「高齢者が、感染力が強い『KP.3』に感染すると、重症化される方が急増する可能性が……」
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*****令和6年7月23日(火)第1271号*****
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「高齢者が、感染力が強い『KP.3』に感染すると、重症化される方が急増する可能性が……」
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現在の、新型コロナの感染拡大では変異株「KP.3」が主流だが今後、新規感染者数が8~9月にピークを迎えた際に「感染した高齢者で、重症化される方が急増する可能性がある」と警鐘を鳴らした=画像・東京都医師会の記者会見資料より。
その対策として「治療薬が、もっと自己負担が軽くなるような施策が必要だ」と指摘した。東京都医師会の尾崎治夫会長が、先週火曜(7月16日)の定例記者会見で「新型コロナウイルスの今後の動向」を説明し、この中で提言した。
尾崎会長は、これまでの変異株と比べて感染力が強いとされる「KP.3」による感染が、8月から9月の夏場の暑い時期に拡大した際に特に高齢者は、今年5月頃から続く暑さで体力がすでに消耗している点と併せて「重症化するリスクが高くなる」等と指摘した。
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