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つづきものエロ小説(18禁)

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2話以上にまたがるエロ小説は、読みやすいようにこちらにまとめます。
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#エロ

ホラー官能小説:百目(ひゃくめ)【4/7】

前回【3/7】はこちら 初回【1/7】はこちら ■  そんなこんなで、鳴門さんの部屋に僕が度々訪れるようになってから3ヶ月になる。  僕が部屋に来て、なんだかあやしいムードになる度に、鳴門さんはいつも鏡やテレビを覆う、あの“儀式”を繰り返す……  じゃあ、ずっとそのままにしとけばいいじゃないか、と思わないでもないが、まあ鳴門さんがそうしたいなら別に僕がそれに文句を言う筋合いはない。   「いったい、誰が見てるってんですか?」  ある日、なんとなく鳴門さんに僕は聞い

ホラー官能小説:百目(ひゃくめ)【6/7】

前回【5/7】はこちら 初回【1/7】はこちら ■  鏡で鳴門さんの表情を確認しながら、僕は彼女を突き上げつづけた。 「あっ……んんっ……す、すごっ……ね、ねえ、すごくない? い、いつもよりすごくないっ……?」 「鳴門さんが目隠しされて、ビンカンになってるだけですよ……」  嘘だった。  僕自身も、いつもの数倍は興奮していた。  鏡のなかでは目隠しをされた鳴門さんが、厚めの唇を開いて顔を歪め、頬を真っ赤にして喘いでいる。 「ち、ちがうよっ……こ、こんなっ……へ、

社会人になった彼女とお別れセックスした俺は留年です【前編】

■ 「これっきり、ほんと、これっきりだからね?」  そう言って、陽菜ちゃんはため息をつく。  俺と陽菜ちゃんはふたりとも実家住まいだったので、セックスするときはいつもラブホだった。 「わかってる……」  俺はうつむいた。  うつむくと、少し泣きそうになる。  彼女とはこれでお別れだ。   「あんた、わかってる? 自分がどんだけ不甲斐ないか?」 「わ、わかってる……」  陽菜ちゃんは黒いスーツに白いブラウス姿。  タイトなジャケットの腰の両側に握りこぶしを俺に向けて

大きくて、固くて、太くて、いきり立つ魔法【5/5】

前回【4/5】はこちら 初回【1/5】はこちら ■ 「あ、あかんっ! ……あかんっ!  ……も、もう、あかんっ……そ、そんなに……そんなにいじめんといてっ……」  目隠しをされたまま、電マとか……ピンクローターとか……小型のバイブ(?)的なものとかをおっぱいやあそこに押し付けられたり……  あと……その、ほんとに今思い出すだけでも恥ずかしいんですけど……細くて振動するものをお尻の穴に入れられたり……  全身に、なんか、肌がカッカと火照らせるぬるぬるのローション(?)

泊まりに来た妹の彼氏が夜這いしてきやがった【前編】

■ 「あんっ……だめだって……お姉ちゃんが起きちゃう……」 「だいじょうぶだって……もう寝てるよ……かなり飲んでたし」  起きてるよ。  てかバリバリ起きてるよ。    わたしはベッドに寝て、妹のあずみとその彼氏、倉持くんは床に布団を敷いて寝ていた。 「……んっ……だめだってばあ……倉持くん、そんなとこっ……」 「ほら、ほら……いいでしょ? ……ほら、あずみちゃんだって……」 「んっ……ばかっ……だめに決まってんでしょ? 最後までできるわけじゃないし……」  当

終電ガール:インテグラル chapter2【3/5】

前回【2/5】はこちら 初回【1/5】はこちら ■ 「す、すごい……」  輝のペニスを、跪いた千春が目を丸くして見つめている。  ペニスにさらに血液がみなぎり、その部分に集中する感覚は、もはや痛いくらいに自分を責めさいなんでいた。   もはや、千春の視線は気にならなかった。   せり上がる陰嚢の中では、出口を求める熱いマグマが、ひたすら解放されることを待ち望んでいる。  しかし……その前に、口から心の中のマグマを、すべて吐き出してしまう必要があった。 「そ……

終電ガール:インテグラル chapter3【2/10】

前回【1/10】はこちら ■   それから毎朝のように、セーラー服を着た中年男は、通学電車に現れた。   そして少年は人混みの中で、毎朝のように辱められた。   朝の電車の中で、男の手によって一滴残らず精液を搾り取られることが……少年の日課となっていた。   日を重ねるごとに、男の手は少年の快感のポイントを熟知していく。   ……その手つきは、ますますねっとりと、執拗なものに変わっていった。  耳元で囁かれる異様に低い囁きも…… 「昨日よりも今日のほうが感度ええや

終電ガール:インテグラル chapter3【6/10】

前回【5/10】はこちら 初回【1/10】はこちら ■ 「あっ………はっ……………あうっ…………んんんっ………はっ」  陰毛を剃り上げるテシガワラの手つきは、丹念この上なかった。  終電ガールは しっかりと目を閉じ、運命を受け入れている。   カミソリの歯が当たるぞっとするような感覚と、手のひらで捏ね上げられる亀頭が味わうもどかしい熱に、今は身を任せているしか術がない。   陰茎の根元の上部をわずかに覆っていた薄い茂みは、すっかり剃り落とされている。   外気にさら

終電ガール:インテグラル chapter3【7/10】

前回【6/10】はこちら 初回【1/10】はこちら  おびただしい手が体毛を剃り落されたペニスに、わらわらと群がってくる。   「い、い、いや、だっ………んっ………むぐっ………」  背後から口を押さえられる。  誰の指かはわからないが、太くて湿ったしょっぱい中指が、唇を割って口内に侵入していきた。  いったい何本の手が終電ガールの下半身に集中しているのかわからないが、それぞれが5本の指を持っている。   無数の指が……まるでイソギンチャクのように下半身を嬲る。   一

終電ガール:インテグラル chapter3【8/10】

前回【7/10】はこちら 初回【1/10】はこちら ■ 「あっ……ああああっ! ……や、やめっ……も、もうっ……やめ、てっ……」  ペニスを飲み込んだ器具はテシガワラの巧みな操作により、終電ガールに様々な刺激をもたらした。   あるときは回転してまるでガソリンスタンドの洗車マシーンのように陰茎を嬲ったかと思うと、その次には前後運動で扱き挙げる。  激しい上下の振動の後で、締め付けと開放を断続的に繰り返す。 「ほら、ほら、気持ちいいいだろう? ……これを知ったらもう君

終電ガール:インテグラル chapter3【10/10】

前回【9/10】はこちら 初回【1/10】はこちら  月曜の朝も朝の電車は混んでいた。   千春は電車に揺られながら、先週末の深夜、輝から掛かってきた電話について考えていた。   ……あれから何度かラインや電話をしてみたが、輝から反応はない。  何かあったのだろうか?  それとも、この前あんまりにもいじめたので、避けられてるんだろうか?  それとも、あの少年としたことをあまりにどぎつく語り過ぎたから……  嫌われたんだろうか?   いずれにせよ、輝と連絡が取れない

箸休め小話:彼女が痴漢に遭ったことを聞かされた話【後編】

【前編】は ↓ こちら    満員電車のなか、彼女のジーンズの前に押し付けられた痴漢の股間はギンギンだった。 『ヤバいほど、ギンギンやってんやんかー……』  そして彼女が、ことの顛末を語りはじめる。 「えっ……やっ……」  いきなり、人でギチギチの狭い隙間をぬうように、彼女の脇腹からTシャツのなかに痴漢の手が忍び込んできた。 「えっ……えっ……あっ……」  その手は彼女の……熱い中、汗で湿った背中を這い上がり……  器用にブラのホックを外したという。 「わっ

実録:某一流企業の私設売春クラブ【2/3】

前回【1/3】はこちら ■  ずいぶん前置きが長くなってしまいました。  ようやくこの企業の私設売春クラブの話です。  とりあえず、わたしがそれに関わることになったきっかけについて話しておきましょう。  これまで申し上げてきたように、わたしの勤めていた会社は、実に有名な、有名な、有名な、日本でも有数の損害保険会社でしたが、その内情はまるでソドムとゴモラでした。  先述しましたが、わたしを含め同期でほぼ数名の女子を除き、ほぼ太いコネで入社しています。  しかし、私を

女が女の部屋にノコノコやってきてタダで帰れると思ってやがったのかよ【1/5】

■  それにしてもひどい男だった。  と、紗英は自室のヤニで汚れた天井を見上げて思う。  いや、目を覚ますたびに思わずにはおられない。  というか、天井を見上げるたびに、それを実感せずにおれない。  この部屋の天井が黄色く染まっているのは、あの男のせいだ。  この半年間、つきあっていたあの男のせい。  そして、その男の影響で、タバコを吸い始めた自分のせい。  それまでは家で(親に隠れて)家でしか吸わなかったタバコだったが、あの男との関係の雲行きが怪しくなりはじめて