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2024/2/24、ファミマカップ県大会(U-11)@西原陸上競技場

先週も同じ会場でしたが今週はU-11のファミマカップ県大会、フットサルですね。大会運営を浦添西原地区で担当していることもあり、毎年この時期の恒例行事になりつつあるのですが、この3年ぐらいは残念ながら自チームは県大会出場できていませんでした。運営スタッフしてるにも関わらず自チームは参加出来ない、という何とも残念な状態をようやく脱することが出来た今シーズン、否が応でも期待が高まります。

初日は、3チームごとの予選グループに分かれて2試合を行います。1位にならないと次のトーナメントに進むことが出来ないわけですが、同じグループには何とFC琉球さん、もう1チームも那覇地区の真和志FCさんと強豪揃い。事前の練習ではそうとうダラダラしていたようですが、はたして悔いの残らない戦いをすることは出来たのでしょうか。


■予選リーグ


第1試合:0-2 vs FC琉球

事前のチームでの話し合いで、地区予選における自チームの戦いぶりを考えてもパスやドリブルを駆使したきれいなフットサルで対抗できる相手でないことは明らかだよね、という結論になりました。

得点する気がない、というわけではありませんが、今さらちゃんとしたオフェンスの組み立てを身につけられるものでもないので、まずは失点をしないことを最優先に、となります。

というわけで、ひし形の両サイドを下げ気味で、むしろ3-1というシステムのイメージを共有しました。かいり、ゆうが、こうがの3枚がきっちり連動する形で前後左右に移動する。ボールの出どころに合わせて、誰がチャレンジするのか、連動したカバーの動きなどを落とし込んで、とにかく不要に引きずり出されることなく、徹底的にゴールを守ることを目指します。

かといって、相手チームに自由にボールを持たせれば矢のようなロングシュートがガンガン飛んでくることも分かっているので、前に1枚のこる選手の役割が最も大事であることも確認しました。この日のスタートは、きょう。どんな位置でもひとまずきょうがプレッシャーをかけること、相手チームのビルドアップによりあっという間にきょうの位置をボールが超えていきますが、プレスバックの徹底でとにかく走り回ってもらいました。

こちらの守備ラインの深さを見て相手チームが前に前にあがってくる頃合いで、きょうをけんじろうに交代。相手陣内に1人しかいないところを見計らって、細かいステップを粘り強く、とにかくスピードプレスでミスを誘発する、どこでもいいから体に引っ掛けてボールを奪う、という作戦に変換。結果、このシーンみたいに、数度のチャンスを作ることができました。が残念ながらゴールには至らず。。。

何とか前半は無失点に抑えることができましたが、後半4分に失点。GKクリアランスが相手にいってしまい、けんじろうとゆうがの間を突破され失点。GKがボールを持っている段階でけんじろうが外にもらえる位置を確保するのは良いがスローミスの瞬間に、ゆうがとの距離を縮めてブロックを作るべきだった。そもそも、GKクリアランスについて約束事を決められていなかったことが問題。経験不足、準備不足。

その後、カウンターのチャンスを待ちきれずポジションの変更など施した結果、やはりゴールを奪われてしまいます。後半8分、前線で奪われて3vs3の守備になるが、かいりがプレスバック間に合わず、けんじろうが飛び出してしまった。結果、右サイドにフリーの選手が生まれて、そこから失点。約束事を守るのであればけんじろうが出るのではなく、かいりが戻ってこないといけなかった。倒れたのはわかるけど、起き上がるのも、起き上がったあとのダッシュも、もう少し急げたのでは。

というわけで結果、0-2で敗戦となりました。諦めずに最後までよく頑張りましたが、頑張る内容を一瞬でも間違えると、あっという間に失点しまいますね。そんな緊張感を楽しんでくれていたら何よりです。



第2試合:3-0 vs 真和志FC



初戦を落としてしまったので、あとは何も考えずにぶつかっていくだけ。審判対応の関係で次の試合に向けてのミーティングに参加できませんでしたが、「何も考えずに」とはいえ、まさか1試合目と同じ3-1のシステムで挑んでいくのは無策すぎませんかね?(笑) 試合が始まってしばらくして、何故か攻めあぐねる展開に気がついて、2-2のボックスに戻してましたが、やはりまだまだ認知とか判断の部分の楽しさを落とし込めていないようです。

前の試合に続いて、GKきりゅうのビックセーブに助けられるシーンも多かったですが、けんじろうかいりきょうがそれぞれゴールを決めて、3-0で何とか勝利。U-11としては県大会での初勝利をおさめることができました。

予選グループを1勝1敗、残念ながら2位となり決勝トーナメントへ進むことはできず。これで今年度のU-11メンバーにとって最初で最後のファミマカップ県大会が終了しました。全体を見ると、前日まであれだけGK出場を渋ってたにも関わらず、GKきりゅうの大活躍が目立ったかなぁ、という感じです。残念ながら余裕のある展開ではなかったため、せっかく来たのに試合に出られなかったメンバーが多かったのは申し訳なかったですが、是非熾烈なレギュラー争いをしてもらえればと思います。

帯同いただいた父母の皆さんはもちろんですが、県大会の運営サポートに入っていただいた皆さんは早朝7時からの集合で本当にありがとうございました。個人的には、普段の地域リーグも各運営チームのサポートのお陰で成り立っていることを今更ながら痛感しました。


追伸:
大会やリーグ戦に参加する選手たちにも、感謝の気持を忘れずにいてほしいものです。残念ながら現時点では感謝どころか、チーム解散となった瞬間に併設している公園の遊具へチーム全員で遊びに走ろうとするような状態です(笑)。いよいよ最高学年になるU-11ですが、あっという間に終わってしまう次のシーズンを大切に過ごしてほしいものです。

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