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初めてチンチョンチンと言われた日

アフリカの方では、よく日本人を見ると「チンチョンチン」と中国語の発音を揶揄するような言葉を投げられるらしい。
私がインド人とスリランカ人の区別が付かないように、外国では韓国人・中国人・日本人の見分けが付かない人が多い。だからこそ、スリランカでも一番多数の中国人にいつも間違われる。

今までスリランカにいて「チーナ」は沢山聞いたことあったが、「チンチョンチン」は耳にすることがなかった。
しかし、その日は職場で大きなイベントがあり、普段は来ないような若者が沢山来ていた。その時に何度も「チンチョンチン」と言わて、スリランカにもこの言葉は存在するのだと驚いた。

とは言え、環境によって使う言葉が変わる、とはこのことで、彼らは何の躊躇いもなく通りすがりに言い放ったり、無邪気に言ってきたので、普段からそういうことを言う環境にあるのだろう。
今まで全くその言葉を聞かずに生活してきていた為、逆に彼らがどこからやって来たのか?聞いてみたくなった。

そう思うと、私はつくづく環境には恵まれているのかもしれない。

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