No.150 「CAN・MUST・WILL」

転職エージェント・森本千賀子氏の記事に目が止まった。

「幸せなキャリアを築いている人に共通することは、『ＣＡＮ（できること）』と『ＭＵＳＴ（やらなければならないこと）』と『ＷＩＬＬ（これからやりたいこと）』、この3つのバランスがうまく取れている人。
実はそれは、決して簡単なことではありません。『ＭＵＳＴ』に追われてしまうと『ＷＩＬＬ』を考える余裕を持てませんし、『ＭＵＳＴ』を果たさず『ＷＩＬＬ』だけを追い求めては、社会人としてのバランスを崩してしまいます。
社会人になったばかりのころの私は、『ＭＵＳＴ』と『ＷＩＬＬ』のバランスを意識しながら、自分の能力を高めようとしてきました。その一方、ワーキングマザーになって以降は、『ＣＡＮ』を意識せざるをえません。家族と過ごす時間を増やせば、仕事に費やせる時間は少なくなるので、それは当然のこと。限られた時間の中で確実に『ＭＵＳＴ』をこなし、『ＷＩＬＬ』も持ち続けるには『ＣＡＮ』の範囲を広げる努力が不可欠なのです」

ワーキングファーザーになって、『WILL』の余裕が持てなくなったことは否めない。ここは、『CAN』の範囲を広げる更なる努力が必要なのだと痛感し、時間の使い方をあらためて意識しながら、仕事、主夫、育児をこなしてみた。

『CAN』の限界を痛感する。
しかし、私なんぞ、まだまだ。加えて介護までしている知人もいる。世の中には、更に過酷な状況の中、バリバリとすべてをこなす人たちもいる。

子どもが授かるまで、『仕事命』だった自分にとって、主夫業はできればやりたくない。育児は大変楽しくかつ学び多きものの、子どもと費やす時間はあっという間に過ぎる。

欲張りとは充分承知しつつも、『WILL』のお話しやアイデアが次々と湧いてきて、『WILL』に費やす時間がもっと欲しいというのが正直な気持ち。

やれやれ・・・。愚痴のオンパレードとなってしまった。猛省。

『CAN』の範囲を広げる努力をし、確実に『MUST』をこなし、『WILL』を持ち続ける！　
何事も努力。頑張れ！　自分。

２０１３年６月