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「エシカル消費」を考える

今回は「エシカル消費」について現時点での私の認識や思いを書いてみます。
私自身、この言葉を耳にし意味を理解するようになったのは直近1~2年の話です。
日々の企業としての生産販売活動だけでなく、個人的な消費者としての行動にも思慮を巡らせる必要があると感じ、整理してみようと思いました。

「エシカル消費」とは


エシカルとは倫理的という意味で、人や社会や環境に配慮した消費行動のことを指します。
例えば、日々のスーパーでの食料品を何気なく買う際にもこのエシカル消費という概念で消費行動が変わると思います。
日々私たちが口にする食材を買うとき、値段や産地で選ぶ以外の選択肢がある方がどれくらいいるでしょうか?
(私は少なくともそうやって選んできてしまった側の人間です。。)

しかし、この概念を知ると単純にモノの小売りと消費という事象の背景に何があるのかを考えることになります!


商品やサービスの背景にあるストーリー

エシカル消費を通じて、私たちの一人ひとりが人・社会・地域・環境等に配慮した消費行動をすることが、小さな社会課題を解決するきっかけとなります。
先程の例で、何気なく買う野菜が、
生産者とのフェアトレードで成り立っているか?
サプライチェーン全体を通じて環境負荷の高いものとなっていないか?
未来へ繋がる消費行動になっているか? など、、

よくよく考えると、ただ商品が棚に陳列されているだけではなく、その背景に生産者や流通業者をイメージしたり、たった一つの消費行動の中で自分が未来のために出来ることは何かという部分にまで想像を膨らますことが出来ます。

しかし、いちいちスーパーで野菜を買う時に一つ一つそこまで考えていたら大変です。
もっと無意識レベルで、
廃棄物が少ない容器か?地産地消に貢献できるか?フードロスにならないか?
など、まずは意識と行動が自然に染みついていけば良いかなと思っています。

知ることが大切!

私はこのエシカル消費という概念を知る前は、何となく感覚で捨てるのもったいないから・・というようなイメージで意思決定していたように思います。
しかし、知ることはやはり大切で「なぜエシカル消費が社会的に必要なのか」「それによって未来に何がもたらされるのか」を考えることが出来ました。
1人の力では小さいものですが、社会全体のムーブメントとなれば少しは明るい未来になるのではないでしょうか。

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