見出し画像

The VOCALOID TIMES #181

2024年7月16日発行 発行者 ドロイド


【1】はじめに

皆様、お久しぶりです。Times企画総括ドロイドです。The VOCALOID TimesはニコニコサポーターズSmileSにて、ブロマガ公開を定期的に実施してきました。しかし、ご承知の通り、ニコニコがサイバー攻撃を受けた影響により、サイトの閲覧始め、記事更新、動画公開など。今まで実施してきたクリエイター支援が全て途絶えてしまいました。今まで日常的に行ってきたクリエイター支援が途絶えると、日が経過するごとに、まずいことになっていると実感しています。それは全てのクリエイターの皆様からも様々な声があがってきていると思います。

私としましては、この状況下で何もできないのは…。こうした心境でした。そこで、様々な関係各所の方々にご相談をさせていただき、この度、noteに「ニコニコサポーターズSmileS note支店」というのを開設いたしました。

発信場所が新たにふえたことにより、今まで更新が途絶えていたTimesを復活できる運びになりました。noteから本記事を知っていただいた皆様。ありがとうございます。クリエイター支援を行うために、様々な企画を実施しています。今までTimesをしっていただいた方もそうでない方も、noteのフォローをよろしくお願いします。勿論、ニコニコが再開した際は、ブロマガでの更新も続けていきますので、noteとブロマガ合わせてよろしくお願いします。

今回より再開をさせていただきますが、暫くはインタビュー企画の掲載が続いていきます。

【2】The VOCALOID Timesとは

はじめての皆様もいらっしゃるかと思いますので、改めてご紹介をさせてください。

2020年11月17日。The VOCALOID Time(以降タイムズと表記します)は産声をあげました。そもそもタイムズは、ボカコレ2020冬発表と同時に、今のボカロ曲ってどんな曲があるのか?という資料制作の為に制作を始めたのが、そのまま記事として投稿をスタートしました。

各ジャンルごとに記事をカテゴリ別に紹介していますので、更新のタイミングでアナウンスをさせていただきますので、TimesXアカウント(@TimesPM1)をフォローして最新情報をおまちいただけますと幸いです。

全てはクリエイターの為に。その信念の元、ニコニコにご投稿頂いている全ての音楽ジャンル全版を対象として(ボカロ・歌ってみた・演奏してみた・リミックス・カバー・動画師・絵師・MIX師など)最新楽曲紹介やクリエイターへのインタビュー・座談会・生放送を実施したりしています。3年半培ってきたTimesは今回のナンバリングで#181となります。

【3】Creater Interview

この企画では、各所で活躍されているクリエイターやこれから注目してほしいクリエイターまで、今注目してほしいクリエイターへのインタビューの模様をご紹介していきます。今回は6名をご紹介していきます。当インタビュー企画は後日音声として動画公開をニコニコサポーターズSmileSチャンネルより動画公開(全編無料)いたします。まずは歌い手の「よるきち」さんです。


Creater Interview #159 よるきち

X:https://twitter.com/yoru_kichi

Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。
よるきちと申します。ふつつかものですがよろしくおねがいします。最近はもっぱら歌ってみた動画の作成に重点を置いて活動しております。

Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。
当時、友人が投稿してみたいって言ってたサイトがニコニコ動画でしたので、それで知りました。

― ご友人きっかけってことですか?
そうですね。元々私自身、ニコニコ動画自体を知らなかったので、その友達というのが、職場で働いてた同僚だったんですけれども、その人が歌ってみたをやりたいって…。その当時、全く何のことかわかんなかったんですけども、その時に、ニコニコ動画というところで、ボカロPの作った楽曲を歌って投稿したいんだみたいな話をしてて、その時にニコニコ動画を検索して、知ったって感じでした。こういう世界があるんだなぁ…と。

― ちなみに、一番最初に見た動画って覚えていたりしますか?
ローリンガール演奏系だったような気がするんですよね…

― 演奏してみたですか!?
元々、演奏系で私自身キーボードをやってたので、弾いてみた系の動画を色々漁って見てたりしてましたね。

Q3:ニコニコで作品を投稿しようと思ったきっかけについて教えて下さい。
その友人が歌ってみた動画を上げたいというので、わたしが友人の歌のMIXを行っていたはずなのですが、気が付けば私が投稿していました。

― 転生したら投稿者だったみたいですね
そうですね。元々私はほんとにあげるつもりなくて…。自分がニコニコ投稿をする前に別で 普通に音楽活動をやってたんですよ…。だからある程度DAWの知識もあったし、録音環境も家にありましたし…。ということもあり、それだったら手伝うよみたいな話で…。実際、ミックスしてる合間合間にニコニコもちょいちょい見てたので、そん時に、こういう曲もあるんだみたいな出会いがあり…。 
検索していくと、結構自分の中でヒットする曲があったんで、歌ってみようって思って、自分の録音も始めたっていう感じですね。

Q4:YouTubeがとても大きなプラットフォームとしてありますが、どうしてニコニコ動画にも投稿しようと思ったのか教えて下さい。
私が活動し始めのは、youtubeで歌ってみたを投稿するという文化はありませんでしたし、まだそこまでyoutubeも大きくなかったかと思います。時代ですね。

Q5:ニコニコ動画に作品を投稿する強みやメリットは何だと思いますか?
シンプルにコメントが流れるのは楽しいですよね。

Q6:VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。
それも、やはり友人が歌ってみたを投稿するということで、そこで初めて知ったという形です。

― ちなみに、一番最初に出会ったボカロ曲って覚えていたりしますか?
どうだったかなぁ…。私も曖昧なんですけれども、炉心融解ですかねぇ…。

Q7:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。
曲の長さ、コーラスの多さによってまちまちですが、最短2時間から、ながくて1か月とかかかる場合もあります。

Q8:いつもどうやって収録をしてますか?
宅録できなかった時は、車の中で撮ったりとかもしたんですけど、今は家で取れるので宅録ですね。家でお菓子を食べながら録音してます。

Q9:こだわりの機材はなにかありますか?
とくにこだわっているものはないですが、ある程度の音である程度編集しやすければいいなと。
今後の課題としては部屋の反響音を抑えたいので、強いて言えばこだわりの機材は部屋かもしれません。

Q10:ご自身の今後の展望などありますか?
ガンガン活動してバンバンイベントでる! とかは疲れちゃうので、細く長く続けられたらなと思います。しばらくはオンラインの活動に絞ってやっていけたらと思っております。来年にでもなんかコミケあたり参戦できたら面白いのかなとは思ってますね。

Q11:普段作品を聞いてくださっている皆様やこれから作品を聞く皆様へ一言お願い致します。
いつも聴いてくださってる方、応援してくださって本当にありがとうございます。
そしてわたしをどこからか見つけて聴いてくださってる方へ
普段からかなりのマイペースで、突然月4,5本投稿したとおもえば、半年音沙汰も無しという感じの動きをしますが、これが正常ですので深追いしない程度に追ってきていただければ幸いでございます。


Creater Interview #160 そともぎ

続いてはボカロPの「そともぎ」さんです。なお、誌面上でのインタビュー内容は簡易版となっており、誌面上では語られていない内容につきましては別途、動画にて音声公開を行う予定となっております。公開となりましたら、是非インタビューと合わせてチェックしていただけると幸いです。

X:https://twitter.com/Soto_mogi

Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。
ボカロP、ベーシストとして活動している「そともぎ」と申します!
透明感のある曲を好んでつくっています。

Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。
「ボカロPに挑戦してみようと思ってる」と友人に伝えたところ、
「それならこの人の曲聴いてみて!!」とニコニコ動画のリンクで共有をもらったところが始まりです!

Q3:ニコニコで作品を投稿しようと思ったきっかけについて教えて下さい。
多くの良曲をニコニコ動画で知れて、この世界に飛び込んでみたい!と思ったことがきっかけです。

Q4:YouTubeがとても大きなプラットフォームとしてありますが、どうしてニコニコ動画にも投稿しようと思ったのか教えて下さい。
ニコニコ動画でボカロを聴いている人が多いと聞いていたことと、
影響を受けたボカロPさんと出会った場がニコニコ動画なので
自分も同じ場所で曲を公開していきたいと思いました。

Q5:ニコニコ動画に作品を投稿する強みやメリットは何だと思いますか?
どんなに無名でも発掘してくれる方がたくさんいること!

Q6:VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。
友達の紹介でなんとなく追っていたゲーム実況者さんが歌ってみた動画を投稿して、
良い曲だったので作曲者等を調べていたら元がボカロ曲であることを知ってボカロに辿り着きました。

Q7:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。
40mpさん、164さん
お二人が1640mPとして出した「タイムマシン」に衝撃を受けました!

Q8:いつもどうやって作詞・作曲をしてますか?
散歩中や、夜に公園で星を見ながらイメージ・構想を固めることが多いです。

Q9:歌詞やメロディのインスピレーションを得るきっかけみたいなものはありますか?
自然や景色を見ること、あとは幻想的なイラスト、風景画等から曲のアイディアが湧くことがほとんどです!

Q10:多種多様な合成音声キャラクターが居る中、思い入れがあるキャラクターはいますか?
初音ミクさんですね!
一番最初にお迎えしたボカロでもあって、最近は何をしたらうちのミクさんの魅力をみんなに伝えられるんだろう?って考えながら曲つくってます。

Q11:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。
曲をつくるだけなら1か月くらいです。

イラスト制作、映像制作を外注しているので
作曲着手~曲の投稿までは2〜3か月程度が多いです。

Q12:ご自身の作品の二次創作作品や、他クリエイターの二次創作、〇〇してみたやカバー、MMD等はチェックしていますか?また、投稿された二次創作の作品を視聴してみていかがでしたか?
ありがたいことに多くの歌ってみた動画を出していただいていて

ひとつひとつ大切に聴かせていただいています!
カバーする人によって曲の解釈、雰囲気も変わるので改めておもしろいなと感じています。

Q13:こだわりの機材はなにかありますか?
ベーシストもやっていますのでベース本体ですね・・・!

Q14:ご自身の今後の展望などありますか?
最近はプロセカNEXT採用や、Vtuber様への楽曲提供を目標に活動をしています!

もっと多くの方に自分の曲を楽しんでもらいたいなと思って日々勉強・活動してます。

Q15:普段作品を聞いてくださっている皆様やこれから作品を聞く皆様へ一言お願い致します。
素敵なクリエイターさんが多い中、そともぎを見つけてくれて本当にありがとうございます!

本当に皆さんの応援が励みになって今も活動が続けられています!!
皆さんの日常に更なる彩りを添えられるようにと曲をつくってますので
昔から知ってくれている皆さんも、新しく知ってくれた皆さんも
今後ともなにとぞよろしくお願いします〜!

今回のインタビュー内容は一部分となります。全編音声版につきましては別途公開予定となります


Creater Interview #161  Natrium

次はボカロPの「Natrium」さんです。なお、誌面上でのインタビュー内容は簡易版となっており、誌面上では語られていない内容につきましては別途、動画にて音声公開を行う予定となっております。公開となりましたら、是非インタビューと合わせてチェックしていただけると幸いです。

X:https://x.com/Natrium_7272

Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。
ボカロPのNatriumと申します。普段はボーカロイド楽曲制作や作曲・編曲依頼などをしています。

Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。
ボカロPとして活動を始めてから本格的に使い始めたのですが、ボカロPになる前はボカコレを参加側としてリアルタイムで聞いていたのでそのタイミングだと思います。自分はボカコレ2022秋から聴き手側として聴いていました。

Q3:ニコニコで作品を投稿しようと思ったきっかけについて教えて下さい。
活動を始める少し前から、ボカロPの友達が何人かいて、その友達から色々と活動を始める上でニコニコ動画の方が見つけてもらいやすいというのを教えてもらった為処女作から現在までニコニコ動画(+YouTube)で楽曲投稿をしています。

Q4:YouTubeがとても大きなプラットフォームとしてありますが、どうしてニコニコ動画にも投稿しようと思ったのか教えて下さい。
勿論YouTubeでも自分は投稿しているのですが、「新しく始めたボカロPや、新規の作品が聴いてもらいやすい」というメリットが自分の中では大きいと感じています。実際、人にもよりますが自分の場合は楽曲を投稿した初動の伸びはニコニコ動画の方がありますし、ボカコレという大きなイベントを開催している場でもあるので、ボーカロイド楽曲を投稿する上では切っては離せないプラットフォームなのかなと感じている為ニコニコ動画にも投稿しようと思いました。

Q5:ニコニコ動画に作品を投稿する強みやメリットは何だと思いますか?
上記でも述べたのですが、新曲や新参のボカロPの楽曲が聴かれやすく、ボーカロイド楽曲との相性が良いというのはかなり大きいメリットだと思います。他のプラットフォームもそれぞれの特徴があるのですが、やはり見つけてもらうまでに時間がかかったり、流行にいかに乗れるかというのが別の問題としてあると感じていて、その分ニコニコ動画というプラットフォームは自由に作品を投稿できる言わば「ホーム感」というのが投稿者側は少なからずあると思うので、そういう点がニコニコ動画は強いのかなと感じています。

Q6:VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。
小学生低学年頃に初めて聴いたバルーン様の「シャルル」がきっかけでした。初めて聴いた時は機械の音声でこんなにも凄い曲が作れるんだと衝撃を受けました。あの楽曲は今でも自分の理想ですし、常に参考にしている楽曲の一つです。

Q7:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。
憧れているボカロPはA4。様です。
彼を知ったのは初めて聴き手として参加したボカコレ2022秋です。特に、あのイベントで一位を取った「天使の翼。」は自分が今まで聴いてきたボーカロイド楽曲の中で1番好きで、今でも沢山聴いています。全ての音、構成が自分が理想としている完成系で、少しでも追いつけるように努力しています。

Q8:いつもどうやって作詞・作曲をしてますか?
自分は大体、ニコニコやYouTube等で見つけた楽曲(ボーカロイドに限らず)で自分の作りたいジャンルや曲だったらその曲をリファレンスにして作り始めることが多いです。特に自分は「ジャンルレス」を目標にしている為、色んな曲を聴いてアイデアを膨らませています。
作詞は、いつもお手伝いしてくれている歌い手の澄.と一緒に設定やワードを話し合って決めています。彼女の文章と凄く相性が良く、四作目の「微睡み」からの楽曲はほとんど頼んでいます。

Q9:歌詞やメロディのインスピレーションを得るきっかけみたいなものはありますか?
「楽曲の中でこの歌詞はこういう意味が込められている・こことリンクしている」や、半音を使ったメロディなどは自分が好きなので要素として取り入れたりします。

Q10:多種多様な合成音声キャラクターが居る中、思い入れがあるキャラクターはいますか?
可不、flowerです。自分は他の人と少し世代が違くて、flower全盛期の時にボカロを聴き始めて、1番聴いていたのが可不が出てきた2021年、2022年辺りで、ミクの曲より可不の曲を聴く機会の方が多かったので自ずと可不には思い入れがあります。

Q11:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。
本当に曲によって違うのでなんとも言えませんが、長くて半年、早くて3日とかで基本は1〜2ヶ月程かもです…。

Q12:ご自身の作品の二次創作作品や、他クリエイターの二次創作、〇〇してみたやカバー、MMD等はチェックしていますか?また、投稿された二次創作の作品を視聴してみていかがでしたか?
やはり自分の作品を誰かのフィルターを通した状態で聴くのは凄く嬉しいですし、誰かに「二次創作を作りたいな」と思わせられたのが凄く光栄に思います。自分は特にRemixをするのが好きでよく好きな曲でやっているので、より二次創作をしてくれることに感謝しています。

Q13:こだわりの機材はなにかありますか?
自分はあまりハードの機材を持っていないので特にないのですが、最近は自分のアコースティックギターを作曲に使ったりしています。

Q14:ご自身の今後の展望などありますか?
今後はもっと活動の幅を広げていき、多くの場面で自分の名前を見かけられるような活動をしていきたいです。更に、今よりも多くの活動者さんとの交流を深めていって刺激をもらっていきながら、作品のクオリティを上げていきたいなと思います。

Q15:普段作品を聞いてくださっている皆様やこれから作品を聞く皆様へ一言お願い致します。
いつも自分の作品を聴いて頂きありがとうございます。コメントや高評価など自分の励みに凄くなっていて、エゴサする時などもありがたい言葉を沢山頂けて大変嬉しい限りです。これからも末長く応援の程よろしくお願い致します。

Q16:その他、ご自身がお話してみたい内容はありますか?
7月に開催されるボカデュオ2024夏で、ありがたいことに多くのチームで作詞作曲を担当することになりましたので、どのチームも応援して頂けると助かります!

今回のインタビュー内容は一部分となります。全編音声版につきましては別途公開予定となります


Creater Interview #162  れとぶき

次は歌い手の「れとぶき」さんです。なお、誌面上でのインタビュー内容は簡易版となっており、誌面上では語られていない内容につきましては別途、動画にて音声公開を行う予定となっております。公開となりましたら、是非インタビューと合わせてチェックしていただけると幸いです。

X:https://twitter.com/reto_buki

Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。
マイクラゲーム実況を中心に活動しているれとぶきと申します

Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。
小学5、6年の時に友達に勧められて知りました。3DSで見てました。

Q3:ニコニコで作品を投稿しようと思ったきっかけについて教えて下さい。
動画投稿をするときにニコニコに投稿しないって考えがなかったので、歌ってみたをちゃんと動画として作ろうと思ったきっかけになるのですが、コロナ渦でみんなが投稿し始めたことです。
歌が上手くなりたいなと思ってnanaってアプリで歌うたっててTwitterはFacebookみたいな使い方してたんですけど、なんか周りの人がどんどん歌い手になっていってなんか疎外感感じて歌ってみたの投稿始めました。

Q4:YouTubeがとても大きなプラットフォームとしてありますが、どうしてニコニコ動画にも投稿しようと思ったのか教えて下さい。
自分の中で今でこそそれぞれのメリット、デメリットわかるのですが、当時は両方変わらない大きなプラットフォームだと感じていました。特に大した理由もなく投稿しました。

Q5:ニコニコ動画に作品を投稿する強みやメリットは何だと思いますか?
イベントがあることだと思います。YouTubeはあまりにもプラットフォームが大きいあまりに数値として結果がでるのがすごく後なのですが。ニコニコは沢山イベントをやってくれてるので、それこそリスナーさんが少なくても全然ランクインする機会があるのがモチベになっていいと思います。歌でいえばアプリ「ボカコレ」があるのが個人的にすごくいいなと思います。後、リスナーさんでも手軽に広告打てるとかも強みだと思います。

Q6:VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。
それもニコニコを知ったタイミングとほぼ変わらないと思います。クラスで千本桜が流行っててでもその頃の僕はネットの「ネ」の字も知らなかったのでだいぶ?でした。初めは正直機械音で聞きにくいな~と思ってたんですけど、歌ってみたから聞くようになって、そのうち「VOCALOID」だからこそよい!!みたいにもなりました。理由はわからないです。

Q7:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。
正直きりがなくてでも一人あげるとするなら、メガテラ・ゼロさんだと思います。歌も凄くて、選曲もよくて、曲も作れて…非の打ち所がないと思います。自分の強みをわかってる感もすごく憧れます。

Q8:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。
結構ばらつきがあるのですが録音自体は2日とかで終わることが多いです。いくつか歌いたい曲が常にあって気分がグワーッってなった時に録音して、一週間後ぐらいに聞いてダメだったら没で歌いなおしたらよさそうだったら直したいところだけ直してMix師さんに渡してます。Mix師さんと話し合って再録音することもあります。どちらかというとMVに時間がかかっていてオリジナルMVにこだわっているのでどうしてもここが1ヶ月近くかかってます。
もちろん録音と違って合間合間にやっているのもあると思いますが、、、あとinstがない時は自分でやることもあるのでその時はさらに時間がかかってると思います。
ゲーム実況のほうはそれこそ20時間ぐらいで全部終わるかなって感じです。

Q9:いつもどうやって収録をしてますか?
家で録音してます。歌ってみたように防音室を作ったのですが使ってないです。

Q10:こだわりの機材はなにかありますか?
マイクですかね。cafe au labelってところのマイク使ってます。

Q11:ご自身の今後の展望などありますか?
収益がマイナスにならないようになりたいです。あわよくば生活できるようになれたらなとは思います。

Q12:普段作品を聞いてくださっている皆様やこれから作品を聞く皆様へ一言お願い致します。
いつも聞いてくださってありがとうございます!まだまだ本当に不束者なんですけれどもいつも応援の言葉やコメントをニヤニヤしながら見させていただいております。少しでもみなさんの生きる糧になれていたらなと思います。初めましての方もぜひふらっと遊びに来ていただけたら嬉しいです。

今回のインタビュー内容は一部分となります。全編音声版につきましては別途公開予定となります


Creater Interview #163  Toki

最後は歌い手の「Toki」さんです。なお、誌面上でのインタビュー内容は簡易版となっており、誌面上では語られていない内容につきましては別途、動画にて音声公開を行う予定となっております。公開となりましたら、是非インタビューと合わせてチェックしていただけると幸いです。

X:https://x.com/air_on_the

Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。
歌を歌っているToki(読み方はとーき)です。

普段は歌ってみた動画の投稿をメインに活動しています。
最近活動2周年を迎え、これから活動の幅を大きく広げていこうと考えています。

Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。
PCであったりスマホを触りはじめたのは高校生になってからだったのですが、まだ自分でコンピュータを持っていなかった時(大体小学2年生くらい??)に兄が試聴していたニコニコの生放送(パズドラ究極攻略だったかな…)であったり、ボカロ楽曲であったりを側で視聴しており、そこでニコニコ動画というプラットフォームを知りました。

Q3:ニコニコで作品を投稿しようと思ったきっかけについて教えて下さい。
ニコニコ動画では、歌ってみたという文化が数々の人によって育てられてきました。
歌ってみた動画という文化に参入するにあたってニコニコ動画に投稿するということ、ニコニコ動画で視聴してもらうということは欠かせない条件だと思ったからです。

Q4:YouTubeがとても大きなプラットフォームとしてありますが、どうしてニコニコ動画にも投稿しようと思ったのか教えて下さい。
個人的にニコニコ動画に対して、「一緒に遊ぼう」みたいな空気感を感じています。(めちゃくちゃポジティブな意味で)
そういった文化の先駆けが投稿されていた場所であるので、僕のような新規の投稿に対しても非常に寛容で、正直自分の動画が再生されることやコメントいただけることはとても助かります…

Q5:ニコニコ動画に作品を投稿する強みやメリットは何だと思いますか?
先述の通り、新規勢に対しての寛容さが非常に強いと思いますし、リスナーからのコメントに暖かみがある点も良いと思います。
勿論それ相応のクオリティであったり、認知度が求められる場面もあるのですが(歌ってみたcollection等の大会では)、その本懐はやはり「一緒に遊ぼう」にあると思うので、クリエイターの「こんなの作ってみたんだけど、どうかな??」に対して「めちゃくちゃ良いじゃん!!面白い!!」とか、「次の作品もあるんでしょ??楽しみ!!」とか、そういったコメントが来る時は本当に活動していて良かったと感じますね。

Q6:VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。
やっぱり兄がやっていたPSP(Play Station Portable)の『初音ミク-Project DIVA-』からですかね。

初めて聞いたボカロ楽曲がジミーサムPさんの『No Logic』で、兄がプレイしていたのを片耳で聞いていました。
僕もめちゃくちゃ幼かったので「凄く歌が上手!!声が凄く特徴的!!」って感想でした笑
その後その楽曲が「VOCALOID」という機械音声で作られたものなのだと知り、ボカロ楽曲に興味を持っていきましたね。そのあと(2012年辺りかな??)任天堂から3DSが発売され、僕は真っ先に親にProject miraiを買って欲しいとお願いしましたね笑
なんたって「No Logic」が収録されてるんですから。

Q7:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。
憧れているクリエイターはsyudou!!

作品は全部好きです。特に彼は特徴的な曲と声、最近は歌唱力にも非常に磨きをかけてると感じます。
アーティストとしての魅力はもちろん、そのブランディングであったり、活動者としての心構えも真似していきたいところですね。
彼は最近の2年間くらいライブを頻繁に行ってまして、そのライブには今のところ全部行ってます。成長を共に感じる(勝手にですが笑)ところが強くて、本当に歌が上手くなってるし、自分も実践経験とか踏んでいきたいなと感じますね。

Q8:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。
1日〜2ヶ月です!!

というのも、結構僕は『最速投稿』っていうのをする時がありまして、僕の好きなクリエイターがsyudouなんですが、彼の楽曲が出た次の日にたまーにカバーを投稿したりします…笑
最近だと『命綱』という楽曲のカバーを1日で作って投稿しましたね。1000回くらい再生してもらえてハピハピハッピーです。

Q9:いつもどうやって収録をしてますか?
スタジオをレンタルして収録します。

高校生までは実家にいたので宅録でしたが、大学生になってからは一人暮らしで、流石にアパートで録音はできないので…笑

Q10:こだわりの機材はなにかありますか?
こういう時に『自分の喉!!』とか言えたらかっこいいんでしょうが普通にマイクとインターフェースですかね、、、

マイクは今のところNEUMANNのTLM103(スタジオレンタルですが)を使ってまして、オーディオインターフェースはUniversal AudioのAPOLLO Soloを使ってますね。やっぱり機材は高価なものが多くて買う時もめちゃくちゃ悩みます笑
性能だったり機能をどう見るかであったり、自分に適してるかを判断するのは大変ですが、なにより、
何よりも自分が使っていて楽しい!!リスナーにさらに良い音を届けたい!!こういった動機が非常に強いです。

Q11:ご自身の今後の展望などありますか?
今後は歌い手という枠に収まらず、いちアーティストとして活動していきたいと思っています。

自身で楽曲制作に手を出してみたり、歌のスキルアップなどかなり多くの準備を忙しいながらも行っています。

Q12:普段作品を聞いてくださっている皆様やこれから作品を聞く皆様へ一言お願い致します。
いつも僕の活動を見守っていてくれてありがとう御座います!!

皆さんのおかげで、ここまで活動を続けてくることができましたし、これからも頑張ろうと思えます!!
上に上に!!どんどん上がっていきますので、これからもよろしくお願いします。
これから作品を聴いてくださる皆様、
一緒に遊びましょう。

今回のインタビュー内容は一部分となります。全編音声版につきましては別途公開予定となります


いかがだったでしょうか。今後もこうした様々なクリエイターの皆様へのインタビューを通じて、普段の活動や投稿される作品への想い等お伺いさせていただき、クリエイター支援のきっかけにできるように頑張っていければと思っております。今後ともよろしくお願い致します。

【4】最後に

#181。いかがだったでしょうか?こんな感じでインタビュー企画を次号以降は暫く掲載を行っていきます。なお、更新頻度は暫く週2回実施予定です。更新されましたら、お知らせをさせていただきますので、TimesのXアカウント、またはnoteのフォローをしてお待ちいただけますと幸いです。

それではまた次回、#182でお逢いしましょう(`・ω・´)ゞ

エディター(執筆者&構成&発行等) サポーターNO.118 ドロイド