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競合優位性について(diary67)

こんにちは!グッド・クルー採用担当の丹路です(@niroshu9526) 

梅雨らしい天気ですね!湿気の多い、雨の多い天気が続き、僕の心もどんよりです。
たまに見せる太陽の神々しさが、とっても気持ちよくなります。
梅雨明け3週間後には「あち~」と言っている姿が目に浮かびます。w

ゴルフにハマってからはや4か月、昨日は初めてラウンドを回りました!結果は117打で、納得のいっていない打席はあったものの、初めてにしては上出来だと思います。
今月はかなりゴルフの予定が入っているので、バネ指に気を付けながら、精進していきたいと思います。


さて、本日は‘‘競合優位性について‘‘です。

この前の全体会議にてグループ会社の社長が言っていた言葉です。売りを作る、という観点ではどの職種にも必要だと思っていて、僕自身が会社で取り組んでいるオンライン授業や人材紹介の点でも、非常に重要なワードになっていると思います。言葉の深堀も兼ねてこの言葉のnoteを書きたいと思いました。改めて「調べる」「調べたい」「知りたい」は価値向上や能力向上に直結すると思います。その意図も含め!今日も良いnoteになりそうです。


そもそも「競合優位性」とは何か。。。


「競争優位とは競合製品より優れた価値を提供したり、低コストで提供できるなどの競争上の優位性のことをいう。」
※コトバンクより。

まぁ、これだけニーズが多様化している世の中で、似たような商品はたくさんあると、その似たような商品でもcustomerから買われ続ける商品になるためのものが「競合優位性」ってことですよね。
今の時世、月におおよそ400件近くの会社が倒産しています。その中でも人手不足倒産と、負債倒産が圧倒的です。
※東京商工リサーチデータ


事業の継続困難を招く、売りが立たない、人が集まらない(人材募集費をかけられない)結果倒産する、競合優位に立たないと、会社がつぶれるよってことですね。経営者が特に意識する事かなと思います。

じゃあ競合優位に立つために、何をすれば良いの?と、みんな調べるじゃないですか。みんな調べるってことは、調べて出てきた情報を試すんですよね絶対。だって、簡単にコストをかけずに売りを作りたいわけですから。

・VRIO分析
・3C分析
・ファイブフォース分析
・○○戦略

これらの情報がたくさん出てきます。ニュアンスを変えた表現の仕方や実践方法が盛りだくさんです。
じゃあこれらを実践し、行っていけば「競合優位」に立てるのかって話ですよ。
まぁ調べれば出てくるので、立てるわけないですよね。ただ、これらを土台にして実践していけば見えてくるものがある、ということでしょうか。勝ち抜くためには、こういった分析をしようねと。

しかし、皆さんもご存じの通り、今の時世、ニーズの変化はすさまじいスピードです。調べて実践しようと思ったらもうニーズがなくなっていた、なんてことはざらです。やろうと思って取り組んでからでは遅いんです。これらの土台を作っても、そのころにはすでに遅いのであれば、意識する必要あんの?って僕は思っちゃうんです(もちろんある程度の情報や分析、戦略は必要だと思っています。多分浅はかだと思いますが、書きたいnoteなんでそのまま進めます)

先々こんな未来が来るな、と予測し、先見の明を持ち行動することが、競合優位性になれるのかなと思います。
まぁ、先見の明は色んな情報をキャッチアップし続け、色んな感性を磨いたからこそ得られるものだと思っているので、結局は学び、知ろうとする、行動力や探求心が事業継続の肝になってくるのでは?と思います。
じゃあ、そういった行動力や探求心を持ち続け、先見の明を持った企業が事業継続していくのか、売りを拡大していくのか、でいうとそうでもない気がしています。

先ほど言ったように、似たような商品がたくさん出ていますから、先に行動したとて真似されることなんてざらですよね。タピオカとかどんだけ店舗出たんですか。笑
何事も一番に始めた人が勝つ、と言われていますが、そんなこともない気がしてます。武器さえ手に入れてしまえば磨き方は多種多様、ニーズに合わせた磨き方で優位に立っていくことができると思うんです。かなりコアな部分まで拾っていかないと勝てないんですよね。

「この磨き方が好きだ」「この整い方が好きだ」「この武器の作り方、作る人の姿勢が好き」

「機能」は紙一重だからこそ「情緒」に訴えかけていくのが、優位性に近づくのかなと思っています。

アメリカの経営哲学者、コトラーさんも下記のような言葉を残しています。

「今日ではほとんどの優位性がその意義を失っており、持続可能なものはごくまれである」と言っています。また、「単独の優位性によって成功するのではなく、時間をかけて優位性を積み重ねていくことで勝利を収めるケースが、しだいに増えてきている」とも言います。いずれにせよ、競争優位とは絶対的なものではなく、相対的であり、競合他社との関係だけでなく、環境の変化にも左右されやすいものです。どんなに競争優位性があると思えても、顧客に満足、価値を提供できないものは競争優位とは言えません。

顧客に満足、価値を提供、、、

何をすれば満足するのか、価値と感じるのか、これは、人間の変化によってことなります。1920年代から100年経ち、まさに常識が覆されるくらい物事は変わっています。20年後には車も空を飛んで、下手したら人すら飛んでるかもしれません。そんな世の中になっていく可能性がある中で事業継続していく、調べて出てくるようなことを実践したところで、競合優位に立てるわけがないと、僕は思います。

「時間をかけて積み重ねていくことで勝利を収めるケースが増えてきている」
ここを体現し続けるしかないかなと。「継続は才能」イチロー選手が言っていた言葉です。やり続けることで、見えてくるものがあるのかなと、試行錯誤し、継続し、気づいたらライバルにもまねできない、競合優位になっていたが正しいのかもしれませんね。

僕も、事業を任されている身として、色んな事を考え取り組んでいきたいです。創造性を豊かに。

また来週!

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