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2024/4/20(土)、全日リーグ(U-12)第1-2節@当山小学校

気がつけば4月も終盤に差し掛かり、あっというまに今シーズン最初の1ヶ月が終わろうとしています。

4/1の新シーズン練習初日から、気持も新たにサッカーに取り組み始めた新6年生たちですが、練習や練習試合がことごとく雨で中止になって、なんだか不完全燃焼のまま迎えた地域リーグ初戦。さてどんな結果だったでしょうか。


■4月3週目までの取り組み

新シーズン始まってこれまでのところ、チームとしてはサッカー以前の問題に取り組んでいます。

最上級の学年として、どのようなチームにしていきたいのか、そのためには具体的な行動として何をしないといけないのか。逆に、してはいけないことは何なのか。それを、どうやってチームとして遵守していくのか。守れないメンバーがいたときにどうするのか。彼らなりの言葉で作成中の「鉄の掟」を、徐々に構築中です。

「鉄の掟」といっても、練習開始時刻や集合時刻、練習前に確認すること、荷物や水筒を置く位置を決めること、トレーニングの合間のふるまいについてなど、いまは簡単な内容ばかりですが、それらが、なぜサッカー上達のために大事なのか、というところを理解したうえで、文章に落とし込んで共有します。

どんなトレーニングメニューをこなしても、そもそも真剣にサッカーに取り組むという姿勢がないと、何も積み上がらないし、残された時間に対して効率が悪すぎるのではないか。というところで、4月のテーマとしては、まずはチームの土台作りに注力しています。

おそらく他のチームであれば代々の先輩から受け継がれるような形で、伝統的にチームの文化に落とし込まれている部分だと思いますが、近年の西原南FCを振り返ると少し規範のない状態になっていたような気がします。さぁ、今年の6年生はチームを変えることができるのか、楽しみに見守っていきたいですね。




■全日リーグ試合結果

第1節: 0-3 vs 当山FC

試合の結果よりも試合に取り組む姿勢にこだわっていこう、というテーマで臨んだ今シーズン初戦。結果は0-3での敗戦となりました。それでも、会場入りしてからみんなでミーティングして予定の確認、そして試合開始時間を意識したウォーミングアップへの取り掛かり、試合前のミーティングでポジションや獲得目標などを確認するなど、取り組む姿勢としては良かったのではないでしょうか。

ちなみに、獲得目標は試合中に声を出し続けるでしたが、試合後の振り返りではうまくいかなかったというコメントが多かったです。なぜ声を出せなかったのか、についての分析では、「普段の練習で声を出していないので、どんな声を出せばよいのかわからない」というもっともな意見が出て、みんなで笑うしかありませんでした(笑)

第2節:1-1 vs 仲西SC

1試合目の反省を活かして、どのような声掛けをするのかを試合前に確認しました。その声かけの必要性や明確な判断基準が確認できるというところで、「ディフェンスラインの押し上げ」、「失点の際のポジティブな声掛け」、「サイドバックとサイドハーフの連携の声掛け」あたりにチャレンジすることにしました。

ここまでハードルを下げれば、さすがに声が出始めます。いったん声が出始めると、派生して様々なタイミングでコーチングや叱咤激励の声が出るようになったのは面白かったですね。声を出すことでプレーも自発的になるし、何より集中力が高まってくることは選手たち自身が実感していたようでした。

試合の結果としては、相手チームのオウンゴールで先制するも、自陣ゴール前でのボール回しのミスから失点してしまい同点で終了となりました。勝ちきれず悔しそうではありましたが、1試合目に比べるとだいぶ内容が良かったので少しホッとした表情の選手たちでした。



■プレーの振り返り

第1節 0-3 vs 当山FC

前半 1:35 失点
開始早々に失点。相手のシュートはキーパー正面に飛んできたが、弾いたボールがゴールへ吸い込まれる。このシーンに限りませんが、この日はGKの立ち位置が前すぎましたよね。けんじろうは、体格差を活かして腕を差し込むなど、抜かれた後の対応に工夫できたはず。

前半 10:40 失点
右サイドを破られクロスがあがります。GKは鉄則通りに、ニアをあけない立ち位置にいれば正面に来たボールでしたが、何故かここでもGKが出すぎていました。ボールはゴール前に飛んでいき、走り込んできた相手FWに簡単に押し込まれます。ディフェンスの帰陣の遅さと、ボールしか見てないので簡単に失点してしまいました。右サイドを突破された瞬間にダッシュで帰陣しないといけないのに、のんびりと戻って来るDF陣はいかがなものでしょうか。攻撃から守備への切り替え(=ネガティブトランジッション、ネガトラ)が遅れたことによるわかりやすい失点でしたね。

後半 11:50 失点
自陣ゴール前でのゴチャゴチャから抜け出されて失点。ボールを持った相手にアタックにいく選手(りゅうき)はいるのですが、その1vs1を横目に見て立っているだけのけんじろう。りゅうきが抜かれた場合に備えて、カバーに入れる位置に立てたら良かったですね。

第2節:1-1 vs 仲西SC

後半 4:10 失点
自陣ゴール前でのボール回しに失敗して失点。ちかい距離のパスなのに、きりゅうのパスが浮いてしまったことで、たけるの処理に時間がかかってしまった。たけるは、どうしても左足でボールを蹴りたいので、かならず左に持ち帰る動作が入るが、その間に相手に詰められてしまった。右足ダイレクトで、こうがに蹴ることができればよかった。

後半 4:55
たけるからひろとへの見事なパス、ひろとがちゃんとスペースに走り込んでるし、たけるがそれをしっかり見ていて少し前のスペースに出している、本当にすばらしいプレー。


というわけで、残念ながら今シーズンの初陣を勝利で飾ることはできませんでしたが、今月の目標(=練習や試合へ取り組む姿勢の改善)という観点では、十分な収穫があったのではないでしょうか。

帯同いただいた保護者の皆さん、ありがとうございました。今シーズンも子どもたちと一緒に、存分に楽しみましょう!

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