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看護職で働き続ける自分が想像できなくなった30歳直前ワーママが、ワクワクできる仕事を見つけデータサイエンティストに未経験転職を成功させた話

このnoteでは、看護師・助産師の仕事を続けていくことに不安を感じた29歳の私が、POSIWILL CAREER(以下、ポジキャリ)を通じて自分の強みとチャレンジしたい仕事を見つけ、データサイエンティストとして未経験転職を成功させた体験談を記載しております。

損得勘定で物事を考え、自分の気持ちがない
自分の強みがわからない
他人の評価が気になり、顔色をうかがってしまう
不適切な言動をとっていないか不安

これまでのわたし

他人より優れているところや良さをわかっている
自分の感情をコントロールできる
自分にとっての幸せがなにかわかっている
この先困難があってもなんとかしていけると思える

いまが楽しいし、幸せ

いまのわたし

意識しなくてもできてしまうことを芯にして、どうなりたいか?どう生きていきたいか?を固められれば、自分の納得のいく選択をすることができるんだ。
ということが伝わればいいな、と思っています。

私の人生を変えた「75日間で得た成功体験」が、過去の私のように悩んでいる人の後押しとなることを祈っております。

ずっと抱いていた不満

まず前提として。
看護師になった30%以上の人は、看護師の「自立して生きていくことのできる職業」である側面に魅力を感じ看護師になったのだという。
いわゆる”潰しが効く”のが魅力的、ということだ。

ナースではたらこ より 画像抜粋

損得勘定で動いてきた私は、給料もいいし自分が病気になったときも困ることが少なくなるだろうという理由で看護職の道を選んだ。

実際、転居の都合で転職することになってもすぐに職を見つけることができたし、20代前半は周りよりも良い給料をもらっていた。
しかし、どこまで技術を磨いても、経験を積んでも、どこか心の中に漠然とした不安があった。

やれるけど、できるけど、なんか楽しくない。

30歳が目前に迫ろうとしているとき、医療職以外で働いている同年代はどんどん給与がベースアップし、立場が上がり、裁量をもって仕事していた。
「いまこんなことしてるんだ~」と自分の担当業務について楽しそうに語る友人が輝いてみえた。

私は?

「この違和感を抱えたまま、この先もずっと看護職で生きていくのかな」という不安が、30代に入ろうとしている自分を危機感として煽ってきていたのだった。

ポジキャリ無料相談との出会い

そんなとき、インスタグラムで流れてきた広告が目に留まった。

思わずスクショした

30歳を超えたら基本的に未経験転職は難しいらしい。
なら、飛び込むならいましかないんじゃないか?

周りにも家族にも、自信をもって自分の仕事内容を語れる私でいたい。
仕事も私生活も心の底から楽しんでいたい。
私の強みはなにで、それを生かせる仕事はないのか?
こんな思いで、”詳しくはこちら”を踏んだ。

「転職したいと思っているけど…看護職から他職種に移るのって正直厳しいですよね?」

45分を最大に有効活用し、聞けることを全部聞こう!(本音:有料コースを案内されても、そちらはご遠慮させていただこう!)と、初対面のカウンセラーの小出さんに、それはもう前のめりで、ずけずけといろんなことを聞いた。そして自分を語った。

ある程度は予想通りの返答が返ってくる中で、ふと、こんなことを言われた。

「どうしてそこまでロジック寄りで考えるんですか?」

「ロジック抜きで熱中できて、頑張らずともできるモチベーションの根っこはどこにあるんでしょうか?」

……なんでだろう。
コスパ・タイパ・損得勘定で生きてきたからなのか、考えたこともなかったことに気づいた。

ポジキャリなら、根っこから自分を見つめなおせるのか?
現状から逃げる転職ではなく、納得した、芯がある、そして自分が幸せになれる転職ができるのでは?
という思いががフツフツと芽生え始めた。

「いまの仕事に不満があるのは知ってたよ。
現職を続けたいのか、転職したいのかわからなかったけど、もし変えたいのなら早いに越したことはないし、今後の人生が幸せになるなら、(有料だとしても)安いものじゃないか。」
と応援してくれる家族の支えもあり、ポジキャリを受けることを決意したのであった。


自信があったはずの自己分析

担当してくれることとなったのは、トレーナーの藤井なつみさん。

初回は自己分析。正直これには自信があった。
自分や周りについて分析することは好きだったから、サクッと終わってしまうだろうと高をくくっていた。
ひと通り話をした後に、藤井さんからこんなことを言われた。

誰かの期待に応えようと、周りの目を常に気にしているんだと思います。それは良さでもあるけど、自分が苦しくなってしまっている。
自分で自分を認めてあげて、自己承認を高めていく必要がありますね。

自分の強みはなにか聞かれたときに羅列することはできても、自己承認ができているかといわれると「できています」と答えられなかった。

内申点満点の良い子ちゃんでやってきた私は、人の顔色をうかがうのは得意だった。でも、自分が本当に得意なものはなにで、自分に合っている環境はどんなところなのか?自分の”ほんとのところ”については全く分かっていなかった。

自己理解フェーズを通して、以下を目標にトレーニングしていくこととなった。

・過去の振り返りをし、自分の持ち味、強み、スキルを言語化して自分に合った仕事を明確にする。

・過去のポジティブな体験を振り返り、自分のモチベーションの源泉を言語化して、自分がどんな環境だったら合うのかを明確にする。

・将来の理想に対して「できるか」ではなく、「どうしたいか」で考え人生の軸を作り、そこから逆算したキャリア軸を作る。

・思考の癖をコントロールするために、過去の痛みをインナーチャイルドで癒し、肯定的に捉え直す。
また、自己承認を高めるトレーニングを継続していく。

インナーチャイルドワーク

ポジキャリの中で最も自分に影響を与えたのは、インナーチャイルドワークだった。
インナーチャイルドを知ることで、自分の認知の癖を知ることができるのだが、この認知の癖があることで、物事を歪んで捉えてしまう。
私の場合、インナーチャイルドが根本的問題となっていたようで、深掘りすること自体がかなりきつかった。

トレーニング終盤で自分の口から出たインナーチャイルドに対する声掛けがそのまま今の自分の心に響き、気づいた時には泣いてしまっていた。
(いま思い出しても泣けそう)

↑インナーチャイルドについては上記のサイトの冒頭部分がとても分かりやすいので興味がある方は覗いてみてください。

ネット情報によると、自分でインナーチャイルドワークを行うことも可能らしい(本当かな?)が、私は藤井さんがいたからこそトレーニングを完遂できたのだと感じている。

このトレーニングを経て、自分の認知を歪めていた要因を知ることができた。
そして、感情が揺さぶられたときも元の冷静な自分になれる技術も身につけることができた。

過去の自分を受け入れること。
言葉にすると簡単なようだが「仕方がなかった」と腹の底から思えるようになるのは難しい。
不安な思いに蓋をせず、寄り添いながら生きていくことこそが、しあわせに生きるために必要だったと知ることができた。

何が私をワクワクさせる?

次に大きな影響を与えられたのは、何が私をワクワクさせる?か言語化するワークである。

今までは、給与や福利厚生ばかりに注目して職場を決めていた。そう、これも損得勘定。
売り手市場の環境だったため転職に苦労したことはなかったが、いつもどこか納得できず、不満を持ちながら働いていた。

これまでの人生体験から、自分が何に喜びを感じ努力せずとも成果を残すことができるのか、それはどんな環境なのか、探っていく過程を踏んだ。

その結果、
・明確な目標を設定し、そこに向けて努力すること
・成長が実感できること

・カルチャー(企業と従業員の間で共有されている価値観や行動様式・生活習慣)が合っている環境であること
ということがモチベーションの源泉だった。

ロジック抜きで熱中できて、頑張らずともできる、私のモチベーションの根っこはここにあったのだ。
これが満たされれば、私はワクワクできる。

じゃあ、何を仕事にしていこうか?

自分の持ち味を活かすためには、対課題で、目標に対して逆算して熟考する仕事内容で、環境としてはスタートアップやベンチャー企業が合いそうだということがわかった。
自分で職業研究していくなかでデータサイエンティストという仕事があることを知り、仕事内容と自分のモチベーションの源泉が合致しそうで、これだ!と思った。
実際にPythonや統計の勉強にも取り組んでみて、楽しいと思ったし、これが仕事になったらワクワクしながら働けるだろうと確信した。

カルチャーの合う職場で、データサイエンティストになる。これが転職フェーズでの私の目標となった。

※ ↓自分を知るために参考にした診断ツール。
興味のある方はぜひ!
ちなみに私は「思慮深さ、向学心、公平さ、知的柔軟性、審美眼」が強みで「建築家(INTJ)」です。

データサイエンティストになるために

実務経験のない29歳がデータサイエンティストになる、というのは正直無謀な挑戦である。

私ができることは、本気でデータサイエンティストになりたいという強い意志を示すことと、採用担当者に「この人は成長して活躍してくれそうだ」とイメージさせるアピールをすることであった。

具体的には
・データサイエンティストの仕事について調べ尽くす
(XやYouTubeでの情報収集、実際に働く人から話を聞く→良い面も悪い面も理解して面接に臨んだ)
・職務経歴書を作り込む
(転職先でも再現できそうな強みを記載することを意識した)
・業務で使うツールに触れてみる
(Pythonでコードを書いたり統計検定2級の学習と過去問演習を行なって、苦手意識が生まれなかったことを確認した)

人生変えてやる!絶対データサイエンティストになる!と熱量を絶やさず、“いま”やるべきことは何か考え努力しつづけた結果、カルチャーが合いそうな第一志望企業から内定をいただくことができた。


ポジキャリを卒業して

ポジキャリを卒業して、私は以下の成果を出すことができた。

自己コントロール力
・思い出したくなかったような過去の自分や事件を「仕方なかった」と承認した。痛みを感じるような出来事が起きても、感情をコントロールできるようになった。

自分自身を大事にすること
・自分の楽しい気持ちを見逃さないようになった。嫌な気持ちに蓋をしないようになった。
・自分の意思を無視して”理論上の正解”に進むことが、最善ではないことを知った。

軸のある転職のノウハウ
・職務経歴書を書いたことも一般職にエントリーしたこともなかったが、転職フェーズでプロが伴走してくれたおかげで1からセオリーを学ぶことができた。
・今後もしスキルアップ転職することになっても、自信を持って臨めるだろうと思えている。

自己投資する価値のあるサービスだ、と私が思う理由

1.自分と他者からみた、深い自己理解ができる
45分の無料相談でポジキャリのトレーニングについて概要を聞いた時点で、「学生が進路選択をする時点で取り組むべき必須項目」だと感じた。これを義務教育化してくれ…!と。

努力しなくても簡単にできてしまう、自分のすごいところってなんだろう。これが仕事になったらすごいパワーが生まれるし、自己肯定感も価値も上がっていく。
その一方で、人には弱みもある。過去のトラウマもある。一度「仕方なかった」と許容できると、また弱い自分が出てきても冷静に対処ができる。
このベースがあるからこそ自信をもってキャリア選択できるのだと思う。

2.自分にとって幸せに生きるための条件が固まる
捨てて良いところ、自分にとっては必須なところがわかることで、自分を大事にする生き方を選択していける。
「そんなこと」って言われても、気にしない。
私には大事なんだ、と胸を張っていえることは幸せに生きていくために必要な自己承認であったと感じている。

これらのことは、もしかしたら本やネットで技術を学べば自分でもできたのかもしれない。
だが、プロに伴走してもらうことで、最速で適切に自己理解を深め、私を最適化することができたこと。「自分の取り扱い説明書」が作れたこと。
これはポジキャリを受講したからこそなし得た成果物であると感じている。

どんな人がポジキャリで結果を出せるか

とはいえ、ポジキャリは素敵な自分に"生まれ変わらせてくれる"ものではない。
ポジキャリは伴走してくれるだけ。プロだからこそ、ときには核心をついたことをズバッと言ってくる。トレーニングには多少の痛みを伴うこともあるし、自分に向き合い悩むことも多い。

実際、私は家事育児フルタイム勤務の隙間合間でしか自分の時間がなかったが、昼休憩やダラダラしていた時間を全てワークに取り組む時間に変えた。
(絶対に元を取ってやるという情熱も後押しした)

現状を変えたい、自分を知りたい、と能動的な姿勢で取り組める人が、大きな成果物を手に入れることができるのだと思う。


最後に

私は自分の考えを話しながらまとめていくタイプなのだが、最初は現状の自分の何が不満で、ポジキャリを経てどうなりたいのか、うまく言語化できずに堂々巡りしてしまっていた。
そんな私の話をうなずきながら静かに聞いてくださり、ときには共感し、ときには現実を教えてくれたトレーナーの藤井さんのおかげで、いまの私があると思っている。

また、自分もクタクタになって帰ってきているのに、私のやりたいことを尊重してくれた夫。
文句も言わず家事育児のほぼ全てをやってくれて、一般職の知識を教えてくれたり転職相談に乗ってくれたから、結果を出すことができた。

やはり、私ひとりではここまでくることができなかった。みなさん本当にありがとうございました。

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