意味は自分で決める
昔も今もすべては自分に責任があるというような考え方は容易に受け入れられて来なかった

自分がこの人生の主人公であることを知ったとき、人は自分が動くしかないことを学ぶことになる

一般的な人生の意味はない。人生の意味は、あなたが自分自身に与えるものだ

お金や名誉を得ることは、動けなくなった今何の役にと立ちません。

■他人を気にしない
他の人からどう思われているかを気にすると非常に不自由な生き方を強いられることになります。絶えず人に合わせていかなければならない

私たちのことわよく思わない人がいるということは、私たちが自由に生きているということ、自分の生き方を貫いているということ

自分のことを嫌う人がいても自由に生きたいか

■失敗を恐れない
やればできると言う可能性を残しておきたいのであって、実際に勉強してできないという現実に直面することを恐れるのです

■今したいことをしているか
人は皆わがままに生きていい。
一人一人は自由であってもいいけれど、それでは共に生きていくことが困難になるのことがあるので、そういうときにどう調整していくかが必要である

誰も反対することなくまわりの人が自分がしようとすることに対して諸手を挙げて賛成してくれるという状況は、むしろ希なことかもしれません

■責任について
自分の人生の課題は自分の力で解決することである

■他の人は私の期待を満たすために生きているのではない

自分は他の人の期待を満たすために生きているのではないという権利を求めるのであれば、他の人にもそれと同じ権利を認めなければなりません。他の人は私の期待を満たすために生きているわけではない

他の人の行動、あるいは生き方が自分の気に沿わないとしても、相手の課題ですから共同の課題にするための手続きわ踏むことなく介入することはできません。
対人関係のトラブルは、相手の課題に許可なく踏み込むことから起こることが多いのです

■言葉を重視する
他の人は自分がなにもいわなくても助けてくれるわけではありません。黙っている限りは自分の思いは人に伝わらない
他の人に協力を求める必要があればはっきりと言葉に出さなけらばならない

■わからないと思って付き合う
そもそも相手を理解することは不可能であるとアドラーは考えている
初めはわからないくて当然と思っていて、わからないことを、前提に逆に分かろうと努力するが、時間が過ぎると理解してくれないことに苛立つ

■自分が人生を創っている
人は自分が意味づけした世界に生きているということを見てきた

■楽観主義と楽天主義
楽観主義は現実を、見据えるのです。現実をありのままに見て、そこから出発します
とにかくできることをやろうと思ってできることをする...これが楽観主義
人生を楽しみたいと思うのであれば、真剣でなければ楽しむことはできません

■できることから始めよう
ユダヤ教のタルムシードの教えに「一人の生命を救う者が全世界を救う」
今日ここでこうして接しているこの人との関係を、少しでも変えようとと努めることが、ひいては全人類を変えることにつながると考えてみたい
「シンドラーのリスト」

一人の力は意外に大きい、と考えて自分ができることから何か始めてみて欲しい

アドラーは答えました

「たった一人でも私のメッセージを理解して、それを他の人に伝えてくれれば、私は満足だ」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?