目的が手段に変わる時、成長を感じる

がり勉ミドラーのNIREです。

先日の投稿の中で、noteでの発信は目的ではなく手段の一つでしかない、というようなことを冒頭で書きました。

このことを書いた時、ふととある記事を思い出しました。
それが↓

ざっくり言うと、目的と手段が入れ替わっちゃう時があるよね、特に自分の目線をどこに置くかで変わりやすくなるよねっていうお話。

最初はテストで良い点を取るという目的のために勉強という手段を使っていたのが、大学に入るという目標の手段はテストで良い点を取ることで、いつの間にか目的が手段に変わっている、ってな感じ。

自分の好きな記事はpocketに保存していてたまに読み返したりするんですが、目的と手段が変わっちゃうことをしっかり分析している良い記事ですよね(謎の上から目線)。


これとは別の話で、部下や若い子達に目的と手段を間違えないよう伝えることが多いですが、気がついたら手段が目的になってることって多いんですよね。

普段の仕事でいえば、上長への情報共有とか締め作業のチェックリストとかよくあると思うんですが、それらは何か問題を起こさないための手段であって目的ではないわけです。

上長側も気をつけなければいけないのですが、自分が心配だからといって情報共有や締め作業のチェックに時間をかけさせたら本末転倒なわけです。
だって一番の理想は、情報共有されなくても締め作業のチェックが行われなくても、その業務が何の問題もなく円滑に進みさえすればいいわけですからね。
そう考えると、手段が目的になってしまうことだけは避けたほうが良さそうです。


ここまで目的と手段の話をしてきましたが、冒頭で紹介した記事と、後半NIREさんが説明した内容とでは、少し意味合いが違ってきますよね。

冒頭では、目的が手段に変わってしまうことがあるということ、後半は手段が目的に変わってしまうことがあるということ。

冒頭の話は、目的が手段に変わることで、その先にさらに大きな世界が広がっていて、どんどん成長しているように見えませんか?

最初はテストでいい点を取ることが目的で、その為の手段は勉強でした。
継続的にいい点を取ることが出来るようになったので、今度は目的がいい大学に入ることに変わり、手段がテストでいい点を取ることになりました。
どんどん世界が広がっていますよね。

そう考えると、どんどん目的が手段に変わっていくよう努力していくことの大切さが分かります。
ただ、逆に手段が目的に変わってしまうことが悪いことなのかというと、必ずしもそうではないと思います。

意味もなく手段が目的に変わるのはダメだと思います。
上述の通り、ただの作業が目的になってしまうと生産性にかけてしまうので。

ただ、スタートの目標が高い目標の場合、どんどん手段をブレイクダウンしていかなきゃいけない場合があります。
1億の売上を出すという目標を立てた時に、5人の部下にそれぞれ2000万の売上を出すよう指示をしたとすると、それが手段の一つになります。
ただ、5人の部下からすると2000万の売上を出すことが目的であって、手段ではないんですよね。
そして5人の部下も、2000万の売上を出すために色々な手段を考え、目線が変わるとその手段が目的に変わっていく・・・。

自分でも書いていて何が何だかですが、そういうことです!

結論としては、各々としては目標が手段に変わるよう日々努力していくべきだということ。
そして行き詰ったら、一旦手段を分解してみるのも重要かもしれない、といったところだと思います。

改めて自分の目標がなんだったのか、深く考えさせられました。

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