マイナ保険証による電子処方箋「医療機関等全体の運用は18.9%だが、薬局は半数以上…」
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*****令和6年11月20日(水)第1348号*****
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マイナ保険証による電子処方箋「医療機関等全体の運用は18.9%だが、薬局は半数以上…」
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政府は、国民がマイナ保険証を利用するメリットの一つに「医療機関や薬局での電子処方箋が運用でき、リアルタイムで処方箋情報がわかる」ことを挙げてきたが、その運用率は11月10日時点で「医療機関・薬局の18.9%にとどまっている」ことがわかった。
昨日(11月19日)の会見で福岡資麿厚生労働大臣=写真は11月7日にハローワークを視察した後の会見の様子・厚労省HPより=が、記者からの質問に答える形で明らかにした。さらに福岡大臣は「医療機関、病院や診療所は『低調』だが、薬局については『半数以上』で導入されている」
「(国民の)皆様方が、薬局においてマイナ保険証を活用することにより、最新の処方・調剤情報が把握でき、重複投薬などのチェックも可能な環境が整いつつあると認識している」と述べ、今後もマイナ保険証の利用促進を進める方針を、あらためて示した。
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