神格化される少女たちについて。Ⅱ

こんばんは。涅槃したいJKりのちです。

前回、神格化される少女たち(メンヘラネットアイドル系)をまとめました。神格化になぜ着目したかや、社会への批判など、蛇行に蛇行を重ねて書きましたが、よかったらそちらも読んでくださったら幸いです。

今回は神格化される少女たち、身近な人の場合の特徴を私なりにまとめていこうと思います。独断と偏見ですので、異論や反論、こんな特徴も個人的にあると思うんだ!というコメントお待ちしています!


・相手を絶対に責めない

「は?そんな在り来りなこと?それで神格化されるの?チョロくね?」と思いましたか。ごめんなさい。そうなんです。これ、神格化されるんです。よく考えて欲しいのです。自分が誰かに不快になることを言われたとします。それが相手にとって悪意があるかないかは特に関係ないです。自分にとって不快になるというのは嫉妬するような事や辛い気持ちになることも含まれます。その時に貴方は顔色ひとつ変えずに、不快にさせてきた相手と接することができますか?それが何度も何度も繰り返されても相手を受け入れることが出来ますか?これは容易にはできることではないと思うのです。ですが、神格化される身近な少女は、それをこなします。そうすると相手は逆にその少女に「不快にさせてこない」と思います。そうすると、相手の良いところばかりが目につくようになり、神格化されるといった具合です。察しの良い皆様なら、これを読んで今頃モヤモヤしているところでしょう。なぜなら、これには最大の難点があります。それは「神格化される少女は損をしている」ように見えるからです。そうなのです。相手を絶対に責めないというのは、その分自分が我慢し辛い思いをします。神格化されるというのは、並大抵の精神力では不可能ということですね。個人的には負の感情を表に出さないなんて人間を辞職してるようなものなので神格化されるのも当然だと思ってしまいます。


・芸術的表現者である

皆様は昇華ということをご存知ですか。昇華とは芸術や学問、宗教などで自分の感情を表現することを指します。神格化される少女たちは、絵や文章や音楽、今の時代だとインスタで個性的な画像を編集している人も含まれると思います。先程説明した我慢している感情や、辛い感情をそれらで昇華させます。そこで表現される世界観はその感情の分だけ独特になるでしょう。そこに惹かれる人は多かれ少なかれ、一定数はいると考えられます。


私の独断と偏見で神格化されている少女たちを考察した結果、これくらいの特徴しか出てきませんでした。

前回の特徴と今回の特徴を合わせると、計4点の特徴でしたが、探せばまだまだ計り知れないことがあると思います。

私が今回神格化される少女を真剣に考えて思った率直な感想としては、「普通の人間はしないこと、出来ないことをするなんて、それはもう人間辞めてる。」という尊敬の念でした。

でも、いくら神格化されたとはいえ、彼女たちも人間なのです。前回にも触れましたが、そんな彼女たちが生きづらさや孤独感を抱えきれなくなった末路は自殺です。若くして亡くなるというのは神格化される特徴とも言えますが、神格化された結果、神格化されるような人間の結果なのだと思います。貴方の周りに神格化される少女がいたら、どうか貴方が人間としての少女の居場所になってあげて欲しいと切に願います。生きやすい世界になることを祈って。

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