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厚労省専門家・都内のワクチン4回目接種「高齢者は約4割、施設は5割が8月以降に…」

*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/
*****令和4年7月4日(月)第776号*****

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厚労省専門家・都内のワクチン4回目接種「高齢者は約4割、施設は5割が8月以降に…」
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 厚生労働省の新型コロナ感染症対策アドバイザリーボード(厚労省専門家会議)は6月30日、新規感染者数について「全国的に上昇傾向に転じており、今後の感染状況の動向に、特に注視が必要」とする分析結果を発表した。

 これを踏まえて「高齢者の感染を抑制するため、介護福祉施設における対策の徹底が必要。重症化予防のため、入所者に対するワクチンの4回目接種を進めることが重要」等と指摘した。

 一方で厚労省専門家会議は、都内のワクチン4回目接種について「高齢者の約4割は、8月以降が接種可能時期を迎える」「都内の高齢者施設の5割以上は、8月以降に接種が開始される」=グラフ・厚労省HPより。黄色のラインマーカーは、弊紙による加工=等との見通しを示し、夏場に感染が拡大した場合に対する「懸念」を示した。

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