変わりゆく日本語
バイト先のコンビニで、女子高生の話す言葉が分からなくなってから大分経ちますが、さらにこれが日本語なのだろうかと思うほどに不思議な言葉に変わっています。
言語は時代とともに変わっていくことは、歴史上も証明していますが、これほど不可思議な形に変わってしまうと、言葉が通じなくなってしまうのではないだろうかと思ってしまいます。
女子高生と会話することが、それほどあるわけではないので心配することはないのですが、気になってしまいます。
女子高生の場合は、LINEの影響が大きいのだと思いますが、逆に普通の日本語を彼女たちは理解できているのかと思ってしまいます。
日本語の乱れとして、政治家の国会の答弁を聞いていても、日本語が正しく使われていないことを感じてしまいます。
募ってはいたが募集はしていない、の安倍首相の有名な迷言は有名ですが、それだけではありません。森法相の、ご答弁申し上げます、という言い方がとても気になります。謙譲語には当てはまらないし、答弁する自分に対して敬語を使っていると思います。
どうみても、ご答弁は間違った日本語だと思います。何故誰も指摘をしないのでしょうか。
「・・・しているところでございます」「その方向で検討をしたいと思っています」など、やっているのかやろうと思っているのか、具体的なことが伝わりません。
国会の答弁は、曖昧に答えないといけないと考えての表現だと思いますが、国会中継を見ている国民は、どちらなのか分からないままになっていると思います。
小池都知事の発言も、丁寧な言葉で話そうとしていることは理解できますが、横文字の表現と合わさっていると、何を伝えたいのかが不鮮明になってしまいます。
言葉は相手に自分の考えていることや行動することを伝えるために使うものなので、曖昧な意味では役を果たすことになりません。
会社を起業するためにも、きちんと自分の意図が伝わるような言葉を選んで使っていかなければいけないと思っています。
しかし、若い女の子とも仕事をしていきたいと考えているので、そのような時には通訳をつけて話をしないといけないかもしれません。でも、こちらの話す言葉が、理解してもらえるのかが不安になります。
どんな時にも、相手に意図が伝わる日本語を使えるようにしなければいけないし、それが大事だということを心掛けたいと思います。
言葉は、企業の運営でも大切な要因であることは、間違いありません。