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写真展+α “愛してる?” について


西荻窪で二日間限定で行う、
真綾ちゃんとの写真展+αはあと3日。

以下に、当展示に込めたテーマや思いについて、
企画を組んだ当初のメモを元に記録していきます。

「真綾ちゃんとは、2020年秋に、自ブランドのモデルとして声をかけて以来、
 約3年間、カメラマンとモデルとして、デザイナーと共作パートナーとして
 共にものづくりをしてきました。

 つくって、あそんで、さんぽして、
 そして愛についての話をよくしました。

 僕らが話す愛は、いわゆる恋愛・性愛の愛ではなく、
 家族愛とか、物や風景を愛でること、愛着とは何か、とかです。
 そして、僕らの共通点は『愛情にコンプレックスを持っていること』です。

 そのコンプレックスのおかげで、
 僕は恋愛をテーマにした服を制作発表するブランドをはじめ、
 なんと8年間も続けています。

 そして8年間、全てのルックを自分自身で撮ってきました。
 そのうちの3年間に、真綾ちゃんがいました。
 この3年間のnisaiの歴史には、
 いつも真綾ちゃんがいたと言っても過言ではないと思います。

 そして、
 ブランドのルックとして撮ってきた『見せるため』の写真もいいけれど
 見せるためでもなく何気なく撮っていた写真、そのつもりで撮られてない表情
 画策していない、その人そのままが肖像された写真
 見返してみると、そんな写真にも
 その瞬間の「愛情」が強く宿ってることに気が付きました。

 愛とは、「あるもの」じゃなくて「行動そのもののこと」だよねと、
 いつか僕らは話しました。

 愛がなにかわからなくなったとき、愛が見当たらなくなったとき、
 この写真たちを、3年間の表情と雰囲気のうつりかわりと共に見ることは、
 愛がなんだったかを思い出させたり、
 気付かせる力を持ってるんじゃないかな、
 と思います。

 これが今回、自分としてははじめての、
 写真展を企画した理由です。

 僕からは3年間撮ってきた「ルック写真+ただ遊んでるときの真綾ちゃんの写真」を約150〜200枚ほど展示します

 真綾ちゃんは、いつも会う時・撮影する時に身につけている
 自作の服や服飾小物を拡張させた「おまもり」の数々を用意してくれます

 展示会場は、立地も空間もとても素敵な場所を見つけられました
 西荻窪のBREWBOOKSという本屋さんの2階の、
 古民家のような雰囲気の和室、入場フリーです

 終日ふたりとも滞在している予定です
 ぜひあそびに、見に、お話に来てください
 あなたについての愛を聞いてみたいです」

ぜひ、どなたのお越しもお待ちしています。
ゆっくりのんびりしてもらえる場所と時間になれたら、
それが僕らにとって何よりです。

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真綾と松田直己 / 写真展+α
“愛してる?”

場所:西荻窪BREWBOOKS @_brewbooks
日程:2023年12月2日と3日
時間:11:00~21:00

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