季節ごとに変わる楽しみ!「お西さんへ行こう。」2024(令和6)年春号
西本願寺では、境内の見どころや季節ごとに行われる催しを掲載した季刊リーフレット「お西さんへ行こう。」を発行しています。今回は「2024(令和6)年春号」の内容をご紹介します。
PDF版:https://www.hongwanji.kyoto/info/img/onishiharu2024.pdf
【6月5〜8日】大谷本廟(おおたにほんびょう) 納骨・永代経総追悼法要(のうこつえいたいきょうそうついとうほうよう)
大谷本廟へご納骨された方、永代経のご縁を結ばれた方を対象とし、お念仏を依りどころとして往生された先人のご遺徳を偲び「南無阿弥陀仏」のみ教えに遇い得たことを喜ばせていただく法要です。
<木曜法話会>毎週木曜11時30分〜12時/場所:大谷本廟 本廟会館ロビー
30分の法話です。参加費無料、お申込みも不要ですので、どなたでもご参加いただけます。
ほとけさまのお話
西本願寺で行っている法話の種類やスケジュールを掲載しています。日によってお話しする僧侶が変わるため、それぞれの個性が光る法話をお聴きいただくことができます。参加費無料、お申込みも不要です。お西のお坊さんによるほとけさまのお話、ぜひ聴いてみませんか。
▼法話のスケジュールは、下記をご確認ください。
<朝のお勤め・晨朝勤行>毎朝6時〜/場所:阿弥陀堂・御影堂
西本願寺では、1年365日毎朝6時から「晨朝(じんじょう)勤行」という朝のお勤めを行っています。阿弥陀堂・御影堂での法要後、法話があります。朝から声を出して読経をすることで、気分がリフレッシュするという方も。気持ちよく、一日のスタートを始めましょう。
<お西さんの法話>毎日11時〜/場所:御影堂
<昼座> 毎日14時〜/場所:総会所(聞法会館1階)
<お西さんの土曜法話>毎週土曜日 17時〜/場所:総会所(聞法会館1階)
※お西さんの土曜法話はYouTubeチャンネル「お西さんの法要行事」 にて、昼座はYouTubeチャンネル「お西さんの常例布教」 にてライブ配信も行っています。
※諸行事によって、内容や時間が変更となることがあります。
<日曜講演>不定期開催 10時半頃〜/場所:総会所(聞法会館1階)
狂言、京料理、スポーツなど幅広い分野から講師を招き、お話を聴く時間です。気になる講演があれば、ぜひご参加ください。新しい世界が広がるきっかけになるかもしれませんよ。
▼日曜講演の内容・スケジュールは、下記をご確認ください。
※日曜講演は、YouTubeチャンネル「お西さんの法要行事」 にてライブ配信を行う場合があります。
<特集・お西さんの門前町へ出かけよう!>
西本願寺の門前町には、本願寺伝道院(重要文化財)やお西さんゆかりのお店がたくさんあります。西本願寺へお参りになられた際は、ぜひ門前町も散策してみてはいかがでしょうか。
①お香:香老舗 薫玉堂(こうろうほ・くんぎょくどう)
1594年(文禄3年)本願寺出入りの薬種商(やくしゅしょう)として創業。日本最古の御香調進所として430年の伝統を大切にしながら、現代の暮らしに寄り添う香りを提案しています。
②伝統菓子: 亀屋陸奥(かめやむつ)
室町時代、本願寺が京都山科にあった頃より賄い方として仕え、御用達の※御供物司(おくもつつかさ)として現在に至る和菓子屋。代表銘菓の「松風」は、※石山合戦の折に本願寺勢の兵糧として生まれたと言われています。
※御供物:仏前に供える餅・菓子・果物
※石山合戦:本願寺勢と織田信長との戦い
③扇子・中啓:遠藤新兵衛商店
江戸時代(安永年間)より八代続く京扇子・※中啓(ちゅうけい)の老舗。伝統技法を用いた中啓、夏扇子を製造、販売しています。
※中啓:扇の一種
他にもお西さんゆかりのお店がいっぱい!
リーフレットには「お西さん門前町MAP」も掲載していますのでぜひ、ご覧ください。
西本願寺の歴史・親鸞聖人のご生涯について
毎号、西本願寺の歴史・親鸞聖人のご生涯について紹介しています。
今回は「親鸞聖人のご生涯について」の一部をご紹介します。
親鸞聖人は京都の日野でご誕生になり、9歳の時に仏門に入り20年間比叡山で修行されました。29歳の時、法然聖人(ほうねんしょうにん)のお導きにより、「南無阿弥陀仏」とお念仏申す人生を歩む身となり、35歳の時に念仏への弾圧を受け越後に流罪となりました。
赦免(しゃめん)後は関東に向かわれ、20年余りに亘(わた)り多くの民衆に念仏の教えを弘(ひろ)められました。その後、京都に戻られ、『教行信証(きょうぎょうしんしょう)』を著されるなど執筆活動にも力を注ぎ、90歳でご往生されました。
親鸞聖人のご往生後、その娘・覚信尼(かくしんに)さまと聖人を慕う人々によって、東山大谷に廟堂(墓所)を建て聖人の遺骨と影像(えいぞう)を安置し、この廟堂が本願寺の基となりました。第8代蓮如上人(れんにょしょうにん)の時に、み教えが各地に広く伝わり、第11代顕如上人(けんにょしょうにん)の時に豊臣秀吉から土地の寄進を受け、京都堀川六条へ寺基(じき)が移され、今日に至っています。
続きが気になる方は、リーフレットや本願寺HP「宗祖親鸞聖人」をご覧くださいね。
お西さんを知ろう!
"お西のお坊さん"が、ガイドとなって境内を案内するツアーです。案内をする僧侶は日によって違うため、僧侶ごとの推しポイントを聞くことができます。何度参加しても違った楽しみ方ができると好評です!
参加をご希望の方は、下記の開催時間までに本願寺境内「総合案内所(お茶所)」へお越しください。
境内各所でのご案内・お話を動画でも紹介しております。こちらも、ぜひご覧ください。
024(おにし)カード
ツアーに参加いただいた方には024(おにし)カードをプレゼント!カードは全部で24種類。すべて集めると何かプレゼントがあるかも…?
参拝記念のしるし
ご参拝の皆さまへ、記念のしるしを配布しています。
季節ごとに法語とデザインが変わります。お楽しみに!
お西のお坊さん季節のお便り
「お西さんを知ろう!」でガイドも務めている「お西のお坊さん」 が季節にちなんだお話をお届けします。今回ご紹介するのは三原雄高(釋 雄高)さんです。
毎年この季節になると、朝ぶかぶかの制服を着て大きなランドセルを背負った子どもたちを見かけます。笑顔で駆けていく子もいれば、少し不安そうに登校している子もいます。それを見て私は「学校、楽しんでおいで〜」とひそかに心の中で応援しています。
私はそんな風に子どもたちを見ていますが、実は私たちも仏さまに見られています。さて、仏さまは一体どんな気持ちで私たちを見ておられるのでしょうか。
配布場所: 本願寺境内各所
PDF版:https://www.hongwanji.kyoto/info/img/onishiharu2024.pdf