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【映画感想】いよいよクライマックス?!壮大な戦闘の序章に酔え!

■映画名

銀河英雄伝説 Die Nene These 策謀―第三章―

■鑑賞日

令和4年11月27日

■概要

今回の3部作もいよいよ最終章です。原作第二期の山場である、ラグナロック作戦が始まります!作品内でも屈指の大規模戦闘が描かれることに、期待を膨らませつつ劇場に行きました。しかし、、、。忘れていました、これは銀河英雄伝説です。戦闘シーンはメインではないのです。今回の作品も、戦闘に入る前の様々な思惑や伏線が張り巡らされることになります。というわけで、戦闘シーンは少な目ですが、その後の展開への導入をバッチしてくれます。

■徒然なるままに

◎全体として

前述しましたとおり、戦闘シーンはあまりなく、大規模な戦闘に至るための準備期間という感覚です。しかし、その中でも情報戦や謀略が描かれ、とても見ごたえのある作品でした。また、短いながらも戦闘は発生しており、それ自体は盛り上がる展開を見せてくれるため、ファンは必見です。
というわけで、今回も、変わらず素晴らしい作品であり、最高に面白かったです。
以下、いくつかトピックをあげます。

◎旧アニメにはない演出が感慨深い

冒頭に、帝国軍志願兵の増加や退役軍人の復帰というエピソードが盛り込まれました。これは旧アニメにはなかったと記憶しています。前回の作品も感じたのですが、些細なことではあるのものの、その些細なことがビジュアライズされたことにより、深みが増したと感じました。こういう追加要素は大歓迎です。

◎フェザーンいはあっという間に着く

予想はしていましたが、結構、端折られました。というか、エピソードは特になく、いつの間にかフェザーンに到着しています。尺の関係上、仕方ないとは思うのですけど、、、。個人的には、旧アニメのように少々のエピソードが欲しかったです。まぁ、これを言ったらキリがないですね。笑

◎ルパートはやっぱり・・・

詳細は書くことはできないのですが、、、あっさり。とだけ書いておきます。旧アニメでも、エピソードとしてはアッサリ気味でしたけど、更にあっさりしているというか。新アニメで、ルパートは無駄に綺麗に描かれていたキャラだったので、もう少し目立つかと思ったのですけどね。ちょっと残念でした。

◎人気キャラ同士の白兵戦が熱い

前述したように、戦闘シーンは抑え気味です。しかし、大きな戦闘の前哨戦みたいなものは発生します。そのなかで起きるのが、ロイエンタールとシェーンコップの白兵戦です。旧アニメでもしっかりと描かれていたシーンですが、今回は更にいい感じで描かれています。なんというか、武器が違います。ロングソードっぽい武器で戦うので、スタイリッシュに見えます。やっぱり、かっこいいです。この二人。

◎武人の別側面が垣間見える

個人的に嬉しかったのは、ミッターマイヤーの統治手腕が、しっかりと再現されているところです。シーンとしては短く、あまり重要な感じは受けないかもしれませんが、武人としての側面が強いミッターマイヤーの統治者としての手腕が光ります。

◎今後に影響を与える新キャラも登場

ある意味、有名なキャラクターである、ラングです。今作ではあまり活躍はしませんが、今後の帝国において、色々な意味で活躍するキャラクターです。他にもモブキャラクターに近いキャラクター(トゥルナイゼンとか)も含めて、沢山の人物が登場します。来るべき次のシーズンに向けて、準備万端というところですね。

◎もちろん次も楽しみな感じです

今回の作品は、物語の大きな転換点となる大規模な戦闘の直前に終了します。次回作が気になって仕方ないです。しかし、予告が無かったため、いつの上映になるか、ちょっと心配です。とりあえず、旧アニメでも見直して待っていることとします!

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