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一時帰国の備忘録

シンガポール経由で日本に一時帰国して早数日。感じたり思うことを少しずつまとめていく。

日本行きの飛行機にて。
通路側の席にしたのに窓側誰もいなくてラッキーだった。
お楽しみの機内食。味噌チキン。ご飯もしっかり日本米で、ニンジンにまで味が付いていて感動。この後、アイスまで来た。最高。
その後はコーヒーを飲みながら、K-popを見たり嵐の映画を見たりで、超満喫して過ごす。
エコノミークラスだけど、こんなに機内で退屈しなかったのは初めてかも。すごいなシンガポール航空。
無事関空に到着。しかし、この日は車両トラブルで予約していた特急に乗れず。ダイヤもぐちゃぐちゃなので、ひとまず来た電車に乗って大阪まで行く。
案内板が面白くてパチリ。日本語クラスの生徒に写真を送る。
この日は滋賀の家まで帰れなかったので、大阪のホテルにて一泊。
翌日、始発の電車に乗って実家に到着。そのまま歯医者に行って、昼ご飯は牛丼!
めっちゃ美味しい!!!!!!!
それから美容院に行って、近所にある古民家の素敵カフェへ。
めちゃくそ季節外れだけど、ぜんざいを食べる。コーヒーもめっちゃ美味しい!!!!
海外生活の弊害なのか、なんなのか分からないけど、こういう文字ずらが全部記号に見えちゃう。
出発前は全部情報として認識で来ていたはずなんだけど。

地下鉄に乗っていたら、昔同じバレエ教室でレッスンをしていた子に再会した。彼女は高校生ぐらいで海外のバレエ学校に留学して、そのまま外国のバレエ団に就職してバレエを踊っていたような子だったが、今はバレエも辞めて日本で働いている。
私が3週間ぐらい一時帰国している、と言うと「その感じ、留学してた時と一緒で懐かしいわ。もう1日たりとも無駄にしたくなかったし、戻る時の空港では号泣してた」と彼女は言った。昔はそんな感覚を共有できるなんて思ってもいなかったのに、10年ぐらい経ってお互いがその感じを共感しあえるって、なんか凄いなぁとしみじみしてしまう。

この日は昔のバイト先の素敵なお姉さんに会いに京都へ。本日は晴天なり。
分かっていたけど、果物って本当に高い。
ローズトビーフ丼!!肉!!美味しい!!
全然梅雨っぽくないけど、アジサイが咲いているのを見ると季節を感じる。
キレイなだぁって見とれていたら、すぐそこに同じアジサイを売っている花屋があった。
いやぁ商売上手だなぁ。お金のある外国人なら買っちゃうやつ。
そして美味しい抹茶カフェへ。抹茶とスイーツのクオリティも凄いし、全てのサービスがきめ細やか過ぎて泣ける。
お茶室で抹茶を楽しめるという幸せ
京都市役所前にはお野菜が植わってました
夜ご飯はなか卯。このトロトロ親子丼がいい!!
やばい!!最高過ぎる!!!
午前中の琵琶湖。6月とは思えない晴天だけど、やっぱり琵琶湖いいなぁ!!!!
昨日はいっぱい食べたから、今日の昼ご飯は納豆ご飯!味噌汁まで付いて、贅沢!!!
ちなみにこの様子を見た父親は「そんなに納豆好きやったっけ?」と聞いてくるぐらいだった。
まぁ、スリランカだとすぐ発酵しちゃうからね。
そして前に勤めていたシェアオフィスで美味しいコーヒーを飲む。
500円ぐらいでおいしいコーヒーが飲める日本って最高。というかバグってる。
夜は素敵なバーでカツサンド。ここに来ても肉。
一時帰国初めての週末は、まずウーパールーパーの水替えから。
半年ぐらいだけど、身体が大きくなった。
The ジャニーズカレーと言えば、ココ壱。
やっぱり日本のカレーは美味しい!!!
3時のティーはスターバックスへ。カフェオレの牛乳にドキドキしながらも(乳糖不耐症だから)アーモンドミルクのフラペチーノをいただく。
地元のイオンモールでは、ひたすらスリランカ生活に必要な物資とお土産を買い込む。
そしてお昼ご飯はフードコートの天下一品へ。フードコートは子ども連れのご家族がいっぱいいて、ここだけ見てると日本が少子高齢化とは思えないよなぁとボンヤリ思うほど。
ラーメンライスセット。めっっちゃ美味しい。
買い物中に母親が「水無月食べたい」と言い、3時のおやつとして購入。水無月食べたの何年ぶりやろか。日本語クラスの生徒に写真を送ったら「おいしい?」と聞かれたので、「おいしいけど、あまくない」と返信した。
100点満点の焼肉。高校生みたいなグループも沢山いて、最近の高校生は色んな支出があって大変やろうなぁ、と思ってしまう。
大好きなローソンのどらもっち。ローソンで見たら買ってしまう。
久しぶりのフェンネルちゃん!
ローズゼラニウム。手で触っただけでもいい香りがして癒される。
ああ、私にはこういう癒しが足りなかったんだと、気付かされる。
待望の日本一時帰国なのに、何か物足りなさを感じていたのが何だったのか思い出した。やっぱり自然と触れ合うことが私にとっては重要だったのだ。半年ぐらいのキラキラ都会スリランカ生活で完全に忘れていたけど、無意識にフラストレーションは溜まっていくもので、そう思うと自分はよく頑張ったなぁと思える。
彼氏の実家のおネコ様にご挨拶。日本の猫ってデカいなぁ。
翌朝の朝ごはん。超日本っぽい食器に卵焼き、ウインナーと日本っぽさが盛りだくさん。
お米は古代米らしい。味噌汁に入っていたズッキーニは美味しすぎて、すぐにマネした。
帰宅後のお昼ご飯は卵掛けご飯!生卵が久しぶりすぎて、ちょっと胃がゴロゴロした。
京都。再び。
京セラ美術館の村上隆の展示へ。
展示作品のクオリティは凄い。
どれを取ってもクオリティは半端ない。
京都と村上隆って感じ
すごく「現代」って感じがする屋外の作品。そりゃそうか、「現代」アートだもんな。
何というか、村上隆がというより、皆が「村上隆」ってものを作り出したんじゃないか?って感覚になった。こういう風に考え始めちゃうと「観察者の系譜」とか読み返したくなるよね。
お隣の京都国立近代美術館のコレクション展も見る。
やっぱり横尾忠則は最高だなぁ!!!!!
この意味分からない感じが最高
夜は母親と二人で晩御飯。久しぶりに料理作って仕事帰りの母親を待ってみた。
ホストマザーから「パリッサメン」と言われて共有されたニュース。
東京で人喰いバクテリアの感染者数が増加しているとのこと。

約3週間の一時帰国とは言え、既に折り返し地点に立っていると考えると、時間は早いものである。

海外に行くまで感じることが少なかったが「1人で何でも出来る」ことの喜びや嬉しさを噛み締めることが本当に多い。それぐらい日本という場所は「1人」であることの配慮や気遣いがあるのかもしれない。
とは言え、それは「より良く生きること」がどういう事なのか?というその土地それぞれの価値観が反映されているからだと思う。スリランカだと何かしら誰かの支えや助けがないと、生きていくのが大変だったりする。しかし、それは常日頃から家族や友人で集まって過ごすことが良しとされているからだし、1人ってことに対する社会的な弱さもあるのかもしれない。(例えば1人で歩いている女性なら何してもいいみたいな感覚とか)
逆に日本だと「お1人様」って言葉があったりカフェとかにも1人用のテーブルがあったりして、1人であることが社会的にも容認されている感じはある。(もちろん日本全国ではないと思うけど)

あとは、自然に触れることは私にとって結構重要なことだったことを思い出せて本当に良かったと思う。スリランカから帰国したら、どうするかって話をここ最近チラホラしていたのだが、自然のことを完全に忘れてアレコレ考えていた節があった。もちろん、それも無駄ではないのだが、やっぱり改めて認識できるような体験を出来たことが大事だと思うからだ。

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