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季節の変わり目、生き物たちの変化。

うだるような猛暑は過ぎ去り、少し寒いぐらいの秋が訪れた。家にいる分にはTシャツでもまだ大丈夫。でも外に出ると、少し寒いかな?

室内の温度計は27℃ほどだったものが、今では23℃前後で推移している。我が家に住まう生き物たちの環境も同じく、ウーパールーパー水槽に取り付けた25℃以上になると自動的に回りだす扇風機は、ここ1週間は回っていないし、メダカ達の動きも以前より少し落ち着いているように思える。

気温とは大変興味深いものである。我が家のウーパールーパー水槽では、水換え時にジクラウォーターのカルキ抜きとして入れている。ホームセンターに売っているものと比べると多少値段が高いもので、毎回これを購入する度に、彼は箱入り息子だと感じる。

そんなジクラウォーターは海洋珪藻土を使用しているせいか、よくボトルを振ってから使用する必要がある。下に溜まった泥を満遍なく混ぜる為だ。

夏場は暑さのせいか、その泥も水にあまり混ざりきらず、ろ過機がすぐにドロドロになり、掃除の手間が増えていた。実家に戻ってから急に発生した現象だったので、何故なのか?と悶々と考える日々だった。
しかし、最近になってからろ過機がドロドロになることが減ってきたのだ。やはり気温が暑すぎたからなのだろうか?急に涼しくなったのと同じように、急にろ過機の汚れ具合が変化したものだから、私としてはかなり驚きの体験であった。

しかし、ろ過機がドロドロだからと言って、水槽の水が汚れているとは限らない。(もちろん、水温が高いと水が汚れやすい法則もあるのだが)一体、これは何が飽和したことによる泥なのか?(たぶんジクラウォーターなのだが)なんとなく気温だけの問題だけじゃないようにも思えて、理科系に詳しい有識者に今度聞いてみようと思った。

最近は片足立ちがブームなのか、よくこの姿を見せてくる。君と出会ってそろそろ3年が経とうとしているが、いつ見ても興味深い。最近は餌の量を増やしたせいか、少しムチムチしてきた。
それから2年ほど前から冷凍赤虫の質が圧倒的に下がった気がするのだが、そろそろその件についても調べてみようか。

場所を移してメダカ達。
彼らはすくすくと成長し2センチほどの大きさになった。当初は1日1回の餌やりであったが、餌の袋をしっかり確認した時に「1日2~3回に分けて与える」と書いてあった。確かに、その時はまだ1センチ未満の幼魚で、これからドンドン大きくなるはずなのに、中々大きくならないぁ~と感じていた為、単純に餌やりの回数が少ない事に気が付き、在宅勤務の日は1日2~3回餌を与えるようにした。すると彼らはすぐに2センチほどのサイズになった。やっぱり、餌の回数は重要であると同時に、この環境には餌となるものが少ない事を認識させらえた。

少しサイズが大きくなってきたので、メダカの餌も大きいメダカ用に変えた。メダカの舞。そう、ウーパールーパーと同じく高級餌である。本当に彼らは箱入り娘/息子たちだ。
ホームセンターで餌を調達し、早速メダカ達に与える。喜んでパクパク食べてくれるかと思うと、少し食べては少し泳ぎ、また少し食べるの繰り返し。嗚呼、と思いつつも、これは人間的な過度な期待で、彼らには彼らの問題があるのだからそっとしておこうと思い、ベランダを後にする。

そう言えば、最近食べ残しが増えているような気がする。もしかしたら、水質の影響で活動量が下がっているのかもしれないと感じ、早速水換えを行った。

何だかんだ、こうして生き物と触れていると知識や経験は増えたなぁと感じつつも、まだまだ分からないことが沢山あることに気付く。いや、正確には全てのことを分かりきることなんてないのだろうけど。本当はそんな事実に対して、ちょっと期待したり、落ち込んだりする自分が一番面倒だったりもする。人間ってやっぱり忙しいなぁ。

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