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前駐ブラジル大使、元駐メキシコ大使である山田彰氏のEncounter Japan特別顧問就任について

2023年も前半戦が恐ろしいスピードで過ぎ去り、7月に突入しました。12月はクリスマスシーズンのためメキシコ国内の業務が多方面で停滞するため、実質5ヶ月しか残されてない。。

必死にチーム一同、昨日より今日を良くしていくための地道な努力を積み重ね、また下半期のジャンプアップに向けて準備を重ねた2023年前半戦でした。

本日、プレスリリースで発表させて頂きました通り、前駐ブラジル大使、元駐メキシコ大使の山田彰さんが当社の特別顧問に就任致しました。

山田彰さんが中南米の第一人者であることはラテンアメリカに関わる方々にとって周知のことです。

まさに長きに渡って「ラテンアメリカと日本の歴史を創ってきた日本人」であり、誰しもが頷く、中南米の第一人者である山田彰さんがEncounter Japanに関わって頂けることを大変嬉しく思っておりまして、より身が引き締まる想いです。

山田大使との出会い、そして特別顧問に就任頂くまで

まさに「徒手空拳」で2015年にメキシコで商売を開始。これまで多くの人々に支えられ、社員たちの血が滲む様な努力があり、沢山の奇跡が重なって2023年も企業活動を継続しています。

メキシコ合衆国で起業した直後、何度かメキシコで直接山田大使とお会いしてお話させて頂く機会がありました。僕はいつも、当時中期目標として掲げていた「2020年にEncounter Japanはメキシコで最も存在感のある日系企業になります」という、今思えば無茶な感じもあるのですが(笑) こんな目標をお会いする度に直接お伝えしていました。その後も、山田さんはいつもFacebook等を通じて「Encounter Japanがメキシコで最も存在感のある日系企業になることを応援してます」とエールを送り続けて頂いた大人のひとりです。

2016年12月にメキシコシティ市内で出展した「Alimentaria Food Show 2016」では山田大使にもお越し頂きました。顧問のますやみそ代表取締役社長の舛本さんの初メキシコ訪問でもありました。

2016年には、弊社が運営するメキシコ情報サイトamiga でも山田大使にお時間を頂いて、インタビューを実施させて頂きました。これがもう7年前。インタビュー記事にもございますが、2009年には400社に満たなかった日系企業の数が2023年には3倍以上に増加しています。また全日空(ANA)がメキシコ⇔成田間の直行便を開通する等、メキシコと日本を取り巻く環境は大きく変化しました。

2017年に駐ブラジル日本国特命全権大使として、メキシコよりブラジルへ移駐された後には直接山田大使にお会いできる機会がなかったのですが、山田大使が日本にお戻りになられた後、定期的に日本でお会いする機会を頂いておりました。

2021年12月。神楽坂近くのカフェで

そして2023年5月、日本へ一時帰国中に都内で夕食をご一緒させて頂く機会を頂戴しまして、兼ねてよりご相談させて頂いておりましたEncounter Japanでの特別顧問への就任を打診させて頂き、ご快諾頂いたという流れです。

2023年5月18日に、東京都内で夕食をご一緒させて頂いた時の写真。

これからのEncounter Japanは、よりエキサイティングで、よりチャレンジングな環境に突入していきます

2023年に分社化したメキシコ国内でのコンサルティング、クリエイティブ制作等を手掛けるEncounter Japan Communication S.A de C.Vでは現在新規事業にも着手しており、人員増加を経てメキシコシティ市内のオフィスが狭くなってきました。会社全体としてはメキシコの複雑な税務環境の中で、出入金は大幅に増えたものの、経理・財務の体制は未だ脆弱で管理体制に問題が生じています。またこれまで無縁だった、従業員の不正発覚による解雇など、目の前の業務が積み上がる一方で、これまで経験したことのない様々な問題が発生しています。

これらの問題に目を背けず、向き合って解決していくことから逃げないのは当然なのですが、会社のフェーズ的に新規事業の立ち上げや管理体制を整えていくことを任せれる人材の採用にも着手しています。これまで後回しにしていた人事制度や稟議制度についても社外のアドバイザー等を通じて作り上げている最中。

「何もない」時代、まさに個人商店に近い規模での会社経営もいま振り返れば面白かったのですが、組織の成長に伴って課題が山積み、そして新しいチャレンジも控えてる100人弱の規模である「いまのEncounter Japan」も、二度と戻らないエキサイティングな局面を迎えています。

ネットワークも、資金もアイデアも何もなかった当時と比べて、いろんな実績や頼もしい社内外のパートナー・仲間が増えました。一般的な所謂スタートアップの様な急成長・拡大とは異なるスピード感ではありますが、自分たちのペースで「ラテンアメリカと日本の新しい歴史を創り、人々の人生を豊かにする」理念の実現に向けて歩みを進めています。

正直辛いことやキツイことも盛り沢山ですが(笑)、一回きりの人生において、壮大な目標に向かって仲間と共にチャレンジできる日々や経験は、ありがたいなぁと思うばかりです。付き纏うヒト・カネの問題に頭を悩ませ、重圧に押し潰されそうな日々もありますが、人生を懸けて「100年後も続く」企業にすべく、経営から逃げずに経営者として成長していきたいと思います。

引き続き日本人の調理師・料理人の方の採用を行なっています

先日、頼もしい和食料理人の仲間が入社してくれました。嘉文くんはケレタロ市内のGOEN FUJITAYAで早速勤務を開始しており、メキシコのいろいろなカオス環境にも楽しく馴染んでくれています(笑)

初めてパスポートを取って、初めて日本を離れて働く場所がメキシコ合衆国。という一見クレイジーな決断ですが、意外とメキシコは住みやすく人々も温かい。日本で習得した技術を表現するには、このメキシコという国はやり甲斐あるチャレンジングな環境だと思います。

坂本総料理長を中心に、現在は3店舗の経営を行なっています。

2023年後半戦から2024年にかけて、各部署でチャレンジが続きます。私自身も30代半ばで、会社メンバーの大半は20-30代が中心とまだまだ若く、勢いのある会社です。先日は企画・営業部の人材採用に向けて約30名以上の方々と面接を行い、素敵な2名の新しいメンバーが今秋入社予定です。

企画・営業部でのプロジェクト・マネジメント職や営業職については募集を締め切りましたが、調理師の方々の募集は継続して行なっています。ぜひ和食調理師の方、料理人の方々で、海外移住や海外での仕事に興味がある方は、気軽に以下のメールアドレスまでご連絡を頂ければ幸いです!

担当: 小林 

info@encounter-japan.com


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