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【nisai × ARADOMO】終わりの先の命


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新作コレクション「終わらない服2」の制作に向けて、

1,「古着の端切れを使用して生まれたぬいぐるみシリーズ」と
2,「古着再構築で作ったアイテムでおめかしさせたぬいぐるみシリーズ」を

造形作家『ARADOMO』と共作しました。


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ARADOMOさんは、
9月に新宿マルイで開催したポップアップに立ち寄ってくれた作家さん。


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「PEOPLE」という生き物を作っていて、
後日お願いして実際に手に触れさせてもらった時
そのずっしり感や、手触りの気持ちよさ、それぞれの個性全てから
なんて愛くるしいんだろうと、
この子たちにおめかしをさせたいなと
今回の共作を声掛けさせていただきました。


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全ての共作シリーズは、
nisaiで服を作る際に生じる端切れやパーツ、色彩リボンを使って構成されていて、
小物やマフラーにも使えないくらいの細かい端切れは、
「体の中綿」として、詰められてます。


終わりの先の命。


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「いつか誰かに不要とされた古着」
を使ってつくる
「古着による新しい服」

「古着による新しい服」
をつくるときに生じてしまう
「不要とされたものから更に不要とされる端切れ」

「不要とされたものから更に不要とされる端切れ」
を使って作られる
「新しい命」


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彼らは、数えれきれない程の「終わり」の先にいる。
「終わらない服」を提案するための、
構成するための相棒として、これ以上ないほど頼りがいがある。

古着のボタン、つぎはぎの体、ふわふわの体
手縫いのステッチ、陶器製の瞳の色彩は、淡く深く
ただただシンプルに、僕はこの子たちが好きです
どうぞよろしくお願いします。


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12月15日から21日、
新宿マルイ本館2階にて、展示販売開始。
値札タグは全てチェキフィルムを採用。
19日と20日は、ARADOMOの本間さんも直接店頭に立っていただきます。
どなたも気軽に、会いにいらして下さい。


終わらない告知 マルイ用

nisai with 11 Rainbows
2021/Winter Collection “終わらない服2”
期間:2021.12.15(水)→12.21(火)
時間:11:00→20:30(最終日のみ17時Close)

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「PEOPLE」
彼等は同じ姿を持ち、住処を共にする生き物達です。
ここで言う姿は私達で言う制服や民族衣装、お化粧なんかで、住処は彼らが属している集まりや場所のことです。
彼等は一人一人の意思とは関係無く目の周りに共通の「化粧」をしています。でもそれ以外の色や形、性格だって全部が違う、全く別の生き物達なのです。

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ARADOMO (アラドモ) / honma hanano
武蔵野美術大学テキスタイル専攻卒。
日々の中で出会った「息」をかたちにした毛が生えたオブジェや人形を作る。
東京を拠点にテキスタイル 造形作家として活動中。

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