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台湾1人旅②十分と九份


ホテルのチェックインが済んだので早速観光を開始します。ランタン飛ばしでお馴染みの十分千と千尋に似てるとお馴染みの九份を目指します。




まだお昼時なのにフロントのお姉さんから「今から行って間に合うかな、、、?」的なリアクションをされたので心持ち急ぎで向かいます。




ランチはファミマで謎エナジードリンクとおにぎりを買って、駅まで歩きながら食べました。外は灼熱なのに加えておにぎりを親の仇のように熱せられたのでしんどかったです。そういえばそういう文化って聞いてたのすっかり忘れてた。



途中ゲーセンで太鼓の達人が日本のそれ全くそのままで稼働してたのでビビりました。



さて十分や九份までは乗り換えが必要なので台北駅からTRA(JRみたいなもん)で瑞芳駅へ向かいます。MRT(私鉄みたいなもん)では一切の飲食が禁じられていましたが、TRAは駅弁が名物らしい。うーん紛らわしい。




世界の車窓から





乗り換え地点となる瑞芳に着きました。道中の景色もそうですが田舎は雰囲気が僕の地元のそれにそっくり過ぎで、新鮮味の無さからいまいちテンションが上がりません。もしかして台湾って楽しくないのかなと不安になるくらい。


が、平渓線に乗り換え、十分に着いたら



楽しい








異国情緒です。賑やかです。ランタンじゃんじゃん飛んでます。

電車はスレっスレを走るし、その両サイドにお店たくさんあるし、結婚式の前撮りなんかしてる人いるし、めっちゃ幸せオーラ出てるし。あと観光客は日本人と韓国人ばかりでした。仲間。




ランタン屋さん?が無数におりまして、4面それぞれに願い事を書いて飛ばせばそれが叶うそうです。カップルやグループ客がすごく楽しそうでした。
僕はソロ客ですので1人で書いて1人で飛ばすのはちょっと恥ずかしいし厳しいかな、誰かと一緒なら良かったのになあって。




1人ぼっちだけど飛ばしました。やったぜ。



余裕でめっちゃ楽しいです。おかげさまで僕の人生たのしいことばかりです。外国で恥ずかしがってたらもったいないので。皆さんもお越しの際は是非。



いや、国内だろうと恥ずかしがるのはもったいないなと今書きながら気づく。




あと台湾のビールは美味しいです。なんとなく日本と近いジャンルのビールだと思います。詳しくは知らないけど、そもそもビールと名の付く飲み物がおいしくなかった試しが無いので細かい事はどうでも良いです。このデザインも格好良くて好き。




瑞芳に戻ります。日本語と韓国語が鳴り響くこの旅行唯一の満員電車です。




はい瑞芳帰ってきたよ。ただいま駅長。



瑞芳から九份まではバスで向かいますので、駅からバス停まで少しだけ歩きます。この景色ずっと見てられるな。こういうのが見たかったのよ。




ちなみに今更ですが、瑞芳まで来なくても台北市内から直接九份に行くこともできますのでご参考までに。




僕はできる限り街を歩きたい派です。通りの美味しそうなケーキ屋さんとか警察署見るだけでテンションが上がりますのでね。台湾でも緊急通報は110番なんですね。直行してたら知り得ませんでしたね。


中略



着きました。

九份は一大観光地だし、十分から九份の流れは定番のモデルコースなのでしょう、大賑わいです。



結構な坂を登ってきたので景色がものすごく綺麗です。



美味しそうなご飯屋さんもたくさんで良い匂い。そして定期的に臭豆腐の臭いがすごい。あまりの強烈さに目視で店を確認するより前に嗅覚が察知します。大変失礼ですがドブです。当初は排水設備があまりよろしくないのかと勘違いしたくらいですので、それくらいのレベルの臭さです。



あまりに臭かったので食べました。


とっても美味しかったです。スルメと同じ様にいざ食べ始めたら本人は全然臭さを感じません。むしろ味で言えば普通の豆腐より臭豆腐の方が味わい深いし、見た目や食感で言えば納豆よりよっぽど食べやすい気がします。日本の豆腐と納豆をディスってる訳ではありません。納豆大好き。



ところで散策中ふと思ったんですけど



これ九份



これホシーニャ



似てません?




まず九份はスラムではないけど、海に近い丘の上の斜面に建物が密集しているという事で景色がホシーニャとものすごく似てる。


ファベーラに似てるだけでファベーラではない、てことは1人で路地裏探検しても殺される危険が一切無いじゃん最高ってことで忘れかけてた少年の心に火が着きました。



そして迷子になりました。





彷徨ってたらえらく立派な神社に辿り着きました。


神社の前にはデコトラみたいな縁起物がありました。これまじで意味わかんなさすぎて困りました。縁起が良いということだけ分かる。ただこれだけ目立つものは地図上で基準になりますので、無事通常の観光ルートに戻ることができました。





日暮れ時なので大きい通りに戻ります。



その後九份で最もフォトジェニックらしい悲情城市の前の階段を大勢の観光客仲間の皆さんと一緒に降り


その下のやんわり広いところで色々見惚れてました。悲情城市はこの店の名前だけど、元々そういうタイトルの映画です。めっちゃ見たいんですけどTSUTAYAもサブスクにも無いんですよね。どなたかDVDをメルカリで売ってくれませんかね。専用で売ってくれませんかね。



んで、食べ歩きしながら帰りました。
この黒糖タピオカをアーモンドミルクに放り込んだやつがめっちゃおいしかったです。



おまけ。十分にてお前こんな所で何してんねんってお土産を見つけました。




つづく


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