見出し画像

「今後、コロナの流行が起きた場合は、早期診断と治療が極めて重要になることは明白だ」

*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和6年7月17日(水)第1267号*****

◆◇◆◆◆─────────────
「今後、コロナの流行が起きた場合は、早期診断と治療が極めて重要になることは明白だ」
─────────────◆◇◇◆◆

 新型コロナの新規感染者数は、直近で9週連続で「増加」している=弊紙7月12日号で既報=が、コロナ感染者等の治療に当たる専門医の学会が、今後の感染拡大に「警鐘」を鳴らした。

 具体的には、今年3月末で終了した、全額公費負担のコロナワクチン「令和5年秋開始接種」で、感染した際に重症化リスクが高いとされる65歳以上の高齢者の接種率が、最終的に53.7%に止まったことを踏まえ――

 「低調だったこの状況から今後、感染の流行が起こった場合、早期診断と治療が極めて重要になることは明白だ」と指摘した。日本感染症学会・日本化学療法学会・日本呼吸器学会の3学会の理事長が連名で、7月2日に武見厚労大臣に「要望とご提案」=画像・赤色の下線は弊紙による加工=を提出した。

ここから先は

1,828字

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?