クソ文化ってなんで残っちゃうんだろうね


「おはいんびちゃん」

これは自分が毎朝起床時にツイートしている文言である。それなりにTwitterに入り浸っている人であれば起床報告ツイートをする、というのも珍しくないのではないだろうか。

ちなみにこの「おはいんびちゃん」などという韻も踏めていないさして語呂もよくないクソカス挨拶は

我らが大学界隈に君臨するネタツイッタラーの「おは陰キャ」という起床報告を参考にさせていただいている。

この挨拶の存在を知った後であれば

「おは陽キャ」→「おは陰キャ」→「おはいんびちゃん」

と派生していった流れが掴めておはいんび報告の文言もさして違和感を覚えなくなるのではないかと思う。

しかし、自分が毎日「おはいんびちゃん」とツイートしているさなか、不健康さんは前記した7月16日のツイートを最後に「おは陰キャ」報告を止めてしまったのである。

こうなってしまった以上、「おは陰キャ」という文字列をご存じない不健康さん初心者、またぶもチャン初心者の方々にしてみれば「おはいんびちゃん」というのは本当にただの謎クソカス挨拶ととられかねない。もうそろそろこれに代わる新しい文言を考えなければ…

ところで

この挨拶の変遷のように、最終形だけが残ってしまって今となっては謎クソカスゴミ文化と化している習慣って多々あるように思える。

そのうちの例の一つに自分の地元に古くから伝わる「土間踏み祭り」という祭りが存在する。今日はその祭りついて少し紹介しよう。

土間踏み祭りとは

「土間踏み祭」は主に岐阜県の裳戸瀬地域で行われ、自宅の土間に盛土(=神土)を撒いて踏みしめるお祭りです。その起源は奈良時代まで遡ると言われており、地元の多くの人にとって一年で最も重要なイベントとされています。
「踏衛」と呼ばれる踊り手が玄関の周りを取り囲み、お囃子の音に合わせて元気よく飛び跳ね、土を踏みしめる姿を一目見ようとローカルなお祭りながら県外からも観光客で賑わいます。

出典 wikipedia‐土間踏み祭

毎年この時期になると地域のすべての家の玄関が土だらけになるので、毎度毎度意味わからんなと思いながら参加するのですが、中でも祭りが終わった後に玄関にばらまかれた土を掃除するのがバカほど大変。クソ文化はよ滅びろ。

そもそもなんでこんな祭りが行われているのか

毎年理不尽なまでに後片付けが大変過ぎて腹が立ったのでこの祭りの起源について調べてみた所、

まだ土間が地面むき出しだった時代、生活しているだけで土間が削られ、それによりできた凸凹で家主や客人が躓いてしまう事が多くあった。そのため、年に一度”神様が転ばず家の中まで入ってこられますように”との願いを込めて、土間の凹みを直す。

というちゃんとした理由があったみたいで…



…………いや”今”は板張りだからやらんでええやんけ!!!!

最後に

ひょんなことから「地元のゴミ祭りについて調べてみよう!」と思い立ったため、今回noteにまとめてみたがやはり「今」、クソだと感じているものは変遷を鑑みた所でクソであることに変わりはないため、伝統とか歴史とか面倒くさいもの全部かなぐり捨てて即刻やめよう。

これを機に「おはいんびちゃん」もそろそろやめようと思う。おもんないしね。


そして、

祭りのくだりは全部嘘です。

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