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【にじ甲2024】決戦後の感想【開催ありがとう】

注意!この記事はにじさんじ甲子園2024の最終決戦ネタバレになっています!

 こんな謎の記事で結果だけ先に知るのは本当に勿体ないから、本当に間違って試合観る前にこの先を読まないようご注意下さい!


 いやほんとに。次の行からネタバレになるので自衛よろしくお願いします。ほんとに。


では。

にじさんじ甲子園2024、最高でした!開催ありがとうございました!


 全校1勝以上という、一度は育成結果を発揮する姿が観れた大会。そして予想を超えきったチームの優勝。全てが最高でした!

 配信だけじゃなく、自分で勝手に検証したり他の人の検証を学んだり教えてもらったり試走した日々も含めて、その全てがあまりにも楽しかった。関係者及び全監督、本当にありがとうございました!!


 今年の栄冠の難易度は本当に大変だったので、あれを乗り越えたチームが実力を発揮出来ただけで勝手に涙腺が緩んだし、勝利を掴む姿を全校観れて本当に嬉しかった。

 そして、梨海高校。優勝おめでとうございます!

 自分のチームのデータを使って実際に戦ってみるまで激打だという事にも気づいていなかったし、ござ投手の安定感もどの研究とも当てはまらない新しい形なので体感するまで横綱投手とまでは思っていなかった。

 地味に嬉しいのが最初からコントロール高い転生ゆえの制球Cではなく意図的にこのステータスに育てた投手という所で、制球大事派閥として大変喜んでおり、同時にここまでバランスの良さが結果に結びつくと思っていなかったのを世界に謝罪したい。

 他の監督陣も含め、想像を超える事ばかりで本当に最高だった。自分でもガッツリやって本気で検証したからこそ、揃いも揃ってその検証と予測を超えられたという凄さが分かるみたいなニチャニチャした後方腕組み的な喜びもある。全体の甲子園出場率がこんなに高いだけでも狂ってるんですよマジで。

 本当に本当に凄かった。楽しい日々をありがとうございました



せっかく後方腕組みモードなので、ついでにちょっと細かくペラペラ語ってみたい。


 感謝を書き残したかった記事の蛇足なのでもう読む意味はないです。もうなんかロスが酷くてなんでも関連の話を読みたい人が、若干狂ってしまった検証勢の感想に触れて気を紛らわせたい時にならギリギリ許される狂人の文章。何か書いていないと頭が、頭が。

・ござ投手の強さについて

 ござ投手
 ・ストライクが四隅で取れて打ちづらい変化球
 ・緩急とコースの分かれる複数球種
 ・コントロールC以上
 ・変化球を選択しがちなノビの低さ
などなど、打たれ強さA対ピンチA以外にも強いと分かった上で見るとやっぱりどのステも強みというか意味があるんだなという感想。

 あくまで推測ですが、コントロールをどんなに高めても基本的にフォーク7のようなストライクゾーンの外に大きく逃げる球はどうしてもフォアボールが発生しやすいし、豪速球もコースは甘めが多いので、ストライクゾーンギリギリを攻められる球種と、この球速と、このコントロールの組み合わせだからこそのバランス理論的な強さなのではないかという説が浮かんできています。試合前の注目選手の項で触れていたクレア投手の妙な強さも型が似てる。

 色々試しても全く打たれないとかでは無いんですが、三振も取れる、四球しづらい、塁に出られても崩れない、となると確率通りバッターは3割くらいしか打てないものなので、連打というのは元々大変だから打線を断ち切りやすいと、単体目線の強さよりも失点率や試合全体目線で強い型の印象。

 制球Cとそこそこな変化球ってだけの普通のよくいる投手だと比較にならないほど弱いので、球の種類と方向と対ピンチ打たれ強さの全部が大事っぽいのは確か。

 もしかするとフォーク7投手とは別の新たな「高ストライク率ナイスピッチ型変化球投手」理論が発生している可能性があるので、偶然なのか考えついたのかは知りませんが先駆者が優勝する姿を観たのかも。

 まぁ栄冠の軟投系育成で丁寧に使いたい戦術カードを強くしていくと結構これに近くはなるので、球種の強さと戦術カードに必要なステを監督が理解していた結果の産物という可能性が高そうな気もします。無理な特化をせず丁寧にバランスよく育てたらバランスよく強かったみたいな。


・振るわなかった打線と、逆に梨海打線の強さについて

 自分のチーム含むミート型栄冠打線がオートであまり得点できなかった理由の推測から入るんですが、あれって「ノーアウトで満塁みたいな一見凄いチャンスを作れているチームって実は得点力弱いよね」理論に近いんじゃないかなと。
 もちろん相手投手と守備が強いというのが最大の理由なんですが、そこを除外して考えた場合の話で。

 特定のプロ野球チームのファンの方とかは残塁地獄に悲しみながら共感してもらえる気がするんですが、あれって見方を変えれば勝率3割のジャンケンで3人も連続で勝った上振れ状態なのに得点出来ていないわけですからね。実際栄冠も満塁になりがちでウルト頼みだった自覚があり。

 それが二人くらいアウトして1~5番で作った満塁とかなら、まだ何も得られていないのに上位打線を全て消費してしまっているという意味でもあり、見た目は凄くチャンスっぽい割に上位で勝てず下位打線での勝負になっていて役割がおかしくなっている。
 銀河の石神選手とかに注目していたのもそれで、出塁したら得点にしないとダメなんですよ。

 梨海高校はアベヒ打者などよく見ると出塁しやすそうなバッターが沢山居る上で総合パワーが全体でも相当上位な強打者打線なので、目立ってなかったけど実際はシンプルに数字が強かったという見方も出来るんですが、走者を返す役割を期待できるバッターが打順に3人に1人以上詰まっているので毎回得点が見えているのでは無いかと。

 それも意図的に強打者を育成した結果の打線ですからね。果たしてどの段階からこのバランスを考えていたのか。

 昔で言えば13458が強打者みたいなやつですが、決勝戦の打順はむしろ現代の強打者2番理論+6番大事理論で、なぜか7番も対エースで返せるという形ですから、特に5番7番が謎で自分には組めません。
 5番にパワー低い安打型なの意外すぎるけど満塁男なので野球知識オンリーとも違いそうですし、その後ろの67が長打期待できるのでクリンナップが2つあるみたいな形でもあり、勝ったと分かった上で見ると強そうだなとは感じるけど後出しジャンケンな上に知識が及ばなくて理解しきれない。

 確か強打者2番はDH含む全員強打者だらけの時代になったから成り立つ理論の筈ですが、投手が弱めで得点で上回らなければならない時に若干博打率は上がるけど一歩手前で得点するみたいな話もあったと思うので、ここらへん五十嵐監督やそこのリスナーにどこまで考えてどこから偶然なのかインタビューしてみたいくらい。

 決勝で舞元投手が2回で破壊されたのは4番からの打線ですが、あれって強打者、繋ぎ、強打者、若干強打者というまるで1番からの普通の上位打線みたいな形ですからね。上位打線を三者凡退すると下位の上位打線が始まる。下位の上位ってなんだよ

 自分は打順の思考があまり得意じゃないのでここらへん突き詰めきれないのが口惜しいですが、毎年結果を出す椎名監督も打順で本当に長考するので、ここ本当に大事なんだろうなぁと。後方腕組みしてるやつが後ろで「ふふふ…なんかよく分からんけど強いっすね…」って言ってるわけでクソダサくはある。


・今後のフォーク7投手について

 一見KOTOKA投手が簡単に作れそうで舞元投手やイブラヒム投手みたいに上振れでもないと誤解されやすいから、その流れでフォークゲーつまらんとかナーフしろみたいな意見も今後増える可能性はあります。

 ただ同じくフォーク7の月ノ投手擁するレインボールが苦戦していたように、本戦フルカスタムのKOTOKA投手+ドッグラン補助と他のフォーク投手は全く違います。

 実際に新入生3回までで挑戦してみて欲しいのですが、まず球速が低すぎない程度に低くノビEでフォークを持っていてスライダー系などの弱い変化をなるべく持っていない投手を引くのが必須条件です。ここはフォーク多投型の最低条件なので妥協ポイントは無いです。そのうえで対ピンチや制球や青得は最初から強ければ強いほど良いって感じ。

 あとから下方向で覚えるというギャンブルでもいいですが、転生投手も引けずフォーク投手も引けずそこのギャンブルだけは勝てるというのは希望的観測すぎて、実際にはSFFで喜んだりナックルで頭を抱えたりチェンジアップでまぁまぁまぁという空気になりがちだと思います。ダメだった3回リセットの最後の挑戦という感じ。

 オリ変フォークはありだと思いますが、入手時期がいつになるか分からないものを待ち続けて栄冠を勝つのは三年縛りだとなかなかのプレッシャーになると思います。変化量7じゃないと意味が無いので時間が苦しい。実際時間が無いから第二ストレートになりがちだったわけで。

 そして球速が規定値より伸びすぎても失敗だし、他の変な変化球も増やしてはいけないし、KOTOKA投手のように奪三振などの強力な青得も当然必要なので、もう一人りりむ投手のような旅パポケモンエースが道中は必要です。

 もう段々面倒くさくなったと思うし、そのうえで最適解KOTOKA投手でもフォーク投手の宿命としてフォーク以外の貧弱な球を投げたりフォアボールしやすかったりで安定勝利は難しく、意外と打撃は育ってる銀河に敗れています。

 別にナーフや調整しても構わないとは思いますが、そもそも振れ幅が大きくて全勝が難しい投手だというのは念頭に入れる必要があると思います。その振れ幅がメリット側に大きく寄っているから強いわけですが、それをデメリットが無いような印象に盛って話すとオカルトや陰謀論みたいになっていく。

 変に心配しなくてもKOTOKA投手レベルの投手は強い転生投手を引くのと同じくらい大変な上に全戦全勝は難しいので、逆に転生・天才を縛る大会でも無い限りは放置でもあまり変わらないと思います。というか最強で騒ぐなら普通に優勝校をチェックすべきだし、自分もそっちの研究の方が気になっています。


最後に、勝った理由と負けた理由の考え方について

 どのスポーツでもゲームでも、負けた理由は基本的に相手の強さを押し付けられたからです。検証したり反省会したり語ったりは楽しいけど、結局のところ強いほうが勝つのは真理なので相手が強かったというのは大前提になります。

 勝ちよりも負けた理由やミスを探してしまうのが人間心理で、例えば集団競技の大会で自分のミスで負けると死ぬまで後悔し続けるというのは自分も覚えがありますが、そういうミスを一切しなかった相手の安定度もまた一つの強さだったいう視点が抜けているのは相手に失礼だったなと思うこともあります。

 負けた時ほど言い訳なんてダサいと逆に思考停止しがちですが、なんやかんやで結局相手が強かったのは揺るぎない事実なんですよね。自分の練習不足は悔やむけれど、同時にそれを上回って安定し続けた相手の練習の日々を認めるべきだったみたいな。

 そんな感じで、勝手に良かったとこも悪かったとこも検証したり研究したりするけれど、大前提としては何よりも勝ったチームを褒め称えたい。勿論優勝こそ最高だけど、それが一つの勝利であってもライバルに勝った事実を称えたい。

 試合とはその日の戦いではなくそれまでの日々の戦いなので、あの日々の結末に勝利があったことを称えたい。

 まして今回の栄冠は本当に本当に難しかったので、あの苦労が報われたのだから褒めちぎりたい。

 ある意味ではドライな話で、勝つために頑張ってきたんだから勝たなければ。そして実際に勝ったんだからその強さが褒め称えられて欲しいし、褒めたいと。

 だから、全チームが強さを発揮して勝利する姿が観れたこの大会、本当に本当に最高でした!

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