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「いらっしゃいませ」が言えなくなる

私の本拠地はICTTクラスなのだが、講師の先生と年齢が近いことや、教えている内容がデザイン系なこともあり、隣のグラフィックデザインクラスにもよく顔を出す。
そのクラスにいるディモ(日本でいうTA)は日本が好きなのか、よく暇な時にはアニメを見ていたりすることもあり、たまに日本の話をするような仲だ。

そんな彼が今日は私の顔を見るなり「いらっしゃさー」と言った。ああ、いらっしゃいませって言いたかったんだろうなと思って、私もいらっしゃいませ、と言った。しかし、自分の声から出てきたのは「いらっしゃいませ」ではなく「いらっしゃしゃー」だった。

恐らく、この「いらっしゃいませ」って言葉自体がシンハラ語を話す人たちにとっては喋りにくいのだと思う。何故かと言われれば、説明しずらいのだが、たぶん「しゃ」のあとに文字が来る言葉ってそこまで多くない気がするのと、元々サ行があんまり発音できないというシンハラ語ネイティブの特徴から来ている気がする。

そんな私もしっかり「いらっしゃいませ」と言えなくなっていたものだから、身体の慣れって恐ろしいものだと感じる。そう言えば、この前久しぶりに手書きで日本語の文章を書いたら、盛大に漢字を間違えた。いやぁ、慣れって恐ろしいなぁ。

全然関係ない話だけど、日本に帰ったらコンビニに行きたい。

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