マガジンのカバー画像

つづきものエロ小説(18禁)

283
2話以上にまたがるエロ小説は、読みやすいようにこちらにまとめます。
運営しているクリエイター

#創作大賞2024

お前の母ちゃん元合ロリ女優!【1/5】

■  祐樹は泣きながら家に帰ってきた。  また、学校の帰りにタカスギとオオツキにいじめられたからだ。  もう小学六年生。  はっきり言って、いじめられて泣きながら帰ってくるのは情けなすぎる。  タカスギやオオツキに殴りかかったら、たぶん勝てるだろう。  祐樹はよく女の子と間違われるくらい華奢で色白だが、低学年から空手を習っている。  だから……あの二人をぶちのめすことくらいどうということはない。  本来なら泣かされて家に帰っているのはタカスギとオオツキのはずだ。  

お前の母ちゃん元合ロリ女優!【2/5】

前回【1/5】はこちら ■  祐樹が検索したのは違法アップロードされた継母……(旧姓)信野ことみ、芸名:椎名こころが現役時代に出演したAV作品だった。 (だめだっ……こんなの観ちゃだめだっ……だめなのにっ……)  タイトルは…… 『【VR】小悪魔J●の寸止め甘々Sプレイでボクもうたまんない! 椎名こころがアナタの妹に!』  VR作品の、AV女優とのプライベートなエッチを疑似体験できる、いわゆる“主観モノ”だ。  祐樹はオンラインゲームをする、と言い訳して小遣いを

ホラー官能小説:百目(ひゃくめ)【1/7】

【1/7】 【2/7】 【3/7】 【4/7】 【5/7】 【6/7】 【7/7】 ■ 「だめだよ…………ほんと。だめ。見てるんだから」そう言いながらも鳴門さんはうっとりと した目で僕に振り返り、厚めの唇を半開きにしている。「お願い、ほんと、見てるんだから……ねえ……そんなの、だめだよ」  そう言って僕の膝の上で裸身をくねらせる鳴門さん。 「……見せてやりゃあいいじゃないですか」  僕はそう言いながらも、膝に抱えた鳴門さんの内股に自分の膝をこじ入れ、太股を大きく開い

ホラー官能小説:百目(ひゃくめ)【2/7】

前回【1/7】はこちら ■  鳴門さんはバイト先の居酒屋での先輩だ。  歳は僕より二つ上、僕が入った時点で既にもう2年もその居酒屋でバイトしていた。  決して美人というわけではないけれども、しなやかな動作と色白の肌がまず大好きになった。  僕は同年代の友達からもよく変わっているといわれる。  こと女性の趣味に関しては。    僕ははっきり言って美人が嫌いだ。  また、あんまり可愛らしい子も好きではない。  合コンなんかにもたまにつき合いで顔を出すけども、そういう

ホラー官能小説:百目(ひゃくめ)【3/7】

前回【2/7】はこちら 初回【1/7】はこちら ■  部屋中を新聞やシーツやタオルで覆ってしまうことの意味は、よくわからない。  でも、そうすることによって、鳴門さんはますますエッチな気分になるようだった。  僕は何に対しても、ややこしい細かいことは考えず、実を取るタイプだ。  だから別に、彼女の変なこだわりのことは一旦頭の隅に追いやって、セックスに集中することにした……  というか、鳴門さんの積極姿勢に身を任せていただけだったけど。  鳴門さんは僕の口の中で激し

ホラー官能小説:百目(ひゃくめ)【4/7】

前回【3/7】はこちら 初回【1/7】はこちら ■  そんなこんなで、鳴門さんの部屋に僕が度々訪れるようになってから3ヶ月になる。  僕が部屋に来て、なんだかあやしいムードになる度に、鳴門さんはいつも鏡やテレビを覆う、あの“儀式”を繰り返す……  じゃあ、ずっとそのままにしとけばいいじゃないか、と思わないでもないが、まあ鳴門さんがそうしたいなら別に僕がそれに文句を言う筋合いはない。   「いったい、誰が見てるってんですか?」  ある日、なんとなく鳴門さんに僕は聞い

ホラー官能小説:百目(ひゃくめ)【5/7】

前回【4/7】はこちら 初回【1/7】はこちら ■  そのままセックスになだれ込みたいとこだったが、セックスする前には例の儀式がある。  さっきまでもうノリノリだった鳴門さんは、さっと素に戻ると、せっせとガムテープと新聞紙とタオルで部屋中を覆いはじめた。  鳴門さんはとても嬉しそうだ。  頭がおかしくなって、精神病院に入院してしまった「身近な人」にしてみれば大変気の毒だが……  鳴門さんのしてくれた話は、奇妙なことに僕を物凄く興奮させている。  ヘンだろうか?  

ホラー官能小説:百目(ひゃくめ)【6/7】

前回【5/7】はこちら 初回【1/7】はこちら ■  鏡で鳴門さんの表情を確認しながら、僕は彼女を突き上げつづけた。 「あっ……んんっ……す、すごっ……ね、ねえ、すごくない? い、いつもよりすごくないっ……?」 「鳴門さんが目隠しされて、ビンカンになってるだけですよ……」  嘘だった。  僕自身も、いつもの数倍は興奮していた。  鏡のなかでは目隠しをされた鳴門さんが、厚めの唇を開いて顔を歪め、頬を真っ赤にして喘いでいる。 「ち、ちがうよっ……こ、こんなっ……へ、

ホラー官能小説:百目(ひゃくめ)【7/7】

前回【6/7】はこちら 初回【1/7】はこちら ■  幸いにも、僕は正気を失うことは無かった。    それどころかちゃんとセックスを最後までやり遂げた。  僕と鳴門さんの体じゅうに出来た、無数の充血した目に見つめられながら。    どうなんだろう……?  僕は人より図太いのだろうか?    少なくとも、鳴門さんのはじめての相手より図太いのは確かだ。   「見てないっ………? 見てないよね………?」目かくしをされた鳴門さんは同じことを繰り返し続けた。「誰も……何も見て

大きくて、固くて、太くて、いきり立つ魔法【4/5】

前回【3/5】はこちら 初回【1/5】はこちら ■  わたしは夫がDIYで天井に取り付けた滑車に釣られていました。  手にはふわふわした手かせをつけられて、それに結わえたロープで引っ張られ、バンザイの格好を取らされています。  ヤスに履かされたヒールの高いサンダルのせいで、なんとか、かかとは床に着いていましたが……体重のほとんどはは滑車に支えられていました。  目にはエナメルっぽいビニールの目隠しをつけられていて、なにも見えません。 「ほら……ほら……恥ずかしい、

大きくて、固くて、太くて、いきり立つ魔法【5/5】

前回【4/5】はこちら 初回【1/5】はこちら ■ 「あ、あかんっ! ……あかんっ!  ……も、もう、あかんっ……そ、そんなに……そんなにいじめんといてっ……」  目隠しをされたまま、電マとか……ピンクローターとか……小型のバイブ(?)的なものとかをおっぱいやあそこに押し付けられたり……  あと……その、ほんとに今思い出すだけでも恥ずかしいんですけど……細くて振動するものをお尻の穴に入れられたり……  全身に、なんか、肌がカッカと火照らせるぬるぬるのローション(?)

終電ガール:インテグラル chapter 1【1/5】

■あらすじ■ 14歳の女子中学生。千春はある朝の通学電車の中で、奇妙な痴漢に遭う。 触ってきたのはセーラー服姿の、美しい少年だった。 千春の恋人、輝は千春の体験談に異様なほどの執着を見せて引き込まれる。そして、これまで誰にも話したことのない自らのトラウマとなった体験を語り始める。 その物語はどこか、美しいセーラー服の少年の話とシンクロしており…… ※読まなくても大丈夫ですが、このお話↓とすこーし繋がっています。 『列車の振動は興奮を誘(いざな)い、腰髄にまで欲望を忍ばせる

終電ガール:インテグラル chapter 1【2/5】

前回【1/5】はこちら ■  14時間後……千春は輝の唇から自分の唇を離すと、今度は彼の耳たぶにキスをして、小さな声で囁いた。 「……今朝、また痴漢にあっちゃった」 「え?……また?」  輝が、上ずった声で言う。  学習塾の最寄り駅近くの、ずっと改装工事をほったらかされたまま廃屋となっているそのビルの裏に、2人の場所があった。  別に、2人のための場所というわけではない。  2人ともまだ中学生なので、いちゃつくには場所を選ぶ必要があった。  その場所は、誰にも知

終電ガール:インテグラル chapter 1【3/5】

前回【2/5】はこちら 初回【1/5】はこちら ■  一週間は、千春にとって平和が続いた。   7時間授業を受け、学習塾に通い、そのうちの1日は終電前に……あの秘密の場所で輝とキスをした。   スカートの中に手を入れられたが、パンツの中にまで手を入れることは許さなかった。   これまでに一度も、千春は輝にそれを許したことがない。   何故かはわからない。  それを許してしまうのが、何かとても恐ろしかったからだ。  理由はなく、単に怖かった。  一週間目……その朝の